自宅でカメラ講座
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動く被写体を止めたり、残像を撮ってみよう
シャッタースピード(S・SS・Tv)優先モード
シャッタースピード(S・SS・Tv)優先モードは、手振れを起こさないようにシャッタースピードを速くして手振れを防いだり、高速シャッターで動いている被写体を止めたり、低速シャッターで残像を写したりと様々写真を撮ることができます
まずはシャッタースピード優先モードに変更してみよう。
1:シャッタースピード(S・SS・T)優先モード
手振れによるブレの原因と解決方法
シャッタースピード優先モード
シャッタースピード優先モードとは、シャッターの開閉時間を調整するモードでS・SS・Tvで表示されています。
1秒以上の開いたスローシャッターは残像を写し、川や滝などの水の流れ、車のレーザービームや星など光の軌道を撮影することができます。スローシャッターを使えば町で歩く人を消すこともできます。
1/20~1/60秒は車やバイクなどの流し撮り、1/200~1/500秒の高速シャッターは子供やペットの動きを止めて撮影することができます。
1/500以上は、野鳥や動物、新幹線、風で動く花など超高速で動く被写体も止めて撮影することができます。
撮影したい被写体や表現したい写真によってシャッタースピードを変えてください。※被写体までの距離・レンズの焦点距離によっても変化しますのでおよその数値です
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説明書で「シャッタースピード優先モード」、インターネットで「メーカー+型番+シャッタースピード優先モード」で検索してみてください
シャッタースピードを変更してみよう
シャッタースピードの変更は、ダイヤルを回すと変更が可能です!写真を参考にダイヤルを回して数値を大きくしたり、小さくしてみてくださいね。メーカーによっては変わりますが探してみてくださいね
スローシャッターと呼ばれる1秒=1”、10秒=10”、30秒=30”と「秒数+”」で表示されます。高速シャッターは1/200など下の数値が大きいほどシャッターの開閉が早くなります
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説明書で「マニュアルフォーカス」、インターネットで「メーカー+型番+マニュアルフォーカス」で検索してみてください
露出補正をして明るさを変えよう
露出補正とは、明るさを変えることで明るさを変えるには+/-ボタンを押しながらダイヤルを回します。メーカーによってはダイヤルを回すだけで明るさが変わります。ダイヤルを回しながら明るさを変えてみてくださいね。
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説明書で「露出補正・明るさの変更」、インターネットで「メーカー+型番+露出補正・明るさの変更」で検索してみてください
2:手振れによるブレの原因と解決方法
手振れの原因
手振れとは、画面全体がブレている写真のことで、手振れの原因はカメラ(手)が動くことになります。
カメラが動くのは、シャッタスピードが遅すぎるために持っているカメラがブレてしまいます。また、シャッターボタンを半押し・全押しした時に手振れや構図のブレもあります。
カメラが動くブレの解決方法:1
シャッタスピードを早くする。日の入り・日の出や夜間、日陰、室内など暗い時間や場所では、カメラは光を多く取り込むためにシャッタースピードが遅く(時間を長く)なります。例として3秒間を手振れを起こさないで撮影はできますか?まず、無理ですよね!
手持ち撮影には適正なシャッタースピードがあり基準となるシャッタースピードは1/焦点距離以上になります!フルサイズは焦点距離50mmで1/50(秒)でAPS-Cは50mmで1/80秒(APS-Cは1.5倍)です!確実は2倍の1/100秒や1/160秒です。
手振れ補正もありますので一概には言えないのですが基準となる数値で人によっては基準値よりも早かったり、遅かったりしますので手振れを起こさないシャッタスピードを写真を再生(イグジフ情報)しながら確認してくださいね!
シャッタースピードを変えて撮影してみよう!ダイヤルを回してまずは1/200秒で撮影してください。次に1/50で、最後に1”(1秒)で撮影してください。1”は1/4⇒1/2⇒1”になります。ISO感度はオートです
撮影した写真を確認してみると1”(1秒)はかなりブレていると思います。1/50秒は多少良くなっています。1/200秒になるとブレも無く撮影できていると思いますので手振れの原因は主にシャッタースピードになります。
飛行機など撮影するときに大きく体や腕が動と体のブレや被写体のブレもありますので気を付けてくださいね。望遠レンズは光の入る面積が少ないのでシャッタースピードが自然に遅くなりますのでかなりブレやすいですよ!
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説明書で「ISO感度」を調べてオートにするか、インターネットで「メーカー+型番+ISO感度」で検索してみてください
カメラが動くブレの解決方法:2
2秒セルフタイマーを使う!2秒セルフタイマーとは、シャッターを押した2秒後に撮影される機能でシャッターを押すブレを無くします。
昼の明るい時間帯は気にしないでいいのですが、暗い場所での撮影で手持ち撮影では必要になってくると思います。どうしてもシャッタースピードが遅くなりますので小さなことですが効果はあります。
半押し・全押しは構図のブレの原因にもなりますので2秒間で構図を整えることもできます。使っていない方が多いですが僕は使っておりお勧めですよ
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説明書で「セルフタイマー」を調べて2秒セルフタイマーにするか、インターネットで「メーカー+型番+セルフタイマー」で検索してみてください
カメラが動くブレの解決方法:3
一脚や三脚を使う!一脚や三脚を使用することで手から離して固定して撮影しますので、手振れの原因を無くすことができます。
三脚は、風などの影響がなければほぼブレは防げますが、一脚は、手で持って撮影しますので手もち撮影よりはブレを抑えることができる補助的な役目です。必要に応じて使用してくださいね!僕は一脚を使用していますよ!
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インターネットで探す時は「お勧めのカメラ三脚」で検索してみてください
3:動く被写体を撮ってみよう
高速シャッターで撮影してみよう
高速シャッター
高速シャッターとは、1/200秒以上のシャッタースピードで撮影することです。主に動く被写体を止めて撮影するとき使います。子どもやペット、レースカーに新幹線、飛行機などの撮影にシャッタースピードを高速にして撮影します。
動く被写体が1/200秒で動いているのに1秒で撮影してもブレた写真しか撮ることができません!1/200秒で動いている被写体は1/200秒以上の速さのシャッタースピードで撮る必要があります
被写体によってシャッタースピードは変わってきます。止まっている子供なら1/200秒で撮影できますが、走っている子供やペットはレンズにもよりますが1/200秒でもブレてしまいますので1/500秒など早いシャッタースピードにする必要があります。
動く被写体によってシャッタースピードを合わせる必要がありますので何枚か撮影して写真を確認しながらちょうどいいシャッタースピードを探す必要があります。試し撮りを何回かすることで撮影することができますよ
シャッタースピードを変更して撮影してみましょう!プラレールがあるといいのですが無い方は何かで代用してください!
置きピン
置きピンとは、電車や車など同じ場所を通る場合に事前にピントを合わしておいて通過する瞬間に撮影を行います。
置きピンをやってみよう!プラレールの隣にバッチなどを置いてプラレールを動かしてください。バッチにシャッターボタンを半押ししてピントを合わしてプラレールが近くを通るときに全押しして撮影してみてください。
バッチと同じ距離で撮影することでピントを合わせることができます。シャッタースピードは1/200秒で試しに撮ってみてください。ブレるようでしたらもう少し速く設定してください
フォーカスエリアを小さくして、連続撮影するとより撮りやすくなります
連続撮影
連続撮影とは、シャッターを押している間は撮影されることで、動いている被写体を撮影するときに使用します。
動いている被写体を1枚で撮影するよりも連続で何枚か撮影する方が綺麗に撮れる確率が上がりますので動いている被写体を撮るときは連続撮影で撮影してくださいね
連続撮影をしてみよう!連続撮影に設定して(調べてね)プラレールを動かしてください。バッチにピントを合わしてプラレールが通るときにシャッターを押し込んで連続撮影してください。
1枚撮影よりも枚数が多く撮影できましたので写真を再生してピントが合っている写真を選んでください!確率が上がるだけなので撮れていないときはまた撮影してくださいね!
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説明書で「連続撮影orドライブモード」、インターネットで「メーカー+型番+連続撮影orドライブモード」で検索してみてください
AF-C・AIサーボ
AF-C・AIサーボとは、動く被写体に自動でピントを追いかけて合わせてくれます。Aモードで説明した「AF-S」や「ワンショット」はピント合わせは距離で固定しますが、AF-C・AIサーボは被写体にピントを追い続けてくれます。動く被写体に対して有効な機能なので是非使ってくださいね!子供やペットの撮影にいいですよ。
AF-C(C-AF)はニコンやソニーさんなど、AIサーボはキャノンになります
AF-C・AIサーボはフォーカスエリアを「ワイド」か「ラージゾーン」にすると良いでしょう。フォーカスエリアからラージに変更してください。
撮影してみよう!シャッタースピードを1/200秒で、AF-C・AIサーボに変更して、ラージゾーンで撮影してみましょう。プラレールにピントを合わせて自動で追いかけてくれます。手や人差し指でやってもいいですよ。
子どもやペットを撮影するときは顔認識や瞳オートフォーカスに設定するとより楽です。子どもは顔の登録することで複数いる子供の中で我が子にピントを合わせてくれます
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説明書で「連続撮影orドライブモード」、インターネットで「メーカー+型番+連続撮影orドライブモード」で検索してみてください
説明書で「フォーカスエリア」、インターネットで「メーカー+型番+フォーカスエリア」で検索してみてください
説明書で「AF-C・C-AF(ニコン・ソニーなど)・AIサーボ(キャノン)orオートフォーカス」、インターネットで「メーカー+型番+AF-C・C-AF・AIサーボ(ドライブモード)orオートフォーカス」で検索してみてください
4:残像を撮影してみよう
低速シャッターで撮影してみよう
低速シャッター
低速シャッターとは、1秒や10秒などシャッターが開いている時間が長いシャッタースピードのことです。光の線や水の流れによく使われて点を線で撮影することができます。
低速シャッターは手振れを起こしますので三脚などを使用して撮影します。昼など明るい時間帯に低速シャッターを使用すると白飛びの原因になりますのでNDフィルター(黒のフィルター)を使用して光の量を減らします。
シャッタースピードを1”=1秒にしてお試しで撮影してみてください。手振れが起こりますが気にしないで残像を撮影してください。それが低速シャッターの撮影です。手で持つよりも置いて撮影したほうがわかりやすいです
参考写真
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説明書で「シャッタースピード」、インターネットで「メーカー+型番+シャッタースピード」「おすすめ三脚」で検索してみてください
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