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名古屋市・愛知県・三重県「十五夜の名所」

十五夜について（由来・過ごし方・豆知識）

十五夜

十五夜（じゅうごや）は、日本で古くから親しまれている伝統行事で、美しい月を鑑賞し、秋の収穫に感謝する日です。

十五夜とは？

• 十五夜は、旧暦の8月15日の夜を指します。
• この夜に見える月は、「中秋の名月（ちゅうしゅうのめいげつ）」と呼ばれ、一年で最も美しいとされています。
• 十五夜には、月を眺めながら、秋の収穫物に感謝する風習があります。

2024年の十五夜はいつ？

• 2024年の十五夜は、9月17日火曜日です。
• 十五夜は毎年日にちが変わります。なぜなら、十五夜は旧暦の8月15日なので、現在の暦とはずれがあるためです。

十五夜の由来

• 十五夜の起源は、中国の「中秋節（ちゅうしゅうせつ）」という月の祭りと、日本古来の月の信仰が結びついたものと言われています。
• 平安時代に貴族の間で月を鑑賞する風習が広まり、江戸時代には庶民の間でも収穫祭として定着しました。

十五夜の過ごし方

• 月見団子:
  • 十五夜には、月に見立てた丸い月見団子をお供えし、家族みんなで食べるのが一般的です。
• ススキ:
  • ススキは、稲穂の象徴として、月の神様へのお供え物とされています。
  • ススキを飾ることで、翌年の豊作を願う意味も込められています。
• 里芋、さつまいも:
  • 十五夜は、別名「芋名月」とも呼ばれるように、里芋やさつまいもなどの芋類を供えます。
  • これは、秋の収穫への感謝を表しています。
• その他のお供え物:
  • その他にも、季節の果物や野菜、お酒などをお供えします。
• 月見:
  • 美しい月を眺めながら、静かに過ごしたり、家族や友人と語り合ったりして楽しみます。

十五夜の豆知識

• 十五夜は必ずしも満月とは限りません。旧暦15日は、月の満ち欠けの周期に基づく日付であり、必ずしも太陽と地球と月との位置関係が一直線になるわけではないからです。
• 十五夜の月は、一年で最も美しいと言われていますが、それは空気中の水蒸気が少なく、空が澄み渡っているためです。

十五夜は、美しい月を愛でながら、自然の恵みに感謝する、日本の素晴らしい文化です。

東海地方の十五夜の名所と撮影スポット

東海地方には、思わずカメラを構えたくなるような名所がたくさんあります。ここでは紹介しきれなかった場所も含めて、ホームページ内で詳しい一覧を見ることができます。見ごろの情報やアクセス方法など、気になるスポットをまとめてチェックしたい方は、「すべて見る」ではホームページ内の名所の一覧が表示されます

⇒十五夜の名所をすべて見る

名古屋市の十五夜の名所

徳川園

• コメント:
  • 名古屋市東区にある徳川園は、江戸時代の大名庭園を再整備した、池泉回遊式の日本庭園です。
  • 秋に開催される観月会「月を掬う（つきをすくう）」は、園内の中心にある池「龍仙湖」に映る美しい月を鑑賞する、徳川園の秋の風物詩です。
  • 「月を掬う」という名称は、禅宗の言葉で、池に映る月を両手で掬い取ろうとしても、掴むことのできない様子を表し、そのはかなさや美しさを楽しむ、日本らしい感性を表現しています。
  • 観月会期間中は、日没後から開園時間を延長し、園内がライトアップされます。昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
  • 庭園内に設置された特設ステージでは、和楽器の演奏などの催し物が開催され、月を眺めながら、日本の伝統文化を体験できる貴重な機会です。
• 場所：⇒徳川園
• 住所：愛知県名古屋市東区徳川町1017
• 開花時期:
  • 観月会は花ではなく、月を楽しむイベントです。開催時期は例年、中秋の名月やその前後の週末に設定されます。
  • 例年の開催時期: 9月中旬から下旬
  • 2025年の開催時期については、徳川園の公式サイトなどでご確認ください。
• 祭り期間：観月会「月を掬う」: 例年、2日間から3日間開催されます。
  • 2024年は9月14日(土)・15日(日)に開催されました。
• 入場料：有料
  • 通常入園料：大人300円、中学生以下無料。
  • 観月会開催期間中は、通常の入園券で観覧できます。
• 営業時間:
  • 観月会開催期間中は、日没から20:30頃まで延長されます。
  • 通常営業時間：9:30～17:30（入園は17:00まで）
• 駐車場：あり（有料）
  • 徳川園に隣接する有料駐車場（普通車約80台）があります。
  • 観月会開催中は満車になることが予想されます。
• その他:
  • アクセス:
    • 【電車・バス】
      • JR中央本線「大曽根駅」南口から徒歩約10分。
      • 名古屋市営地下鉄名城線「大曽根駅」3番出口から徒歩約15分。
      • 名古屋駅バスターミナルから基幹2号系統バス「徳川園新出来」下車、徒歩約3分。
  • 見どころ:
    • 龍仙湖に映る幻想的な月。
    • ライトアップされた園内の景色。
    • 和楽器の演奏など、伝統文化のイベント。
  • その他注意点:
    • 観月会期間中は大変混雑します。公共交通機関の利用を強く推奨します。
    • 当日の天候によって、月が見えない場合があります。
    • 観月会の開催日時やイベント内容は、事前に公式サイトで確認してください。
    • 園内は夜間は足元が見えにくくなるため、十分注意して散策してください。

徳川園

愛知県の十五夜の名所

デンパーク

• コメント:
  • デンパークは、愛知県安城市にある花と緑のテーマパークです。「仲秋のあかり祭」は、デンパークの秋の恒例イベントとして知られ、夜の庭園をあかりで彩る、幻想的な祭典です。
  • この祭りの最大の魅力は、日本庭園や広場が竹灯りや提灯、灯籠などで美しくライトアップされる光景です。昼間とは全く異なる、幽玄で心安らぐ雰囲気に包まれます。
  • 祭り期間中は、コンサートや和太鼓の演奏などの催し物が開催されることもあり、灯りの演出と合わせて、日本の伝統的な文化を体験できる貴重な機会です。
  • また、デンパークは四季を通じて様々な花が楽しめます。仲秋の時期には、コスモスやダリアなど、秋の花々も咲き誇り、ライトアップされた花々を鑑賞することができます。
  • 「仲秋のあかり祭」は、家族連れやカップル、写真愛好家など、多くの人々が訪れる人気のイベントです。
• 場所：⇒安城産業文化公園 デンパーク
• 住所：愛知県安城市赤松町梶1
• 開花時期:
  • イベントは花を楽しむというより、灯りを楽しむものです。
  • イベント開催時期は例年、9月中旬から下旬頃です。
• 祭り期間:
  • 仲秋のあかり祭: 例年、中秋の名月に合わせて、特定の週末に開催されます。
  • 2024年は9月14日(土)・15日(日)に開催されました。2025年の開催については、デンパークの公式サイトでご確認ください。
• 入場料：有料
  • 通常入園料：大人700円、小中学生300円、65歳以上560円。
  • 祭り期間中も、この料金で入園できます。
  • ただし、時間帯によっては割引料金が適用されることがあります。
• 営業時間:
  • 仲秋のあかり祭開催期間中は、日没から21:00頃まで延長開園されます。
  • 通常営業時間：9:30～17:00
• 駐車場：あり（無料、約1,000台）
  • 祭り期間中は大変混雑しますので、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
• その他:
  • アクセス:
    • 【電車・バス】
      • JR東海道本線「安城駅」からあんくるバス「デンパーク」下車すぐ。
      • 名鉄名古屋本線「新安城駅」から名鉄バス「デンパーク」下車すぐ。
    • 【車】
      • 伊勢湾岸自動車道「安城IC」から約15分。
  • 見どころ:
    • 竹灯りや提灯、灯籠で彩られた幻想的な夜の庭園。
    • 和太鼓の演奏など、日本の伝統文化を体験できます。
    • ライトアップされた秋の花々。
  • その他注意点:
    • 祭り期間中は大変混雑します。特に週末は早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
    • イベント開催日は変更されることがあるため、事前に公式サイトで確認してください。
    • 園内は夜間は足元が見えにくくなるため、十分注意して散策してください。

デンパーク

三重県の十五夜の名所

フィッシングサンクチュアリ

• コメント:
  • フィッシングサンクチュアリは、三重県いなべ市にある管理釣り場で、ルアーやフライフィッシングが楽しめる人気のスポットです。
  • 釣り場としてはもちろんのこと、毎年秋には「竹灯り祭り」が開催されることで知られています。
  • この祭りの最大の魅力は、約2,500個もの竹灯籠が釣り場の周囲に並べられ、幻想的な光を放つ光景です。水面に映る竹灯りの光は、昼間とは全く異なる、幽玄な世界を作り出し、訪れる人々を魅了します。
  • 釣り好きだけでなく、写真愛好家にとっても絶好の撮影スポットとなっています。
  • また、イベント期間中は、地元の特産品やグルメの販売、ライブ演奏などの催し物が開催されることもあり、花火の打ち上げが行われる年もあります。
  • 釣り場というユニークな場所で行われるこのイベントは、非日常的な空間を体験できる、貴重な機会です。
• 場所：⇒フィッシングサンクチュアリ
• 住所：三重県いなべ市員弁町大安田2105
• 開花時期:
  • 竹灯りは植物ではないため、開花時期はありません。
  • イベント開催時期は例年、10月中旬から下旬頃です。
• 祭り期間：竹灯り祭り: 例年、10月中旬から下旬にかけての特定の週末に開催されます。
  • 2024年は10月12日(土)に開催されました。2025年の開催については、事前に公式サイトでご確認ください。
• 入場料：無料
  • ただし、釣りをする場合は別途料金が必要です。
• 営業時間：17:00～21:00（竹灯り祭り期間中）
  • 釣りの営業時間は、時期によって異なります。
• 駐車場：あり（無料）
  • 約50台収容可能な無料駐車場があります。
• その他:
  • アクセス:
    • 【車】
      • 東名阪自動車道「桑名IC」から約40分。
      • 東海環状自動車道「大安IC」から約15分。
  • 見どころ:
    • 約2,500個の竹灯籠が作り出す幻想的な光景。
    • 水面に映る竹灯りの光。
    • イベント期間中のライブ演奏やグルメ、花火など。
  • その他注意点:
    • 開催日や時間は、事前に公式サイトで確認してください。
    • 釣り場という特性上、足元が滑りやすくなっている場所がありますので、注意して散策してください。
    • 混雑が予想されるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
    • 路上駐車は近隣住民の迷惑となるため、絶対に避けてください。
    • 釣り料金はイベント参加費とは別になります。

フィッシングサンクチュアリ