目次
季節の名所
愛知県・岐阜県「ホテイアオイ・ジニア・菊の名所」
ホテイアオイ・ジニア・菊について(特徴・開花時期・文化・魅力・花言葉)
ホテイアオイ
ホテイアオイ(布袋葵)は、水面に浮かんで生育する美しい水草です。以下に、ホテイアオイの特徴、育て方、注意点などをまとめました。
ホテイアオイの特徴
- 種類: ミズアオイ科の多年生の水草
- 原産地: 南アメリカ
- 別名: ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス
- 特徴:
- 葉柄(葉と茎をつなぐ部分)が丸く膨らみ、浮き袋の役割をします。
- 夏から秋にかけて、薄紫色の美しい花を咲かせます。
- 繁殖力が非常に強く、条件が揃うと爆発的に増殖します。
ホテイアオイの魅力
- 美しい花: 薄紫色の涼しげな花は、観賞価値が高いです。
- 水質浄化: 水中の富栄養成分を吸収し、水質浄化に役立ちます。
- メダカの産卵場所: メダカなどの魚の産卵場所や隠れ家になります。
ホテイアオイの注意点
- 繁殖力: 繁殖力が非常に強く、放置すると水面を覆い尽くしてしまうことがあります。
- 外来種: 日本の侵略的外来種ワースト100に選定されており、生態系への影響が懸念されています。
- そのため、屋外で繁殖させすぎないように注意が必要です。
- また、屋外に廃棄したり、植えたりしないでください。
その他
- ホテイアオイは、メダカや金魚の飼育にもよく利用されます。
- 根に微生物が繁殖しやすく、水質浄化に役立つとされています。
ホテイアオイは、適切に管理すれば、美しい花と水質浄化効果を楽しめる水草です。
ジニア
ジニアは、夏から秋にかけて長く咲き続ける、鮮やかで可愛らしい花です。
特徴
- 種類: キク科ジニア属(ヒャクニチソウ属)の総称
- 開花時期: 5月~11月頃
- 花の色: 赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、紫など多彩
- 特徴:
- 花の形や咲き方が豊富(一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きなど)
- 暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすい
- 開花期間が長く、次々と花を咲かせる
名前の由来
- ジニアは、ドイツの植物学者「ヨハン・ゴットフリート・ツィン」の名前に由来します。
- 和名の「百日草(ヒャクニチソウ)」は、開花期間が長いことに由来します。
種類
ジニアには、様々な種類があります。
- ジニア・エレガンス(Zinnia elegans):
- 最も一般的なジニアで、様々な花色や咲き方の品種があります。
- 草丈は30~100cmほどで、花径は3~10cmほどです。
- ジニア・リネアリス(Zinnia linearis):
- 細い葉と、オレンジ色の一重咲きの花が特徴です。
- 草丈は30cmほどで、花径は3cmほどです。
- 丈夫で育てやすく、花壇やプランターにおすすめです。
- ジニア・プロフュージョン(Zinnia Profusion Series):
- サカタのタネが開発した品種で、病気に強く、花付きが良いのが特徴です。
- 草丈は30~50cmほどで、花径は3~5cmほどです。
花言葉
ジニアの花言葉は、色によって異なります。
- 全般: 「友情」「愛情」「絆」
- 赤いジニア: 「不変の愛」
- 白いジニア: 「純潔」
- ピンクのジニア: 「幸福」
- 黄色のジニア:「別れた友への想い」
鑑賞スポット
ジニアは、全国各地の公園や花畑で観賞できます。
- 国営昭和記念公園(東京都)
- 浜名湖ガーデンパーク(静岡県)
- 淡路島国営明石海峡公園(兵庫県)
その他
- ジニアは、比較的育てやすい植物で、初心者でも楽しめます。
- 日当たりと風通しの良い場所を好み、水はけの良い土壌でよく育ちます。
- 花がら摘みをこまめに行うと、次々と花を咲かせます。
菊
菊(キク)は、日本の国花であり、古くから日本人に親しまれてきた花です。観賞用、食用、薬用など、様々な用途で利用されています。
特徴
- キク科キク属の多年草
- 原産地は中国
- 開花時期は主に秋(9月~11月)
- 花の色は、白、黄、ピンク、赤、紫など多彩
- 花の形や大きさも様々
種類
菊は、大きく分けて以下の2種類があります。
- 和菊:
- 日本で品種改良された菊の総称
- 古典菊、嵯峨菊、伊勢菊、肥後菊、江戸菊など、様々な種類がある
- 観賞用として栽培されることが多い
- 洋菊:
- ヨーロッパで品種改良された菊の総称
- スプレーギク、ポットマムなどがある
- 切り花や鉢植えとして流通している
文化
- 皇室との関係:
- 菊は、皇室の家紋として使用されており、日本の象徴的な花
- 重陽の節句:
- 9月9日は重陽の節句として、菊の花を飾ったり、菊酒を飲んだりする風習
- 仏花:
- 菊は、仏花としてもよく使用される
花言葉
- 「高貴」「高潔」「信頼」「愛情」など
鑑賞スポット
菊は、全国各地の公園や植物園で観賞できます。
- 新宿御苑(東京都)
- 日比谷公園(東京都)
- 二条城(京都府)
その他
- 菊は、食用としても利用され、菊の花や葉は、和え物やお吸い物などに使われる
- 菊は、薬用としても利用され、解熱や鎮痛などの効果があるとされる
東海地方のホテイアオイ・ジニア・菊の名所と撮影スポット
東海地方には、思わずカメラを構えたくなるような名所がたくさんあります。ここでは紹介しきれなかった場所も含めて、ホームページ内で詳しい一覧を見ることができます。見ごろの情報やアクセス方法など、気になるスポットをまとめてチェックしたい方は、「すべて見る」ではホームページ内の名所の一覧が表示されます
名古屋市のホテイアオイ・ジニア・菊の名所
名古屋城菊花会

- コメント:
- 名古屋城で開催される「菊花大会」は、名古屋地方では最大級の菊の展示会です。愛知県は日本の菊の生産量で日本一を誇っており、この大会は菊愛好家たちが丹精込めて育てた素晴らしい作品が一堂に会する場として、毎年多くの人々に親しまれています。
- この菊花会では、大菊、山菊、懸崖仕立てなど、様々な仕立て方の菊が展示されます。特に、菊で家や人形をかたどった「菊人形」は、その緻密な作りと美しさで、来場者の目を引きつけます。
- 展示会場は、名古屋城の正門から入ってすぐの西之丸広場。雄大な天守閣を背景に、色とりどりの菊が咲き誇る光景は、日本ならではの秋の風情を感じさせます。
- 開催期間中は、菊の即売会や、金城学院生による茶席のおもてなしなど、様々なイベントが企画されることもあり、花を鑑賞するだけでなく、文化的な体験も楽しむことができます。
- 名称:⇒名古屋城秋祭り
- 場所:名古屋城 西之丸広場など
- 住所:愛知県名古屋市中区本丸1-1
- 開花時期:10月下旬~11月下旬
- 菊花大会の開催時期は例年この期間です。その年の天候によって開花状況が変動するため、事前に名古屋城の公式サイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。
- 祭り期間:名古屋城菊花大会: 例年、10月下旬から11月下旬にかけて開催されます。
- 2024年は10月27日(日)から11月21日(木)まで開催されました。2025年の開催については、名古屋城の公式サイトでご確認ください。
- 入場料:有料(名古屋城の入場料が必要です)
- 通常料金:大人(高校生以上)500円、中学生以下は無料。
- 名古屋まつり期間中など、一部の日には無料開放されることがあります。
- 名古屋市内の高齢者(敬老手帳持参)や、障害者手帳をお持ちの方は割引や無料となります。
- 営業時間:9:00~16:30(最終入園は16:00)
- 夜間には開園していません。
- 駐車場:あり(有料)
- 正門駐車場、東門駐車場などがあります。
- 普通車は30分180円です。
- 土日祝日やイベント期間中は大変混雑します。
- その他:
- アクセス:
- 【地下鉄】
- 地下鉄名城線「名古屋城駅」7番出口から徒歩約5分。
- 【バス】
- 名古屋駅から「なごや観光ルートバス・メーグル」で「名古屋城」下車すぐ。
- 【地下鉄】
- 見どころ:
- 名古屋城を背景に、色とりどりの菊が咲き誇る光景。
- 様々な仕立て方の菊の展示。
- 菊人形や、菊で作られたユニークな作品。
- その他注意点:
- 菊花大会の開催期間は、名古屋城の公式サイトで事前に確認してください。
- 駐車場が限られているため、公共交通機関の利用を検討してください。
- 特に週末は多くの人が訪れるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
- アクセス:
愛知県のホテイアオイ・ジニア・菊の名所
愛知牧場

- コメント:
- 愛知牧場は、名古屋からアクセスしやすい立地にあり、四季折々の花畑が楽しめる人気のレジャースポットです。
- 夏から秋にかけて見頃を迎えるジニア(百日草)は、赤、ピンク、黄色、白など、色とりどりの花が広大な敷地に咲き誇る、まさに絶景の撮影スポットです。
- ジニア畑は、愛知牧場ならではののどかな牧場の風景と相まって、フォトジェニックな写真を撮るのに最適です。
- 動物たちとのふれあいエリアも近くにあり、動物たちとの交流を楽しんだ後に、美しい花畑で癒されるという過ごし方もおすすめです。
- 開花状況は天候によって変動するため、お出かけ前に愛知牧場の公式サイトやSNSで最新の情報を確認すると、より美しい花畑に出会えます。
- 場所:⇒愛知牧場
- 住所:愛知県日進市米野木町南山977
- 開花時期:例年、7月上旬から9月上旬頃。
- 一部の情報では、9月中旬から10月下旬にかけても見頃とされています。
- 祭り期間:
- ジニアに特化した大規模な「祭り」は、特定の情報は見つかりませんでした。
- 愛知牧場では、季節ごとに様々なイベントや体験(バーベキュー、乳搾り、引き馬など)が開催されています。
- 入場料:無料
- ただし、どうぶつ広場や一部の体験には別途料金が必要です。
- 営業時間:9:00~17:00
- 施設によっては営業時間が異なる場合があるため、詳細は公式サイトをご確認ください。動物とのふれあいエリアは16:00に終了します。
- 駐車場:あり(約500台)
- 土曜日、日曜日、月曜日、祝日は有料(500円または1000円)です。
- GWやお盆など繁忙期には平日でも有料になる場合があります。
- その他:
- アクセス:
- 【公共交通機関】名鉄豊田線「黒笹駅」から徒歩約10分。
- 【車】東名高速道路「東名三好IC」から県道231号経由で約5分。
- 役立つ情報:
- 写真撮影のコツ: 広大なジニア畑を背景に、牧場の動物たちやのどかな風景と一緒に写真を撮るのがおすすめです。また、早朝や夕方など、光が柔らかい時間帯は、より美しい写真を撮りやすいです。
- 園内施設: ジニア畑の近くには、手作りジェラートが楽しめるお店や、バーベキュー場、パターゴルフ場などがあり、花畑鑑賞と合わせて様々なレジャーを楽しめます。
- 混雑回避: 特に週末は駐車場や園内が混雑するため、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
- 最新情報: 開花状況や営業時間の変動があるため、お出かけ前に必ず愛知牧場の公式ウェブサイトやSNSを確認してください。
- アクセス:
フローラルガーデンよさみ

- コメント:
- ホテイアオイは、夏から秋にかけて薄紫色の清楚な花を咲かせ、水面に広がる様子が美しい植物です。
- フローラルガーデンよさみは、依佐美送信所跡地に作られた歴史と自然が融合した公園で、様々な季節の花が楽しめますが、ホテイアオイは特筆すべき名所ではない可能性があります。
- ホテイアオイの花は、一日花で午前中に咲き、午後にはしぼんでしまうため、もし鑑賞する場合は午前中に訪れるのがおすすめです。
- 場所:⇒フローラルガーデンよさみ
- 住所:愛知県刈谷市高須町石山2-1
- 開花時期:ホテイアオイの一般的な開花時期: 7月下旬から9月下旬頃。
- 祭り期間:
- ホテイアオイに特化した祭りは確認できませんでした。
- 園内では、春に「よさみガーデンフェスタ」など、季節に応じた様々なイベントが開催されています。
- 入場料:無料
- ミニSLなど、一部の施設や体験には料金がかかります。
- 営業時間:自由(24時間開放)
- ただし、管理棟や依佐美送信所記念館、カフェなどの施設は9:00~17:00(一部異なる)です。
- 駐車場:あり(無料)
- 約430台収容できる駐車場があります。
- その他:
- アクセス:
- 【公共交通機関】JR刈谷駅から公共施設連絡バス「フローラルガーデンよさみ」下車すぐ。
- 【車】伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」から約15分。
- 役立つ情報:
- フローラルガーデンよさみに関する最新情報や、植栽されている花の種類について確認したい場合は、直接施設に問い合わせることをお勧めします。
- 園内には、芝生広場、ミニSL、カフェなどがあり、散策やピクニックを楽しむことができます。
- アクセス:
岐阜県の菊の名所
菊人形・菊花展

- コメント:
- 岐阜公園は、織田信長ゆかりの岐阜城や金華山を背景に、毎年秋に菊人形・菊花展が開催されることで有名です。
- この菊花展の最大の魅力は、岐阜発祥の「美濃菊」をはじめとする、約3,000鉢もの菊が一同に展示される壮大なスケールです。
- 特に、菊花で衣装を飾り付けた「菊人形」は、その年の大河ドラマなどを題材に制作されることが多く、毎年テーマが変わるため、何度訪れても楽しめます。
- 岐阜城を背景にした菊花庭園は、その美しさから多くの観光客や写真愛好家を魅了します。
- 期間中は、菊の即売会や、地元の特産品販売など、様々なイベントが企画されることもあります。
- 名称:⇒菊人形・菊花展
- 場所:岐阜公園
- 住所:
- 〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町1丁目
- 開花時期:10月下旬~11月下旬
- 2024年は10月26日(土)から11月24日(日)まで開催されました。2025年の開催については、事前に岐阜市役所の公式サイトなどで確認してください。
- 祭り期間:菊人形・菊花展: 例年、10月下旬から11月下旬にかけて開催されます。
- 入場料:無料(公園への入園は無料です)
- ただし、岐阜城などに登る場合は別途料金が必要です。
- 営業時間:9:00~17:00
- 駐車場:あり(有料)
- 岐阜公園周辺に市営の駐車場がいくつかあります。
- その他:
- アクセス:
- 【電車・バス】JR「岐阜駅」または名鉄「名鉄岐阜駅」からバス「岐阜公園・岐阜城」下車、徒歩約2分。
- 見どころ:
- 約3,000鉢もの菊の展示。
- 毎年テーマが変わる菊人形。
- 岐阜城を背景にした美しい景観。
- その他注意点:
- 混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を検討してください。
- 菊人形は屋外展示のため、天候によって傷むことがあります。
- アクセス:







