季節の名所
彼岸花
彼岸花が咲いている姿を見ると「あー秋だな。。。」と感じる方も多いのではないしょうか?
ここ最近S N Sで華麗な姿を見せてくれている彼岸花。球根で群生し、日本では田んぼの畔に咲き乱れている姿が見られます。皆さんもそんな彼岸花を美しく思い出のフィルムに残してみたいと思いませんか?
彼岸花の撮影方法
×彼岸花写真でよくある失敗×
密度感が弱いため、シンボルでもある彼岸花の赤い色が冴えない。
また、彼岸花がゴチャゴチャしてしまっている
- 緑の隙間によりスカスカ感がある→撮影方法①
- 彼岸花の色が冴えない→撮影方法②
- 画面のポイントであるはずの木の入り方がイマイチ→撮影方法③
残念ポイント①緑の隙間によりスカスカ感がある
【解決方法①】密集感が出るように、望遠レンズを使い、カメラポジションを低くする
彼岸花の花は大きく広がっており、群生しているので密集度は高めです。
その群生を活かしつつその周りにあるものを入れてあげるといいです。
彼岸花を見下ろすのではなく望遠の圧縮効果を利用して撮影ポジションを花の高さまで下げてみるといいですよ。
残念ポイント②彼岸花の色が冴えない
【解決方法②】彼岸花は光が当たると色が映えて鮮やかに写る
彼岸花は光がないとくすんでしまいます。しかし日光の有無で印象がガラリと変わリます。
光があると鮮やかな赤色を得ることができます。また、順光か逆光でも雰囲気が大きく変わりますよ。
残念ポイント③画面のポイントであるはずの木の入り方がイマイチ
【解決方法③】彼岸花の周りにあるものを意識する
画面のポイント作り:群れから飛び出た一輪に焦点を合わせてみよう。
群生を水平から見ると黄色の彼岸花の中に赤い彼岸花が一輪咲いているのが分かりますね。黄色の中の赤色は目を引くポイントなので、それを主役にして撮影をしてみましょう。
番外編
- 自然を利用する
ただそこにあるものを撮影するのではなく、タイミングを待ってみましょう。
この時は蝶が飛んできてくれました。
蝶を入れることで一味違った写真を撮ることができますよ。
- 真横から見る
真横から彼岸花を見るとこのようになります。
少し視点を下げて撮ってみるだけで印象が大きく変わりますね。
- 下から見上げる
さらに思い切ってカメラの位置を下げて撮影したのがこの一枚です。
なかなか普段の生活では見かけない視点です。
この時明るくなりすぎないように少し暗めに撮影することがポイントです。
まとめ
彼岸花は大きくフレーミングするとゴチャゴチャした印象を与えるので、できるだけ小さく、小さくを心がけて撮影するといいです。
皆さんも様々なシーンを切り取ってみてください。
そして、一味違った写真を切り取ってみてくださいね。
彼岸花の撮影スポット
東海地方にはたくさんの撮影スポットがあります。皆さんの近場でいいと思う場所があればぜひ行ってみてくださいね。もちろん撮影場所により撮れる写真が変わってきます。そこでしか入れることができない風景を入れて撮影を楽しんでください。
そして写真でしか伝えられないものをカメラにおさめて来てください。
ここまで閲覧していただきありがとうございました。