目次
季節の名所
愛知県・静岡県「れんげの名所」
れんげについて(特徴・開花時期・歴史・花言葉)
レンゲの花は、春の田園風景を彩る、可愛らしいピンク色の花です。ここでは、レンゲの花の特徴や花言葉、歴史などについてご紹介します。
特徴:
- 種類:
- マメ科ゲンゲ属の越年草で、学名は「Astragalus sinicus」です。
- 別名として、ゲンゲ、レンゲソウなどとも呼ばれます。
- 開花時期:
- 4月から5月頃に見頃を迎えます。
- 花の特徴:
- 紅紫色や白色の蝶形の花を咲かせます。
- 花茎は葉腋から出てまっすぐに立ち、葉より高く突き出して、先端に長さ1cmほどある蝶形の花を10個ほど輪生状にまとめます。
- 花の付け根近くは白く、花びらの先にかけてピンクは濃くなっていく花色が特徴です。
- 生育環境:
- 中国原産で、日本には古くに渡来しました。
- 水田の緑肥や、蜜源植物としても知られています。
- 名前の由来:
- レンゲソウという和名は、花が咲く様子が蓮の花を連想することに由来します。
- 中国名は紫雲英と書き、ゲンゲという呼び方もあります。
歴史:
- かつて、レンゲは農耕の始まりを知らせてくれる花でした。
- レンゲの根には根粒バクテリアが共生して、空中の窒素を固定して蓄える性質があります。
- そのため、緑肥や農耕家畜用の飼料作物として、レンゲが田んぼによく植えられていました。
- しかし、化学肥料や耕うん機の普及により、緑肥や飼料作物としての役目は終わりました。
花言葉:
- 「心が和らぐ」
- 「私の幸福」
- 「慰安」
その他:
- レンゲの花は、ミツバチの蜜源としても重要です。
- レンゲの花から採れる蜂蜜は、濃厚で香り高いことで知られています。
- 近年では、レンゲ畑が減少傾向にありますが、観光資源として見直されつつあります。
レンゲの花は、日本の原風景を象徴する、懐かしい花です。
東海地方のれんげの名所と撮影スポット
東海地方の素敵な名所を探してみてくださいね!「すべて見る」ではホームページ内の名所の一覧が表示されます。※まだここに表示されてない場所も表示されます
愛知県のれんげの名所
榎前れんげ畑
コメント:
榎前れんげ畑は、愛知県安城市にあるれんげの名所で、春になると一面にれんげの花が咲き誇ります。4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。えのき保育園と長田川の間に位置しており、訪れる人々に素晴らしい景色を提供しています。
場所: ⇒榎前れんげ畑
住所: 愛知県安城市榎前町
開花時期: 4月下旬から5月中旬頃
祭り期間:榎前町せせらぎ・れんげまつり:例年4月中旬頃
入場料: 無料
営業時間: 自由
駐車場: 榎前農村公園・榎前ひまわり広場の駐車場を利用できます
その他:
- 榎前地区では、地域住民が中心となり、れんげ畑の保全活動を行っています。
- れんげ畑は、写真撮影スポットとしても人気があります。
- 榎前町では、れんげの他にも、ヒマワリ畑も有名です。
- 榎前地区では、水田魚道の設置や環境保全型農業の実践など、生物多様性の保全にも取り組んでいます。
- 詳しい情報は、安城市の公式サイトなどでご確認ください。
静岡県のれんげの名所
東部市民プラザ付近
コメント:
東部市民プラザ付近のれんげ畑は、静岡県富士市にあり、春になると富士山を背景に一面にれんげの花が咲き誇る美しい景色が広がります。
特に富士山れんげまつりが4月下旬に開催されるため、この時期には多くの人々が訪れます。富士山れんげまつりでは、地元出身のアーティストによる青空LIVEやクラシックカーの展示、ご当地グルメ・スイーツ販売などが行われ、れんげ畑フォトコンテストも実施されます。
れんげの花が咲き誇る田んぼでは、富士山と新幹線を一緒に撮影できる絶景スポットとして知られています。田んぼに水が張られると、逆さ富士を撮影できるチャンスもあり、訪れる人々に素晴らしい景色を提供しています。
富士川楽座からは、富士山と新幹線だけでなく、駿河湾や富士市街の景色も楽しめます。
場所: ⇒東部市民プラザ付近、須津地区の田んぼ
住所: 静岡県富士市富士岡南
開花時期: 4月上旬から5月上旬頃
祭り期間:富士山れんげまつり:過去に開催された実績あり
入場料: 無料
営業時間: 自由
駐車場: 東部市民プラザ内・無料
その他:
- 富士山と新幹線、れんげ畑のコラボレーションが楽しめる写真撮影スポットとして人気です。
- 地域住民による保全活動が行われています。
- 周辺の農地では、地域の子どもたちに農作業体験の機会を提供しています。
- 周辺には、東部浄化センター周辺の田んぼも、4月になると一面のレンゲ畑に変わります。
- 詳しい開花状況などは、富士山観光交流ビューローなどの公式サイトでご確認ください。
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