自宅でカメラ講座
テーマ別最新順
1:一眼カメラとは
デジタル一眼カメラの構造
カメラとは、光を記録する装置のことで、デジタルカメラはレンズから入った光をイメージセンサーによって光の情報を電子化して画像にします。
一眼レフのレフとは「反射する」という意味でカメラの中に鏡(ミラー)が入っており、光を反射してファインダーから被写体を見ます。シャッターを押すことでミラーが上がりイメージセンサーに光が当たり撮影することができます
ミラーレスとは、ミラー(鏡)が入って無い(レス)ことをいい、ミラーが入って無いことで直接イメージセンターに光が当たりそのまま撮影します
イメージセンサーは昔のフィルムの部分になります。
2:イメージセンサーとは
イメージセンサーにも大きさがありますよ
イメージセンサー
イメージセンサーとは、カメラ内部にある光の情報を電気信号化する装置でレンズから入った光を映像化して画像にします。イメージセンサーはカメラによってフォーサーズ⇒APS-C⇒フルサイズと大きくなります。
一般的にはフルサイズカメラはプロ、ハイアマチュア向けに販売されており性能が良く高額です。
イメージセンサーが大きいほどメリットがありますが、イメージセンサーの素材は変わらないので最初はセンサーサイズはあまり気にしないで大丈夫ですよ。
※フルサイズは、フィルムカメラのフィルムと同じ大きさでカメラの基準です。
フルサイズ=36mm x 24mm= 864mm2(フィルムと同じ)
APS-C=約23.6mm x 15.6mm= 368mm2 (ニコン・ソニーなど)
APS-C=約(22.4mm x 15.0mm = 336mm2(キャノン)
マイクロフォーサーズ=約17.3mm×13.0mm = 224mm2
(オリンパス・パナソニック)
映像エンジン
映像エンジンとは、電気信号化した情報を画像にするソフトのことです。映像エンジンは新しいほど画像を最適化し、画像劣化(ノイズ)を抑え画質も綺麗になっております。
オートフォーカスの範囲や速さも関係しますので最新の映像エンジンのカメラを購入したほうがいいです
3:画像サイズと画質
※画像はキャノンのkiss M(APS-C)になります。画像サイズはメーカーやカメラ、イメージセンサーの大きさによってかなり変わってきます。画像のサイズを参考に話をしていきますのでご注意ください。写真の保存サイズのご確認をお願い致します
画像サイズや画質によって保存量(メモリ)が増えるので用途に合わせて保存して下さい
画像サイズ
スマホやパソコン画面は小さな光の点(赤、青、緑)の組み合わせで色が作られています。この1つの光の点のことを1画素(pxピクセルやdotドット)といい、たくさん集まって画像として表示されています。
1画素数の量で画像サイズが変わります
画像サイズは、写真の大きさをL、M、Sの順番で表しており、画素数が多いほどサイズが大きくなり、少ないと小さくなります。使用する用途によって写真のサイズを変えます。
L版(写真サイズ)やインスタやツイッターなどのSNSで利用する場合はSサイズ2000px×2000px以下もあれば十分です。
A4・四つ切写真、ちょっと大きめのフォトブックで写真印刷をされる方はMサイズ3000px×2600px、A3印刷になりますとLサイズ4200×2970pxで撮影する必要があります。印刷は解像度にもよる。解像度=1インチ(2.54cm)内のドットの数
画像サイズを大きく撮影すると情報量も多くデータ保存量が多くなります。パソコンやスマホ画面の表示総画素数決まっていますのですべては表示はされません。
ただ、情報量が多いので小さめに撮影するより拡大したとき綺麗ですし、大きく撮影すると切り取りしても十分なサイズが残ります。
のちのち大きい写真として使用される方はLサイズでそれ以外の方はSかMでいいと思います。子供やペットを撮影される方はMかLサイズで撮影すると切り取りしても大きいサイズで残ります。
まずは、SかMサイズで撮影して慣れてきたらLサイズに変更するといいですよ
注意事項
大きいサイズだと容量(メモリー)が多くなるため、スマホで保存をするとスマホの容量をたくさん使いますのでパソコンで保存したほうがいいです
スマホのみで保存される方は、SかMサイズで残された方がスマホに負荷がかかりませんし、画像を加工するときも軽量のため動作が大きいサイズより早いです。
検索
説明書で「画像サイズ」インターネットで探す時は「メーカー+型番+画像サイズ変更」で検索してみてください
画質
画質とは画像の質のことで、設定内容はベーシック⇒ノーマル(スタンダード)⇒クオリティ(ファイン)⇒RAWと画質が良くなっていきます。
RAWデータを数字の1とすると、クオリティ(ファイン)は1/4、ノーマル(スタンダード)は1/8、ベーシックは1/16の画質になります。
写真のデータを圧縮することでデータを少なく保存することができますが、圧縮することでデータを削り取りますので情報量が減り画質が荒くなります。
クオリティ(ファイン)、ノーマル(スタンダード)、ベーシックはJPEGというデータでパソコンでもスマホでも見ることができます。RAWデータはパソコンかスマホの専用のソフトやアプリでしか見ることができないです。
せっかく撮影した写真の画質を落とすのはもったいので最初はクオリティ(ファイン)で保存するのをお勧めします。
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説明書で「画質」インターネットで探す時は「メーカー+型番+画質」で検索してみてください
性能
シャッタースピードと連射速度
シャッタースピードとは、1回のシャッターの開閉の速さのことです。シャッタースピードが速いほど動きの速い被写体を撮影できたり、明るい場所でのF値の小さいレンズでも撮影することができます。
1秒以上の開いたスローシャッターは残像を写し、川や滝などの水の流れ、車のレーザービームや星など光の軌道を撮影することができます。スローシャッターを使えば町で歩く人を消すこともできます。
1/20~1/60秒は車やバイクなどの流し撮り、1/200~1/500秒の高速シャッターは子供やペットの動きを止めて撮影することができます。
1/500以上は、野鳥や動物、新幹線、風で動く花など超高速で動く被写体も止めて撮影することができます。
撮影したい被写体や表現したい写真によってシャッタースピードを変えてください。※被写体までの距離・レンズの焦点距離によっても変化しますのでおよその数値です
連続撮影とは、シャッターを押している間は撮影される続けることで、動いている被写体を撮影するときに使用します。
動いている被写体を1枚で撮影するよりも連続で何枚か撮影する方が綺麗に撮れる確率が上がりますので動いている被写体を撮るときは連続撮影で撮影してくださいね
主に1秒間に何枚撮影されるかが大事になります。10枚/1秒よりも20枚/1秒のほうがシャッターチャンスがあります。動く被写体を撮影する方は連続撮影が多いカメラを選んだほうがいいです
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説明書で「シャッタースピードor連続撮影」インターネットで探す時は「メーカー+型番+シャッタースピードor連続撮影」で検索してみてください
ISO感度
ISO感度とは、イメージセンサーの感度のことで数値が低いほど感度が低く、数値が高いほど感度が高いです。数値が低いほど(ISO100)光の吸収が悪いが画質がそのままです、数値が高いほど光の吸収が良いですがノイズが出て画質が悪くなります。
ただ、最新の機種はノイズが出にくくなっていますのでISO6400でも大丈夫と聞きます
カメラを始めたばかりの方は慣れるまではISOはオートのままで大丈夫です。夜景を撮るようになってから意識するようにするといいでしょう
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説明書で「ISO感度」インターネットで探す時は「メーカー+型番+ISO」で検索してみてください
オートフォーカス
オートフォーカスとは、カメラが自動で被写体にピントを合わせてくれることです。
シャッターの半押しでピントを合わせて、全押しで撮影します
最新の機種ほど、オートフォーカスの速さや正確さが増しております。オートフォーカスエリアも小さな範囲や画面全体に感知してピントを合わせてくれます
オートフォーカスの速さは動く被写体に有効で、子供やペットや鳥などの動きの速い被写体をしっかりと捕らえて撮影できます。動く被写体の撮影が多い方は最新の機種を買われたほうがいいでしょう
瞳オートフォーカスと呼ばれる瞳にピントを合わせす機能もあり、子供やポートレートのモデルさんの目に合わせてピントを合わせてくれます。顔認証では、登録した顔にピント合わせてくれるので運動会などの複数の子供の撮影の時に我が子にピントを合わせてくれます
オートフォーカスの機能がありますので選んで撮影してくださいね。
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手振れ補正
手振れ補正とは、手持ちでの撮影時に手振れによってブレた写真を撮らないように、手振れ補正機能を使って手振れを防ぎます。
基本的には、手持ち撮影時は常にオンにしておき、三脚など固定した撮影時にオフにすればいいでしょう。5軸や5段など専門用語がありますが気にしないでください。
5軸手ブレ補正は、上下方向、左右方向、上下回転方向、左右回転方向、光軸回転方向への補正
5段は、シャッタースピードの速さの段⇒たとえば、1”⇒1/2⇒1/4⇒1/8⇒1/16⇒1/32秒の5段
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ファインダー視野率
ファインダーは視野率は、100%に近いほど目に見えたままを撮影することができます。90%だと10%ファインダーに写らないのでファインダーから見たものと写真に違いができます。
解決策としては、100%に近いカメラを購入するか、液晶画面で撮影するといいでしょう
バリアングルとチルト
液晶画面にバリアングルやチルトは、高い位置や低い位置でも撮影すしやすく、タッチパネルがあるとライブビュー撮影時にピントを合わせやすいです。
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無線LAN
無線IAN機能がついているとスマホにダイレクトにデーターを送信することができますので、撮影してすぐSNSにアップロードすることができます。
最近ではスマホを使ってピント合わせやシャッター、絞り、シャッタースピード、ISO感度などの設定を遠隔操作ができる機種も出てきています。こちらはどちらかというと趣味でやられる方が使われる機能です。
まずは今あるカメラを楽しまれてくださいね!買い替えに時期の参考にしてくださいね!
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