一眼カメラとスマホのカメラ撮影テクニック
主に一眼カメラの方を対象にしていますので参考にして頂けると嬉しいです。専門用語が多いですが、別ページに書いてありますので参考にして下さい
※スマホ撮影の方は、構図を参考にしてズーム機能(拡大・縮小)や画像編集で対応できます
目次
向野橋 夜景の撮影 標準ズームレンズ APS-Cで撮影 撮影日2023年1月
学べること
- 構図
- 夜景撮影
- ホワイトバランスの色補正
- ゴーストとは(光の点)
- 三脚の利用時の注意事項
参考設定
・撮影モード:絞り優先モード(A Av) マニュアルモード(M)
・絞り:F11~13
・シャッタースピード:20秒~
・ISO感度:ISO100
・ファーカスモード:AF-S ワンショット or マニュアルフォーカス
・フォーカスエリア:シングルエリア or マニュアルフォーカス
・手振れ補正:三脚利用時はオフ
・画質:RAW
・保存サイズ:L
・仕上がり設定:スタンダード・風景など
・ホワイトバランス:太陽光 オート 詳細設定
・画像編集:ライトルーム
・連射速度:一枚撮り or 連続撮影
使用機材
・レンズ:シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
・三脚
・レリーズ
・レンズペン・ブロア(レンズ掃除)⇒カメラ初心者の方が買うもの
コメント
撮影場所:
向野橋は、名古屋駅ビル群を一望できる人気の場所です。夜間は橋の照明が無いので暗くて怖いですが、早い時間帯なら人通りも多く安心して撮影することができます
あまり遅すぎると人通りも少なくなることや、オフィスの照明も消えてしまうので夕方くらいから夕焼けと夜景と一緒に撮影しても良いかもしれないです
1月に撮影に行ったので風が冷たく寒かったので暖かい恰好で撮影に行ってくださいね。
黄金跨線橋は向野橋の南西の位置の別の端になりますがぜひ行ってみてくださいね。転車台に乗り込む時間帯は分からないのですが、調べてみると20:00台に3回見た方がいますよ
駐車場は北側の民間の有料駐車場に止めてください。黄金跨線橋も向野橋も両方行けます
撮影レンズ:
17~70mm標準ズームレンズの画角でも十分に撮影ができる場所でした。広角で全体を撮影したり、望遠で切り取ったりして撮影を楽しまれてくださいね。
構図:
名古屋駅ビル群と線路のバランスになると思います。だいたい1:2の割合で撮影すると主題と副題がわかると思います。
電車を入れることで主題が変わってきますので電車に合わした構図を探してみてくださいね
撮影時間・天気:
1月の19:00~20:00までいましたが季節によっては時間帯が変わってくると思います
初めての方は夕暮れくらいに行くのが良いと思います。刻々と色が変わっていく名古屋駅ビル群を見ることができますよ
休日や深夜になるとオフィスの照明が消され、人通りも少なくなりますのでお勧めはできないです
撮影方法:
長時間露光でカメラを固定しますので三脚を利用して液晶撮影になります。撮影場所が決まりましたら三脚を設置して構図を微調整しながら撮影してくださいね
シャッターを押すときにカメラがブレるのでレリーズを利用して遠隔で撮影してください。
撮影モード・フォーカスモード・フォーカスエリア:
絞り値を変えれる、絞り優先モード(A・AV)・マニュアルモード(M)になります
全体をシャープに撮影するときはF11~13で撮影すると良いですが、F値を変えることで光芒の見え方も変わりますのでF値を上げながら(F11~22)好きな光芒の形で撮影してくださいね。今回は主にF11です
ISO感度はISO100で固定して、絞り優先モードは露出補正で、マニュアルモードはシャッタースピードで明るさを調整してください
だいたい20秒くらいになると思いますが、30秒を超えるようでしたらISO感度をISO200にしてください。もっとシャッタースピードを早めたい方はISO感度を200~400くらいにしても良いですがカメラによってはノイズが乗ります。
お試し撮影でわざとISO感度を800~1600まで上げてシャッタースピードを数秒にして構図を確認してから、ISO100でシャッタースピードを20秒に戻して撮影することもあります
仕上がり設定・ホワイトバランス:
仕上がり設定はスタンダードや風景が良いです。
ホワイトバランスは太陽光で大丈夫で撮影すると色被りします。色被りすると全体がオレンジや緑色が乗るので色補正する必要があります。
ちょっと難しいですがホワイトバランスで色を直すことができますので、オートで撮影したり、詳細設定で個別で色を直すことができます。
ビルの撮影は青を少し入れた方が綺麗に見えますので青を足して撮影してみてくださいね
三脚・一脚:
三脚を利用して長時間露光で撮影してくださいね。三脚使用時は手振れ補正はオフにします。
電車が走ると橋が揺れるので手振れ補正をオンにしましたが、カメラ内手振れ補正でブレていました。電車が走って揺れる時の写真は良く確認してくださいね
風が強い日は三脚がブレてしまいますので体で風を受け止めて撮影すると良いですよ。
アイテム:
シャッターボタンを押すときにカメラがブレてしますのでレリーズやリモコンを利用してくださいね。
レンズの汚れが出ない様にレンズペンやブロアーなどを使って掃除してくださいね
注意事項
・現地は暗いので夕暮れから撮影にお出かけした方が良いです
・三脚を利用する場合は手振れ補正をオフにします。三脚から外したらオンに戻してくださいね
・風が強い日は体で風を受けて三脚に風が当たらない様にしてください
・レンズの汚れが必ず写真に出ますので自宅でレンズを綺麗にしてくださいね。現地や車内は暗くて汚れがわからないです
・橋の上で風が吹いているので、レンズ交換でゴミが入ったり、カメラグッズが飛ばない様に気を付けて下さい
関連する項目
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撮影写真
上の写真はホワイトバランスを太陽光で撮影すると色補正がされず、全体的にオレンジや緑が入りますのでホワイトバランスで色補正をする必要があります。
カメラ内で色の補正をするにはホワイトバランスのオート設定や、詳細設定で直すことができます。
下の写真は画像編集ソフトのライトルームでオレンジを色補正(青を足す)した写真になります。オレンジは取れたのですが緑が残っていますので緑色を色補正(紫を足す)します
下の写真は緑色を色補正(紫を足す)した写真になります。全体の色が補正されて自然の色になっています。照明によって色被りを起こしますので色補正によって色を戻してください。
ビルなどの町の夜景は青を足すと雰囲気良く撮影されますのでワザと青を足しても良いですよ
上の写真の中央の上にはゴーストと呼ばれる光の点があります。照明などの強い光が当たると光の点がどうしても出てきます。品質の良い高いレンズは出にくいですが出るときは出ます。※レンズによっては出やすいのもあります
正面からの光なのでフードレンズも意味が無いので、レンズの向きなどを変えることでゴーストが移動したり、消えたりします。下の写真は消えています
上下とも焦点距離23mmで撮影しています。上の写真は空を多く入れて、下の写真は線路を多めに入れています。主題によって入れる面積を変えてくださいね
下の写真はちょうど中間くらいです
上の写真は右端の鉄塔が中途半端に途切れているので、下の写真でしっかりと入れました。左のビルも左によって中途半端感が無くなりました
下の写真は電車が走ってきたので電車のレーザービームが撮れています。シャッタースピードは20秒で撮影してます
上の写真は止まっている電車を撮影しているので止まっていますが、後ろは動いているので光の残像が撮影されています。
下の写真はちょっと下に向いたので電車が途切れていますのでしっかりと入れて撮影しないといけないですね
下の写真は空を無くしてビル群と電車のコラボの撮影になります。電車は隠れているので、ビル群が主題で、電車が副題になりますね
縦構図と横構図で切り取っています。電車の待機場所もとっても映えますね。ビル群の背景が良い感じです
上の写真はビル群を多く、下の写真は線路を多く入れています。電車の走る向きを多く入れると走り出しそうな雰囲気ですね
撮影位置を移動したり、カメラの向きを変えるだけで様々な景色を撮影することができます
ちょっとわかりにくいですがF値によって光芒のトゲトゲの雰囲気が変わります。下の写真からF16⇒11⇒5.6
ちょっとわかりにくいですがF値によって光芒のトゲトゲの雰囲気が変わります。下の写真からF16⇒10⇒4.5
向野橋の鉄橋を入れて撮影してみました。橋の上から撮影しているのがわかりますね。名古屋駅ビル群も入って良い感じに撮れていますが、ちょっとビルが柱に被っているので下の写真でしっかりと入れています
奥行き感もあっていい感じです
下の写真はさらにビル群を大きく撮影
上の写真は自転車のレーザービームです。下は無しです。ちょっと人が入ると雰囲気が変わりますね
名古屋駅ビル群の反対側には近鉄電車の保管庫があります。照明がたくさん並んでおりとっても綺麗ですね。下の写真は少し望遠にして全体敵にキラキラ感が増して、電車も大きく写っています。
望遠で切り取ったりして大きく撮ったり、余分な場所を切り取ってくださいね
下の写真はさらに大きく撮影しています。ゴーストがかなり出ていますので撮影位置を変えたり、レンズを変えてみたりしてくださいね
下の写真は縦構図で撮影しています。奥行き感がさらに協調されますね
向野橋から南西に移動して黄金跨線橋で撮影です。ここでは近鉄電車の切り返しを撮影することができますので一緒に行ってみてくださいね。※なかなか来ないです⇒黄金跨線橋
夜間でスローシャッターにしているので電車が動いている間は光の光跡になります。シャッタースピードを速くして電車の動きを止める必要があります
切り返しの場所の手前で止まったところを撮影しました。なぜかそのままバックして戻っていきましたので回転するところは撮れなかったです。
回転している時は高速シャッターで撮影しないとブレてしまいますのでISO感度を上げてシャッタースピードを速めてくださいね
関連キーワード
撮影場所を見る⇒向野橋
⇒冬の撮影
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撮影者プロフィール
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- 愛知県2024.11.04油ヶ淵水辺公園・水生花園(7月)愛知県碧南市の観光・撮影スポットの名所
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