自宅でカメラ講座
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絞り・シャッタースピード・ISO感度を個別で設定してみよう
マニュアル(M)モード
マニュアルモードは絞り値、シャッタースピード、ISO感度を自分で決めて撮影するモードです。
ボケとシャッタースピードを同時に表現する場合や常に固定された明るさで撮影したり、バルブ撮影(シャッタースピードを手動で決める)などに使用します
1:マニュアル(M)モード
マニュアル(M)モードについて勉強してみよう
マニュアル(M)モード
マニュアルモードは絞り値、シャッタースピード、ISO感度を自分で決めて撮影するモードです。
主に夜景撮影に使っていますが、子供の撮影や滝や川にも使います。
AモードやSモードでは測光で明るさが変化しますのでマニュアルモードにすると明るさを固定して撮影ができますので慣れると楽ですよ
夜景撮影
夜景撮影では、Aモードでも撮影はできますがマニュアルモードが多いです。
シャッタースピードで明るさを調整して、絞り値でボケの調整やトゲトゲの光芒に僕は使っています。ISO感度はシャッタースピードを変えるために補っています。
子どもやペットの撮影
子どもやペットの撮影では、絞り値でピント幅を設定したり、背景のボケ具合やを決めて、シャッタースピードで子供やペットがブレない数値にします。
夜間や夕方や日陰などの暗い場所ではISO感度で明るさを補います。
滝や川の撮影
滝や川の撮影では、景色のクッキリ具合を絞り値で合わせて、シャッタースピードで川の流れを表現します。ISO感度でシャッタースピードを調整します
測光による明るさの変化
絞り・シャッタースピード優先モードでは測光による明るさが変わります。
常に同じ明るさで撮影されたい方はマニュアルモードで絞り値・シャッタースピード・ISO感度を固定して撮影します。慣れると楽です!
まとめ
様々な場所で使用することができますが瞬時の設定変更に時間がかかります。撮影する被写体によって絞り・シャッタースピード優先モードやマニュアルモードに変えてください。
気軽に撮るならプログラムモード、ボケ感を出すなら絞り優先、動きのある被写体はシャッタースピード優先、固定して撮るならマニュアルモードです
マニュアルモードに変更してみましょう。ダイヤルを「M」にしてください
検索
説明書で「マニュアルモードor撮影モード」、インターネットで「メーカー+型番+マニュアルモードor撮影モード」で検索してみてください
2:部屋を暗くして撮影してみよう
光の量を覚えよう
絞り値・シャッタースピード・ISO感度を個別に触ってみよう
絞り値、シャッタースピード、ISO感度はダイヤルやボタンなどを使って変更することができます。
タッチパネルの方は液晶を触るだけで数値を変えれますがダイヤルやボタンを使用して数値を変えてみてください。
シャッタースピードは「ダイヤルを回す」と変わります。
絞り値は「ボタン+ダイヤル」や「ダイヤルのみ」もあります。
ISO感度は「ISO感度ボタン」があります。
絞り値・シャッタースピード・ISO感度の数値を変更してくださいね
最後の設定は「絞り値は最小」「シャッタースピードは1”」「ISO感度は100」にしてください。
マニュアルフォーカス
マニュアルフォーカスとは、ピントを合わせを手動で合わせることです。
ピントが合わせにくい「暗い場所」「逆光」「コントラストのない場面(空・太陽)」など様々な場所で自動でオートフォーカスが利かないときはマニュアルフォーカスで手動で合わせます
変更方法はカメラ本体やレンズにレバーが付いてるか、カメラ内で変更することができますので変えてみてくださいね
ピントの調整はレンズのピントリングで合わせることができます。液晶画面を見ながらピントを合わせて下ださい。
遠くて見にくい時は「虫眼鏡ボタン」や「+ボタン」「ピント拡大設定」でピント位置を拡大できますのでそちらも一緒にやって下さいね
検索
説明書で「マニュアルフォーカス」、インターネットで「メーカー+型番+マニュアルフォーカス」で検索してみてください
光の量を覚えよう
被写体を置いて小さな明りを当てて部屋を暗くしましょう。
カメラは持たずにテーブルの上に置いて撮影するか、三脚を使用してください。順番に撮影してくださいね
1:部屋が明るい状態で被写体にマニュアルフォーカスでピントを合わせて撮影してください。基本となる一枚です。
2:ISO感度を100⇒1600⇒6400と変えて1枚づつ撮影してください。写真を確認するとどんどん明るくなっていきます。
6400の写真を拡大すると画質が悪くなっています。ISO感度を上げると明るくなりますが画質が悪くなります。
3:シャッタースピードを1”⇒1/200⇒1/1000秒と変えて1枚づつ撮影してください。
写真を確認するとシャッタースピードが速くなるごとに暗くなります。光を取り入れる時間が短いほど暗くなります。
逆にシャッタースピードが長いほど明るくなります。
4シャッタースピードを1”、ISO感度を100に戻してください
5:絞り値をF最小⇒F11⇒F22と変えて1枚づつ撮影してください。
写真を確認するとF値が上がると暗くなっていきます。光の入る面積が小さくなるほど暗くなります。
逆にF値が小さいと面積が大きく明るくなります。
6:明るさの変化は確認できましたか?
まとめ
カメラの基本は光を写す機械で絞り値とシャッタースピードとISO感度を使って明るさを調整して撮影します。
被写体や表現したい写真によって3つの要素を使って表現します
最初は難しいですが慣れてくるととっても楽しくなりますので頑張って撮影を楽しまれてくださいね
検索
説明書で「マニュアルモードor撮影モード」、インターネットで「メーカー+型番+マニュアルモードor撮影モード」で検索してみてください
3:三脚の選び方
三脚を選ぶのも大切
三脚
三脚は、主に低速シャッターで使用することが多く夜景撮影などに使われます。
他にも動かない被写体(風景・花・小物など)に構図を固定して絞り値、シャッタースピード、ホワイトバランス、仕上がり設定など変えて撮影することができます。
三脚を使うと撮影が楽しくなりますので購入して楽しまれてくださいね
三脚の選び方
三脚の選び方は、「カメラとレンズの重さ」「使う場所」「使い方」によって人それぞれ変わってきますが僕としての一例をあげていきますね
耐荷重
まず一番はカメラとレンズの重さに耐えれる三脚です。
例としてカメラが1kg+レンズが1kg=2kgなら2kgに耐えれる三脚を買う必要になります。余裕をもって3kgあるといいです。
今後フルサイズや重いレンズに変える予定がある方はもっと耐荷重がある三脚を買う必要があります。
まずは購入したカメラとレンズの重さを調べてくださいね
三脚の高さ
僕は最初は目線の高さのある三脚を購入します。
普段目にしている高さを撮影をしたいので目線の高さのある三脚を買われた方が良いのかなと思います。
カメラに慣れてきましたら目線より高い物や低い物を買われた方が良いと思います
雲台
雲台とは、カメラを動かす部分のことです。
3ウェイや自由雲台などがあり3ウェイは細かい調整に適しており、自由雲台は瞬時にカメラを動かすことができます。
3ウェイも自由雲台も長所と短所がありますが、最初は3ウェイを買われてカメラに慣れてきましたら自由雲台に取り換えても良いと思います。
三脚の大きさ
三脚が大きくなるほど持ち運びが大変になります。
車での移動ならまだいいのですが、電車やバスでの移動や現地での徒歩での移動は軽くて小さな三脚がいいです。
伸縮する段数も3段、4段とあり、三脚の性質もアルミニウムやカーボンなどがあります。大きさや重さによって移動が楽になります。
ただカメラとレンズに耐えれる三脚は必須になります。
三脚みたいな一脚
三脚みたいな一脚はかなりお勧めで使えます。※僕は使ってます。
基本部分は1本の棒ですが足元が三脚になっており、長くすると倒れてしまいますが短いと独立して立ちます。
撮影の補助的には最高のパートナーだと僕は思っていますが、誰も使っていないですがお勧めです。雲台は自由雲台です。
まとめ
簡単な一例ですが三脚の購入はカメラに慣れている方やカメラの店員さんに相談したほうがいいです。
正直触って聞いて購入しないと失敗します。聞かなくてもカメラ屋や家電量販店に行って必ず触ってみて下さい。
あと、無名のメーカーは壊れやすいです。最初の購入は良いのですが長く使う方はやはりメーカー品を買われた方が良いでしょう
検索
インターネットで「一眼レフorミラーレス+三脚」で検索してみてください
レリーズ・リモコン
レリーズやリモコンを使ってシャッターのブレを無くそう
レリーズ・リモコン
レリーズ・リモコンとは、遠隔でカメラのシャッターを押す機器です。
三脚の使用時の夜景や花火の撮影に使われることが多く、シャッターを押すことでカメラのブレを無くすときや、花火の撮影に使われます。三脚とセットで買われた方がいいです。
レリーズは、カメラとコードで繋がっており通常の風景撮影に使われています。
リモコンは、無線で赤外線を飛ばして撮影します。主に商品撮影に使われます。最初はレリーズを買われた方がいいですよ。
レリーズ・リモコンの選び方
基本は純正品を買われた方が安心です。交互品は安いのですが使えなかったりしますので、安心できるカメラメーカーで買われた方が良いです。カメラの型番で探して購入された方がいいですよ!
カメラの型番+レリーズで検索
検索
インターネットで探す時は「メーカー+型番+レリーズ」で検索してみてください
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