一眼カメラとスマホのカメラ撮影テクニック
主に一眼カメラの方を対象にしていますので参考にして頂けると嬉しいです。専門用語が多いですが、別ページに書いてありますので参考にして下さい
※スマホ撮影の方は、構図を参考にしてズーム機能(拡大・縮小)や画像編集で対応できます
目次
蒲郡・竹島 ユリカモメの撮影 標準ズームレンズ 冬の撮影 APS-Cで撮影 撮影日2022年1月
学べること
- 構図
- ユリカモメの撮影方法
- 動く被写体の撮影方法
参考設定
※後日リベンジで撮影に行ってきました。リベンジの写真は⇒こちらから
・撮影モード:マニュアルモード(M) シャッタースピード優先モード(S Tv)
・絞り:F11~13
・シャッタースピード:1/1000~
・ISO感度:オート or ISO100~1600(シャッタースピードを1/1000以上になるように)
・ファーカスモード:AF-C AIサーボ
・フォーカスエリア:ワイドエリア ラージエリア
・手振れ補正:あり
・画質:JPEG・RAW
・保存サイズ:L
・仕上がり設定:スタンダード
・ホワイトバランス:太陽光
・画像編集:ライトルーム
・連射速度:連続撮影
使用機材
・レンズ:シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
・レンズペン・ブロア(レンズ掃除)⇒カメラ初心者の方が買うもの
※スマホは割と簡単に撮影できます。ちょっとブレるかもです。
コメント
撮影場所:
蒲郡市・竹島は冬になるとユリカモメが集まりますよ。
調べたところ夏の時期はロシアやアラスカに住んでおり、冬になると南下して来るようです。ロシアやアラスカの渡り鳥なのかな?
竹島は観光地としても有名で多くの観光客が竹島橋を渡り神社に向かわれていました。
竹島橋の近くにユリカモメがたくさんおりカッパえびせんを投げる(手が汚れる)と集まってきます。竹島に着く前に人が多いところで餌を与えてもいいのかな?と思いながら向かったのですが、着いたらすでに橋の所であげている方がいたので安心しました。
カッパえびせんは2袋以上持って行った方がいいです。楽しすぎてすぐに無くなります。
橋を入れて撮ろうと考えて橋の上で撮影していたのですがやはり限度がありますね。狭い橋の上にユリカモメがめちゃめちゃ集まってくるので人によっては迷惑だったかもしれないです。
喜んでいる方も多くいたのですがやりすぎは良くないので、平日や朝などの人が少ないときに橋の上でやられた方がいいです。橋の下はあまり人はいないのでいつでもいいと思います
朝と昼、夕方と太陽の位置が変わるため、撮影するときは逆光より順光や斜光の方がユリカモメが暗くならないです。
駐車料金は1回300円と安いのでお勧めです。近くには蒲郡市竹島水族館や竹島ファンタジー館もありますので一緒にいかがですか!
撮影レンズ:
17~70mmの標準ズームレンズで撮影に出かけました。
17mm~24mm広角側で撮影する方がピントも合いやすく、ブレにくいです。50mm~70mmの望遠側は遠くから全体を撮影するとか、橋の上に止まったユリカモメの撮影なら撮りやすいです。接写は被写体がブレるしピントも合わせにくいです
主に広角側で撮影して後から切り取っても良いと思います。距離は2m先くらいの位置でカモメを撮るようにするとピントが合いやすいです
構図:
橋の奥行き感を出しながら撮影しようと考えていました。
右手でカメラを持って撮影しながら、左手でカッパえびせんを投げる動作はかなり難しく、いつのまにか構図がずれていました。餌を投げる方と撮影する方の2人以上で撮影に出かけるのが良いと思います。
1人で撮影するなら、三脚でカメラを固定してレリーズで撮影するなら構図がずれることが無く、餌も与えやすいと思います
撮影時間・天気:
10:30~11:40まで晴れた日に撮影していました。冬の10:30はまだまだ太陽は低いですね。ちょうど太陽の位置がユリカモメの位置になるのに、なぜだか逆光で撮影しており後でユリカモメを明るくしました
最初から太陽と反対の向きで撮影していればユリカモメが明るく撮れました。
時間的に観光客が多くいましたので、餌やりするとユリカモメが集まりすぎて迷惑になるので撮影場所は選んだほうがいいです
撮影方法:
ファインダー撮影でも、液晶撮影でもどちらでも大丈夫です。1人での撮影は片手撮影になりどちらとも大変なので撮影しやすい方で撮影してください。
ファインダー撮影の方がカメラをまぶたに当てて固定ができるので大きな手振れをすることはなさそうです。
ファインダー撮影は視度調整や視野率に注意してくださいね
撮影モード・撮影設定:
僕が一番撮影しやすいのはマニュアルモードです。
ピント幅を出すためにF値はFF11~13くらいにして、シャッタースピードを1/1000秒以上、ISO感度をオートか100~1600などにした方が僕は撮りやすいです。
※焦点距離を望遠側にしてもたぶんこの数値なら撮れると思います
F値とシャッタースピードを固定したいです
シャッタースピード優先でシャッタースピードを1/1000秒以上に固定してもいいのですが、天気によって絞り値がF11~13まで上がってくるのか疑問です。ISO感度をオートにしておけば上がると思いますが・・・
絞り優先モードでも撮れると思いますがシャープスピードが1/1000秒まで上がってくれるのか
どれか撮影しやすい方法で良いのですが、撮影後ブレがないか写真を拡大して確認してくださいね
フォーカスモード・フォーカスエリア:
フォーカスモードは、AF-C、AIサーボになります。ピントをその都度合わせて追従しますのでピントが合わせやすいと思います。
フォーカスエリアはワイドかラージエリアになります。設定したエリア内の被写体にオートでピントを合わせてくれますので大きいサイズのフォーカスエリアに設定すると良いです。ユリカモメの位置を固定したい場合はラージエリアでピント位置を選択すると良いです。
撮影するときは連続撮影にして、シャッターを押し続けてシャッターチャンスを逃さない様にしてくださいね
ピントを合わせるのが遅いカメラやレンズもありますの、AF-S、ワンショットに変えて、オートフォーカスでピントを合わしてから、マニュアルフォーカスに変えることでピントを固定できます。
ピント位置を2m先の橋の柱などに固定して、マニュアルフォーカスに合わしたら構図を変えても2m先にピントが合いますので向きを変えても大丈夫です。2m先にめがけてカッパえびせんを投げてシャッターを押すことで合うこともありますがなかなか合わないです
餌を与えている人がいる場合は指先にピントを合わしても大丈夫です。。
撮影しながら慣れてくださいね
連続撮影する場合はRAWで撮影するとデータの書き込みに時間がかかってしまいますので、JPEGで撮影すると書き込みが速くなり連続撮影することができますよ
仕上がり設定:
スタンダードが無難です。仕上がりを変えたい方は他の設定でも大丈夫ですよ
ホワイトバランス:
通常は太陽光とオートを使い分けましょう。太陽光に設定しておき、色がおかしい場合はオートで撮影してみてくださいね
三脚・一脚:
1人で撮影するなら三脚を使った方がいいです。餌を投げる動作もあるので、カメラを固定してレリーズで撮影するだけの方が楽で構図も固定されます
一脚を使って撮影したのですが、手持ち撮影とほとんど変わらなく構図がブレまくりました。慌てていたのもあったのですが餌投げとシャッターを同時は慣れるまで時間がかかりそうです
アイテム:
レンズの汚れが出ない様にレンズペンやブロアーなどを使って掃除してくださいね
ウェットティッシュがあるとカッパえびせんの汚れた手を拭くことができます
注意事項
:カッパえびせんを投げるとユリカモメがめちゃめちゃ集まるので人が多い場合は場所を移動した方がいいです
:太陽の位置によっては逆光になってユリカモメが暗くなるので、撮影する向きは気をつけた方がいいです。太陽を入れたい方は気にしないでください
:シャッタースピードが一番重要になりますので意識してくださいね。暗くなっても画像編集で明るくできます
:ピントを合わせるのはかなり難しいので、最初は広角側で撮影して慣れてきたら色々と試してください。止まっているユリカモメを撮影しても良いです
:カッパえびせんで手が汚れるのでウェットティッシュを持参した方がいいです
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撮影写真
※カメラのオートフォーカスが僕のカメラは壊れているためマニュアルフォーカスで撮影していますが、オートフォーカスでの撮影の説明します
動く被写体はいつもは撮らないので、カメラ設定がおかしくなっていますが参考になると思います
シャッタースピード1/100秒はユリカモメの動きを止めることが出来ずにユリカモメがぶれています。わざとブラして動きのある撮影もできますがある程度は顔のブレを抑えたいです
F22まで絞っているのでピント幅が広く、橋のらんかんはシャープになっておりピントは合っています
ISO感度は明るさに合わせてISO100にしています
1/100秒・F22・ISO100フォーカスエリアをワイドにするとどれかにピントを合わせてくれます。※オートフォーカスの速さも大事になります
フォーカスエリアを大きくするほど、どのユリカモメにピントが合うかわからないですが、基本的にはエリア内の一番手前の被写体にピントが合うようになっているようです
瞳オートフォーカスは???
カッパえびせんを投げることと、撮るのに夢中で構図がずれています。餌やりと撮影の2人で行うと楽です。もしくは、三脚を使って構図を決めてレリーズで撮影すると良いです
片手で撮影するので手振れもかなり出てくると思います。
上の写真はたまたま動きが遅かったと思います
オートフォーカスがうまいことピントを合わせることが出来ない場合は、マニュアルフォーカスで橋の柱にピントを合わせてそこにめがけてカッパえびせんを投げてやります
止まっているユリカモメはそんなにブレてません
1/250秒にシャッタースピードを速めたので、F値を下げてシャッタースピードを稼ぎました。ISO感度上げればよかったと思ってます
1/250秒の方がブレが少なくピントが合って見えてきましたね
離れた位置からだとブレは抑えてそうですが、飛んでいるユリカモメはやはりブレてます
ピントも合ってなさそうですが、羽のブレもあります。手前に近づくほどブレますね
街路灯に刺さっている感じに見えるのであまり良くない写真です
らんかんにピントを合わせているので手前は前ボケになるのかな?オートフォーカスで撮影してみたいです
1/100秒よりはブレは少ないですね
近いのは絶対にブレるので、ある程度の距離が必要ですね。一人だとカッパえびせんがそこまで投げれない
止まっていると良い感じです。オートフォーカスだったら合ってますね
シャッタースピードを1/500秒にしたので、F値を下げてISO感度を上げました。明るさは画像編集でなんとでもなるのでF値は下げなければ良かったと思ってます
1/500秒にすると被写体のブレがだいぶなくなりますね。あとはピント位置かな
ピントが合っていないのか?被写体のブレどっち?
止まっているとピントが合っていますね
上は止まっているユリカモメに70mmの望遠側で撮影していますが、動いているユリカモメは下の18mm広角側で撮影した方がいいです
シャッタースピードを1/800秒にすると止まっていますね。ピントもそれなりに合っているような気がします
結論は 1/1000秒以上の速さがあると安心と・F11~13・ISO感度は絞りとシャッタースピードに合わせて上げる。画像編集で明るさを上げても良し! 18mm~24mm広角側で撮る方がピントを合わせやすいです。
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⇒冬の撮影
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撮影者プロフィール
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