一眼カメラとスマホのカメラ撮影テクニック
主に一眼カメラの方を対象にしていますので参考にして頂けると嬉しいです。専門用語が多いですが、別ページに書いてありますので参考にして下さい
※スマホ撮影の方は、構図を参考にしてズーム機能(拡大・縮小)や画像編集で対応できます
目次
木曽三川公園センター アイスチューリップの撮影 望遠ズームレンズ 冬の撮影 APS-Cで撮影 撮影日2023年1月
学べること
- 構図
- 望遠レンズで切り取り方法
- 色とりどりのチューリップの撮影方法
- 曇りの日のホワイトバランス
参考設定
・撮影モード:絞り優先モード(A・Av) マニュアルモード(M)
・絞り:最小
・シャッタースピード:1/250~
・ISO感度:ISO100~400
・手振れ補正:あり
・画質:RAW
・保存サイズ:L
・仕上がり設定:スタンダード・風景など
・ホワイトバランス:太陽光 or オート・日陰
・画像編集:ライトルーム
・連射速度:一枚撮り
使用機材
・レンズ:シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
・レンズペン・ブロア(レンズ掃除)⇒カメラ初心者の方が買うもの
コメント
撮影場所:
木曽三川公園は、色とりどりのアイスチューリップがとっても綺麗でしたよ。少し早い1月に撮影に行ったので開いていないですが2月になると開花し始め寒い冬に咲くので痛むのが遅く長く咲いておりますよ。
開花場所はタワーの入り口の先にちょっと狭い場所で咲いておりますが十分に撮影や鑑賞を楽しめます。
15:00過ぎに行きましたので建物の影になってチューリップの色がちゃんと色が出ていないです。午前中の日の当たる時間だと綺麗に色が出ますよ
休日と言うこともあってか多い時にはカメラマンが10人になり混戦状態になりましたので、遠くからの望遠レンズで全体を撮ることに決めました。
接写しようとするとお互いが邪魔をしあうのがあまり好きではないですが、望遠レンズの良さが伝わる写真をたくさん撮れたと思いますので良かったです。
その時の状態によって撮影方法を変えるのも良いですよ。気持ち的にも安心です。
チューリップ以外にも水仙が少し、梅の花が1本とちょっと寂しいですが咲いていましたので撮影してみてもいいかもです
構図:
主に望遠側・望遠で撮影してきました。望遠で撮影すると画角が狭くなるので4~5m離れた位置から一部を切り取るように撮影してます。もっと離れると全体を撮ることができて、1mくらいだと数本が入る感じになります
広い場所なら望遠レンズをうまく活用することで素敵な写真が撮れますのでお勧めですよ
望遠レンズの効果としては、圧縮効果と言う隙間を無くす写真を撮ることができます。広角レンズで撮影するとチューリップの間隔が広くなりますが、望遠レンズだと狭くなり密集して撮影することできます。
間隔が狭くなることで画面いっぱいにチューリップが咲き誇って見えますので綺麗な写真になりますのでお勧めです
今回は背景の植栽や通路などを入れないくらいの画角で、チューリップをたくさん入れて撮影しましたので写真を見てくださいね
近寄れば接写ができ、離れると広角も撮れるので望遠レンズはお勧めです。上達のコツが望遠レンズの焦点距離(135mm)を固定して1日その画角で撮影するとなんとなくわかるようになります。
被写体から離れることができる広い場所で撮影してくださいね
撮影時間・天気:
晴れの日の15:00過ぎに行ったのですが、アイスチューリップの場所は建物の影になっており全体的に青く写っております。
ホワイトバランスで太陽光から、オートや日陰などにすると元の色が出やすいですが撮り比べながら確認して設定してくださいね。僕はライトルームであとから修正するので太陽光で撮影して、画像編集でオレンジを300K足しました
カメラでも詳細設定もできますので慣れてきましたらカメラで設定してくださいね
晴れの日の15:00過ぎに行ったのですが、アイスチューリップの場所は建物の影になっており全体的に青く写っております。
ホワイトバランスで太陽光から、オートや日陰などにすると元の色が出やすいですが撮り比べながら確認して設定してくださいね。僕はライトルームであとから修正するので太陽光で撮影して、画像編集でオレンジを300K足しました。
午前中の太陽が当たる時間に出かけるとアイスチューリップの色がちゃんと出てきます。ただ、太陽が当たることで影も出てきますので撮影しやすい時間帯に行くか、午前から午後と両方楽しむのも良いですね
撮影方法:
ファインダー撮影でも、液晶撮影でもどちらでも大丈夫です。撮りやすい方で撮影してくださいね、望遠レンズで離れた位置からなのでファインダー撮影の方が撮影しやすいかもしれないです
ファインダー撮影は視度調整や視野率に注意してくださいね
撮影モード・撮影の設定:
絞り優先モードでもマニュアルモードでも撮影しやす方でいいです。
F値を変えて撮影できれば大丈夫です。今回はF値を最小にして撮影していますが、ボカシ具合を変えたい方はは最小~F8くらいを目安に撮影しても良いです
望遠レンズで撮影なので手振れが起きやすいです。手振れ補正もあるので人それぞれですがシャッタースピード1/250で撮影してブレていなかったらもう少し下げても良いです、ブレそうなら1/500にしてください
太陽光にもよりますがISO感度は200~800くらいでシャッタースピードを補えると思います。オートが楽です。
基本的には望遠レンズはかなり手振れを起こすレンズになりますので一脚や三脚を使って撮影すると良いです。三脚は場所や撮影がしにくいので一脚がお勧めです
フォーカスモード・フォーカスエリア:
花が密集した場所での撮影はマニュアルフォーカスがお勧めです。ピント合わせをしている時に思わぬ景色に出会えますので一度マニュアルフォーカスで撮影してみてくださいね
目視で合わせずらい方は液晶撮影にしてメガネボタンを押すと拡大してくれますので液晶撮影に変更して撮影しても良いです。
仕上がり設定:
チューリップの色が出るスタンダードや風景がいいです。色が濃すぎた場合は個別で彩度を落として下さい。お好みなので色やコントラストを抑えたい方はポートレートやフラットにして好きな設定にしてくださいね
ホワイトバランス:
通常は太陽光で色がおかしい場合はオートや日陰に変えてください。詳細設定をすることでより細かな設定ができます。僕はRAWで撮影していますので自宅に帰ってから細かい調整をパソコンでしています
三脚・一脚:
望遠レンズは手振れが起きやすいので三脚や一脚を使った方が手振れが起きにくいです。三脚は使いにくい場所なので一脚をお勧めします
一脚は僕が常に使用している機材になります。使われている方は見かけないのですが構図を固定したり、手振れを防いだりもしてくれます。足元が三脚になっているので独立で立つこともできます。
アイテム:
レンズの汚れが出ない様にレンズペンやブロアーなどを使って掃除してくださいね
注意事項
:望遠レンズは手振れが起きやすいのでシャッタースピードを1/250~500にして、ISO感度で補ってください
:午前中は日が当たり色が出て影ができます。午後は日陰になり写真が青くなり影が無いです撮影しやすい方で撮影してくださいね
:カメラマンが集まってきますので割と大変なので平日がお勧めです
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撮影写真
上の写真は夕方の日陰になる位置で撮影したので写真全体が青くなっております。下の写真は画像編集でホワイトバランスで+300Kのオレンジを足して青さが多少無くなっています。
日陰は写真が青くなるのでホワイトバランスで色を戻すことができます。
※ここから下のすべての写真はホワイトバランスで+300Kのオレンジを足しています
上下の写真の違いは外灯の柱の有無です。必要が無いものは消しましょう
下は右に移動しています。上下とも背景の草が無い方がいいですが全体を映すためにはしょうがないですね。全体が伝わる写真です
上は焦点距離は18mm、下は25mm
上は焦点距離は25mm、下は35mm。望遠側にすることで必要ないものを写さない様にできます。35mmではまだまだ入りますね!
上の写真は左下の黄色のチューリップが中途半端なので写さない方がいいです。下の写真は上の植栽とオレンジのチューリップを写さない方がいいです。
下を気にして上に向けたけど、上が入っちゃってますね!近づくか焦点距離を変えると良いです
上の写真は下の緑の葉が縦に広いのでチューリップの密度が薄いですがこれはこれで良いと思います
下の写真は緑の葉を無くしているので花が密集して見えます。
下の写真は上の写真の背景にある青いのを写らない様に撮影しています。ついつい目が行ってしまう必要が無いものは写さない方がいいですが、物によっては大丈夫です。
上は焦点距離50mm、下は70mmで切り取っています
上は焦点距離70mm、下は50mm
上の写真はチューリップの色で斜めの線を描いています。下の写真はたくさんの物を入れようとするとバラバラになりますがこれはこれで良いです。
整列している方が綺麗に見えますので、様々な物で線や構図を描いてみると良いですね
上と下は同じ70mmです。立ち位置を前後するだけで切り取りが変わります。
上下とも同じ焦点距離60mmでF4.0です。ピントの位置でボケ具合が変わりますね
上は手前のチューリップ、下はちょっと先の赤と黄色のチューリップ
同じ焦点距離60mm、F4.0の縦と横構図。横の広がりも良いですね
同じ場所と焦点距離70mmで少しカメラの向きを変えるだけで奥行き感が出ますね。
上はチューリップに目が行きますし、下は奥行き感に目が行きます
上下とも同じ焦点距離70mmですが、カメラの前後と高さが違います。上はチューリップの高さで横から撮るか、下は胸くらいで上から撮るか!
左上の中途半端な余計なものは消してね!
上と下の写真。下のピンクのチューリップは合った方が良いのかな?もう少し入れるか、写さない方が良かったかな?どうだろう
似たような写真を4枚並べました。右下のレンガや、屋根の上を入れたり、微妙な違い!
ここから下は望遠ズームレンズ50mm~250mmになります。微妙な違いですが参考程度に
上の写真はピンクのチューリップが浮いている感じですね。主題になっているのでもう少し下の方が良かったかも
上下はピントの位置でボケが違いますね
下の中央の黄色のチューリップは隠した方が良かったな
関連キーワード
撮影場所を見る⇒木曽三川公園センター
⇒春の撮影
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開園時間:9:30~17:00季節によって変わる
定休日:毎月第2月曜日 (4月・8月・12月を除く/休日の場合は直後の平日)
入場料:無料
駐車場:あり
交通機関:⇒ナビタイム
見頃:2月
木曽三川公園センター⇒インスタ
イベントの有無:
ライトアップ:なし
トイレ:あり
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撮影者プロフィール
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