季節の名所
御母衣ダム ダム湖
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御母衣ダムは、白川村に高速道路を使わずに国道156号線を北に向かうとあります。
ダムの上に入れるのですが道路からの入り口がわかりにくく通り過ぎるかもしれないので事前に位置を調べておいていかれた方が良いです。駐車場はないのですが車を停めれる場所があります。9月の初めに行ったのですが晴天でしたが、その日は気温が高くなく風がとても気持ち良かったです。ダム湖と一緒に風景を撮ってきました。
御母衣ダムは岩石や土砂を積み上げたダムで、すごく高く積み上げられ上から見た景色は絶景で撮影していてとても楽しかったです。白川郷に行く前に寄ってみてくださいね。天気も良く心地いい風が吹いてダム湖と晴天の写真が結構好きです。
周辺の観光・撮影スポット
岐阜県にある御母衣ダム(みぼろダム)は庄川最上流部に建設された水力発電専用ダムで、地下にある発電所で作られた電気は関西方面へと送られています。1952年(昭和27年)成立の「電源開発促進法」によって設立された「電源開発(J-POWER)」が戦後の荒廃した国内産業を復興するために必要な電力を確保する目的で作ったロックフィルダムです。ロックフィルダムはコンクリートダムと比べると地質や岩盤が悪くても建設が可能で経済的なメリットもありました。
御母衣ダム完成時には日本初の100メートル超えロックフィルダムとして「東洋一のロックフィルダム」「20世紀のピラミッド」などと讃えられます。
また、御母衣ダム建設により水の底に沈むはずだった「荘川桜」の移植エピソードは小説やドラマ、映画化もされました。
昔から「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」といわれるように、桜は梅と違いヘタに伐採すると枯れしてしまう繊細な生き物。
ダムの底に沈んだ岐阜県高山市荘川町にあった樹齢四百五十年余り、高さ約20メートル、幹周約6メートルの二本の老木の移植事業は「世界植物史上の奇跡」とまでいわれました。
荘川桜の種類は彼岸の時期に東京地方で多く咲いたことから「江戸彼岸(エドヒガン)」と命名された山桜。白に近い淡いピンク色の花弁とゴツゴツ隆起した幹が特徴でソメイヨシノの片親でもあります。
岐阜県の天然記念物にも指定された庄川桜は、御母衣湖に面した国道156号沿いの中野展望台にて樹齢五百年を経た今もなお花見客を楽しませています。
2002年、創立50周年を記念し電源開発(J-POWER)は、荘川桜の実から育てた苗木(荘川桜二世)を小中学校や道の駅など北は新潟から南は九州まで(偏りがあるのはエドヒガンに適した気候で分布しているため)全国100ヶ所以上に植樹を行いました。
荘川桜二世の側には荘川桜のいわれが書かれた銘板が立っているので見かける機会があるかもしれませんね。
※電源開発のホームページによると現在も引き続き荘川桜移植50周年を記念した苗木の寄贈をしています。希望する小中学校の関係者の方は下記URLからご応募を。
( http://www.sakura.jpower.co.jp/news/new00100.html )
執筆者⇒shanti8
MIBOROダムサイドパーク利用案内
営業時間:9:00~16:00
定休日:水曜日なります
駐車場:無料駐車場があります。
~詳細情報~
場所 :御母衣ダム
住所 :岐阜県大野郡白川村御母衣
URL :http://shirakawa-go.org/kankou/guide/309/
場所 :MIBOROダムサイドパーク
住所 :岐阜県大野郡白川村大字牧140-1
URL :
撮影者プロフィール
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