自宅でカメラ講座
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露出
露出とは、明るさのことでシャッターが開いてイメージセンサーが露出することを言います。イメージセンサーに光が当たることです。
明るさは光の量によって明るくなったり暗くなったりします。光の量を調整するには3つの要素があり、絞り(光が入る面積)シャッタースピード(光が入る時間)ISO感度(イメージセンサーの感度)で光の量を調整します
明るさについて勉強していきましょうね!
1:カメラの光の三要素(絞り・シャッタースピード・ISO感度)
カメラの光の三要素
カメラの光の三要素は絞り(光が入る面積)シャッタースピード(光が入る時間)ISO感度(イメージセンサーの感度)です。三要素を調整しながら明るさを決めてカメラを楽しむことができます。
明るい写真や暗い写真など様々な写真を撮られて楽しまれてくださいね!写真の表現によって絞りやシャッタースピードを変えるのですがここでは明るさを説明しますね!
絞り
絞りとは、レンズの中に絞り羽根という羽根が何枚か入っており、絞り羽根が動くことで光の入る面積を決めることができます。
数値をF値で表示され、「F値が小さいほど面積が大きく明るいです」「F値が大きいほど面積が小さく暗いです」明るいレンズと言われるF2.8以下のレンズはF値が小さく面積が大きいレンズのことですよ!
F値の1と1.4の倍数で明るさが2倍ずつ明るくなっていきます
シャッタースピード
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことで、イメージセンサーに光が当たっている時間のことです。
数値は「1”=1秒」「○○/○○=1秒間の○○分の1秒」と表示され「イメージセンサーに光が当たる時間が長いほど明るく」「イメージセンサーに光が当たる時間が短いほど暗い」です。
1”=1秒以上は長時間露光と言われ明るいです。1/200秒以下は高速シャッターと言われ暗いです。環境の明るさによって明るさは変わりますがこんな感じです。
シャッタースピードの数値が2倍で、2倍明るくなったり暗くなったりします
ISO感度
ISO感度とは、イメージセンサーの感度のことです。
「感度が良い=敏感で明るい=数値が高い」「感度が悪い=鈍感で暗い=数値が低い」ことです。
感度が良いほど明るくなりますがカメラによってはISO800くらいからノイズと言われる画質の低下が少しずつ見えてきます。感度が悪いほど暗くなりますが画質の劣化が無いですが、ISO100以下にしても画質の劣化が見られるようです。
ISO感度が100・200・400・800と明るさが2倍ずつ明るくなっていきます
ISO感度は基本は100か200で撮影したほうがいいです。環境によってISO感度を上げて撮影してください。
ISO感度を上げると画質が悪くなるからしない方もいますがISO感度を上げないと撮影できないこともありますので最初は気にしないで上げてください。
初心者の方はカメラに慣れるまではISOはオートが良いと思います。慣れてきてから触って下さいね。
明るさを変えることができる撮影モード
明るさは、プログラムモード・絞り優先モード・シャッタースピード優先モードはオート(自動露出)で明るさを変えれます。マニュアルモードは任意の数値(絞り・シャッタースピード・ISO感度)で明るさを決めます。
明るさを変えることを露出補正と言います※簡単撮影モードは明るさを変えることができません!
イメージした写真を撮影して楽しまれてくださいね!。
初心者の方はちょっと難しいので何となくで覚えておいて、必要になったら読み直してくださいね!
露出補正をして明るさを変えよう
露出補正とは、明るさを変えることで明るさを変えるには+/-ボタンを押しながらダイヤルを回します。メーカーによってはダイヤルを回すだけで明るさが変わります。ダイヤルを回しながら明るさを変えてみてくださいね。
検索
説明書で「明るさor露出補正」インターネットで探す時は「メーカー+型番+露出補正」で検索してみてください
2:測光と露出計と露出補正
測光と露出計と露出補正を勉強しよう
露出計と測光と露出
露出計とは、光を測る装置のことで上の写真の赤の四角で囲われた場所でプラスに行くほど明るくなり、マイナスに行くほど暗くなります。0を基準に明るさを変えてくださいね
測光は、下の写真のように「左のマークの分割測光は全体の明るさを測り」、「真ん中は中央部分」、「右は真ん中の小さい場所で測ります」。
逆光などによって使い分けるのですが初心者の方は左の分割測光(マルチパターン)で撮影してくださいね。
露出とは、シャッターが開いてイメージセンサーが露出することを言い、イメージセンサーに光を吸収することで明るさを変えます。露出=明るさと覚えてください
レンズから入った光をカメラに搭載されている露出計を使って光の量を測ることを測光といい、反射率グレー18%を基準にカメラが自動で絞りやシャッタースピードを決めて明るさを出します。
カメラ任せを自動露出(AE)といいます。明かるすぎ (露出オーバー)や暗すぎ (露出アンダー)も防いでくれます。
見たままの明るさのことを標準露出といい、標準露出から明るさや暗さを自分で調整することを露出補正といい、撮影者のイメージ通りの明るさを適正露出と言います。※・・・補正はメーカや人によって基準や言い方が違います。
撮影者のイメージする写真はカメラ任せの露出ではなく、細かく設定していくことでイメージ通りの写真が出来上がります。最初は基準となる明るさの写真を撮影して、撮影した写真を見てお好みの明るさに変えてくださいね。
検索
説明書で「測光」「露出計」「露出・明るさ」インターネットで探す時は「メーカー+型番+測光or露出計or露出・明るさ」で検索してみてください
3:ヒストグラムと白飛びと黒つぶれ
ヒストグラムと白飛びと黒つぶれを勉強しよう
ヒストグラム・白とび・黒つぶれ
ヒストグラムとは、光の量をグラフで表したもので白飛びや黒つぶれなどを防ぐことができます。
ヒストグラムには4つの枠があり右が明るいく、左が暗いです。
グラフが「右に行くほど明るくなり、グラフが一番右に付くと白飛びが始まり、白飛びの場所が多いほどグラフが高くなります」「左に行くほど暗くなり、グラフが左に付くと黒つぶれが始まり、黒つぶれが多いほどグラフが高くなります」
ここで気を付けることは白飛びは色が付いてない状態のことで写真に印刷をしたとき色が付いてない状態になりますので、白飛びの部分は写真紙の色になります。
スマホやパソコンなどの画面で見る方は気にしないでいいのですが、のちのち印刷予定の方は白飛びは気にされた方が良いですよ。
ただ、初心者の方は最初は白飛びも黒つぶれも気にしないでジャンジャン撮影して楽しまれてくださいね。白飛びも黒つぶれも良い作品になりますから!
ヒストグラムを一度表示させてみてくださいね!撮影時や写真の再生で見ることができます。
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説明書で「ヒストグラム」インターネットで探す時は「メーカー+型番+ヒストグラム」で検索してみてください
液晶の明るさ
カメラの液晶の明るさによって撮影する被写体や風景の明るさの見え方が変わってきます。液晶が見えにくいから明るくし過ぎると暗すぎる写真のデーターになってしまいます。
液晶の明るさと写真のデータとの誤差が出てしまいます。
解決策としては、なるべく液晶画面を標準の明るさにするか、ヒストグラムを見ながら明るさを確認してもいいですよ!
最初は悩んでしまいますがカメラモニターとスマホやパソコンのモニターを見比べながら基準のモニターの明るさに設定してくださいね!
検索
説明書で「モニター・液晶の明るさ」インターネットで探す時は「メーカー+型番+モニター・液晶の明るさ」で検索してみてください
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