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カーシェアの任意保険は必要?タイムズカーの事故補償・NOC・安心補償を解説

カーシェアの任意保険は必要?タイムズカーの事故補償を解説 レンタカー・カーシェア
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タイムズカーを使うとき、「自分で任意保険に入る必要があるのか」「事故を起こしたら高額な請求になるのか」と不安になる方もいるでしょう。

カーシェアの事故費用を確認するときは、単に「保険が付いているか」だけでなく、基本の保険・補償、NOC(ノンオペレーションチャージ)、安心補償サービス、補償が適用されない条件を分けて確認することが大切です。

先に結論

タイムズカーでは、対人・対物・車両・人身傷害の補償が利用料金に含まれており、利用するために車両ごとの任意保険を自分で契約する仕組みではありません。

ただし、保険・補償が付いていても事故時の負担が必ず0円になるわけではありません。NOCや補償対象外となる条件があるため、利用前に確認しておきましょう。

この記事で分かること

  • タイムズカー利用時の任意保険と基本補償
  • 事故時に発生するNOCや自己負担
  • 安心補償サービスは入るべきか
  • バッテリー上がりやエンジンがかからない場合の費用
  • 車を擦った・ぶつけた・傷を付けたときの対応
  • 事故後もタイムズカーを利用できるのか

補償内容は変更されることがあります

この記事では2026年9月6日時点のタイムズカー公式情報を基礎にしています。実際に利用するときは、最新の補償制度や貸渡約款も確認してください。

タイムズカーの保険と任意保険

まずは、タイムズカーの利用料金に含まれる補償と、自分で任意保険へ加入する必要があるのかを整理します。

事故時の自己負担を考えるときは、基本補償・NOC・安心補償サービスを別々に見ると理解しやすくなります。

カーシェアで任意保険は必要?

カーシェアで任意保険は必要?

タイムズカーでは、利用中の事故に備えた補償が利用料金に含まれています。公式FAQでも、保険料は月額基本料金ならびに利用料金に含まれ、別途負担する必要はないと案内されています。

したがって、タイムズカーを利用するために、マイカーのような任意保険を利用者自身が車両ごとに契約する必要はありません。

(参照:タイムズカー公式「保険料は利用の際、別途発生するのですか?」)

任意保険とタイムズカーの補償制度は分けて考えましょう

検索では「カーシェアの任意保険」「カーシェアの保険加入」などと調べることがありますが、実際の事故時に重要なのは、タイムズカーが定める補償制度と貸渡約款です。

保険・補償が付いていても、事故時の支払いが常に0円になるわけではありません。特にNOC、補償が適用されない利用、一定条件で設定される車両免責は別に確認する必要があります。

タイムズカーの基本補償

2026年9月6日時点で、タイムズカーの利用料金には対人・対物・車両・人身傷害の補償が含まれています。

補償 補償内容 免責など
対人補償 1名につき無制限 自賠責保険3,000万円を含む
対物補償 1事故につき無制限 対物免責額0円
車両補償 1事故につき時価額 原則として車両免責額0円
人身傷害補償 1名につき6,000万円 保険約款に基づき損害額を認定

人身傷害補償は、自分や同乗者が自動車事故でけがをした場合などを対象とする補償です。タイムズカーでは現在、1名につき6,000万円が限度額となっています。

また、車両補償は原則として免責0円ですが、事故を起こし、タイムズカーが定める基準に該当した会員には、1事故につき5万円の車両免責額が1年間設定される場合があります。

(参照:タイムズカー公式「補償制度」)

事故時の自己負担はいくら?

事故時の自己負担はいくら?

タイムズカーで事故を起こした場合の自己負担は、一律に「○円」と決まるわけではありません。事故の状況、補償制度が適用されるか、安心補償サービスへ加入しているかなどによって変わります。

確認項目 基本的な考え方
対人・対物・車両など 補償制度の範囲内で対応
事故時のNOC 自走可能2万円、自走不能5万円
車両免責 原則0円だが一定条件では5万円が設定される場合あり
補償適用外 事故にかかる費用が利用者負担となる場合あり

免責0円と自己負担0円は同じ意味ではありません

車両補償の免責が0円でも、事故によって車両のサービスが停止すればNOCが発生する場合があります。また、貸渡約款に違反すると、基本の補償自体を受けられない可能性があります。

事故費用を考えるときは、「保険が付いているか」だけで判断せず、基本補償、NOC、安心補償サービス、補償対象外条件をセットで確認するのがポイントです。

NOCは2万円・5万円

NOCは「ノンオペレーションチャージ」の略で、事故などによってタイムズカーの車両がサービスを停止した場合に、営業補償の一部として支払う費用です。

事故時のNOCは、2026年9月6日時点で次のように設定されています。

事故後の状態 NOC
自走可能 20,000円
自走不能 50,000円

NOCは、相手の車やタイムズカー車両を修理するための一般的な保険の免責とは役割が異なります。車両補償の免責が0円でも、NOCが別に発生する場合がある点を覚えておきましょう。

また、タイムズカーでは事故以外にも、汚損、キーの紛失、混油など状況に応じて実費やNOC、ペナルティ料金などが設定されています。「事故なら必ず2万円または5万円だけ」と考えないことも重要です。

なお、保険・補償の適用を受けない車両損害については、休業損害や修理にかかる実費が請求される場合があります。

(参照:タイムズカー公式「補償制度」)

安心補償サービスは入るべき?

安心補償サービスとは?

タイムズカーには、基本の補償制度とは別に安心補償サービスがあります。2026年9月6日時点の加入料金は、1利用550円(税込)です。

利用開始前に加入すると、事故時のNOCに加え、対象となる車両トラブルの費用が免除されます。

主なトラブル 通常 安心補償加入時
事故時のNOC 2万円または5万円 免除対象
タイヤのパンク・損傷 実費 免除対象
バッテリー上がり 実費 免除対象
キーのインロック 対象費用が発生する場合あり 免除対象
ガス欠 対象費用が発生する場合あり 免除対象
対象トラブルの搬送 レッカー等の費用が発生する場合あり 免除対象

安心補償サービスは利用開始後には加入できず、利用開始後の取り消しもできません。予約・利用開始前に必要性を判断しておきましょう。

安心補償サービスを検討しやすい人

  • 事故時に突然2万円や5万円のNOCを負担するのが不安
  • 旅行先など慣れていない道路や駐車場を走る
  • パンクやバッテリー上がりなどの予想外の負担も抑えたい
  • 550円の追加料金より、トラブル時の負担軽減を優先したい

安心補償に入れば何でも無料になるわけではありません

貸渡約款違反などにより保険・補償そのものが適用されない利用では、安心補償サービスへ加入していても免除を受けられません。

「安心補償サービスは入るべきか」と迷う場合は、550円の追加料金だけを見るのではなく、事故時のNOCやパンク・バッテリー上がりなどの負担をどこまで避けたいかで判断すると分かりやすくなります。

(参照:タイムズカー公式「安心補償サービス」)

これからカーシェア会社を選ぶ方へ

補償内容だけでなく、時間料金・距離料金・月額料金も会社ごとに異なります。入会するサービスをまだ決めていない方は、カーシェアおすすめ4社の料金・特徴を比較した記事もあわせて確認すると選びやすくなります。

補償されないケースに注意

補償されないケースに注意

タイムズカーの補償制度は、すべての事故へ無条件に適用されるわけではありません。貸渡約款などに違反すると補償制度が適用されず、事故にかかる費用を利用者が負担する可能性があります。

公式サイトでは、主に次のような例が挙げられています。

  • 会員ではない人が運転した
  • 追加運転者として登録していない会員が運転した
  • 追加運転者登録済みでも予約者が同乗せず運転した
  • タイムズカーの承諾を得ず事故相手と直接示談した
  • 事故をタイムズカーへ連絡しなかった
  • 事故発生時に警察へ届け出なかった
  • 警察の指示に従わず現場検証を拒否した
  • 事故について事実と異なる申告をした
  • 飲酒や薬物など法令違反の状態で事故を起こした
  • 必要な延長手続きをせず返却予定日時を過ぎた状態で事故を起こした

会員同士で運転を交代する場合も注意が必要です。追加運転者として登録していても、予約した会員が同乗していない場合は補償制度が適用されません。

「小さな傷だからバレないだろう」と自己判断して連絡しないのは避けましょう。損傷が軽微であっても、利用中に発生した傷はタイムズカーへの連絡が必要です。

また、相手のいる事故では、自分たちだけで金銭を支払ったり示談を決めたりせず、タイムズカーまたは保険会社の指示に従いましょう。

(参照:タイムズカー公式「保険・補償が適用できない例」)

カーシェアで事故を起こしたら?

事故が発生したときは、料金やNOCを調べることよりも負傷者の救護と安全確保が優先です。

ここでは、タイムズカー利用中に事故を起こした、車を擦った、ぶつけた、傷を付けたといった場合の行動と、事故後の利用への影響を整理します。

事故発生時の対応手順

事故発生時の対応手順

タイムズカー公式では、事故が発生した場合の基本的な流れを次のように案内しています。

事故が起きたときの基本手順

  • けが人がいれば救護し、必要に応じて救急車を呼ぶ
  • 車を動かせる場合は安全な場所へ移動して二次事故を防ぐ
  • 事故現場から警察へ連絡する
  • 警察への連絡後、タイムズカーの事故受付へ連絡する

国土交通省も、交通事故が起きた場合の警察への報告は義務と案内しています。相手が「警察を呼ばなくてもいい」と言った場合でも、自己判断で届出を省略しないでください。

(参照:国土交通省「交通事故にあったらまずどうする?」)

2026年9月6日時点で、タイムズカー公式の事故対応手順に案内されている事故受付番号は0120-72-5656で、24時間受付です。

利用中に発生した事故や傷は、傷の大小を問わず返却前に連絡してください。

(参照:タイムズカー公式「事故が発生したら」)

事故現場でこの記事を読んでいる方へ

負傷者がいる場合は救護を優先してください。高速道路など危険な場所では、ガードレールの外側など安全を確保できる場所へ避難し、警察とタイムズカーへ連絡しましょう。事故相手との示談は自分だけで進めないでください。

擦った・ぶつけた・小さな傷や飛び石も連絡する

小さな傷や飛び石も連絡する

「駐車場で少し擦った」「ドアを隣の車にぶつけた」「飛び石で小さな傷が付いた」といった場合でも、利用中に発生した傷は連絡が必要です。

タイムズカー公式FAQでは、利用中に発生した傷については大小を問わず、直ちにその場から事故受付へ電話するよう案内しており、軽い接触や飛び石も対象としています。

(参照:タイムズカー公式「クルマに傷などがあった場合どうすればいいですか?」)

「傷がバレる・バレない」で判断しない

小さな擦り傷や物損事故でも、利用中に発生した傷を申告しなかった場合は補償制度が適用されない可能性があります。「目立たないから大丈夫」と判断せず、その場から事故受付へ連絡しましょう。

一方、利用開始前から付いていた傷は扱いが異なります。走行に支障がある傷や異常を見つけた場合は、出発前に会員専用フリーダイヤルへ連絡してください。走行に支障がない傷は、公式が案内するお問い合わせフォームから報告します。

乗る前に車の状態を確認

タイムズカーでは、安全のため利用前に車の傷やタイヤ、ブレーキなどを点検するよう案内しており、予約開始時間の約5~10分前をサービスタイムとして提供しています。状況によってサービスタイムが提供されない場合もあります。

出発前に車の状態を確認しておけば、もともとあった傷と利用中に発生した傷を区別しやすくなります。

バッテリー上がり・エンジンがかからない場合の費用は?

事故以外で気になるトラブルのひとつが、バッテリー上がりです。「エンジンがかからない」「JAFを呼んだ方がよいのか」と迷うこともあるでしょう。

タイムズカーでは、利用中に発生したバッテリー上がりは通常実費となっています。一方、安心補償サービスへ加入している場合は、バッテリー上がりと、それに関わる搬送費用などが免除対象です。

また、ロードサービスが出動してレッカー搬送や現地での復旧作業などを行った場合は、ロードサービス費用として27,500円が設定されています。事故の場合は補償制度に基づいて補填されますが、保険・補償の適用外となる場合はロードサービス費用が必要です。

JAFや修理業者を自己判断で手配しない

旅行先でバッテリーが上がったり、エンジンがかからなくなったりした場合も、自分でJAFや修理業者を手配する前にタイムズカーへ連絡し、案内に従いましょう。

(参照:タイムズカー公式「補償制度」)

レンタカー利用中のパンク・事故・バッテリー上がりは別ルール

旅行でレンタカーを利用する場合は、カーシェアとは補償や連絡方法が異なります。詳しくはレンタカーのパンク・自損事故・バッテリー上がりの対処法で確認できます。

事故後もタイムズカーを使える?

事故を1回起こしただけで、必ずタイムズカーを二度と利用できなくなるわけではありません。ただし、事故の回数や内容、貸渡約款違反の有無などによっては、会員資格が取り消しまたは停止となる場合があります。

2026年4月1日予約分から適用されている事故時の取り扱いでは、たとえば次のようなケースが会員資格への影響対象として示されています。

  • 貸渡約款などへの違反があった場合
  • 2年以内に複数回事故を起こした場合
  • 2年以内の複数事故のうち1回でも全損または車両が大破して自走不能となった場合
  • 会員に主たる責任がある事故で相手方または同乗者が死亡または後遺障害に至った場合
  • 医師などから運転を控えるよう指示されていたにもかかわらず運転し事故を起こした場合
  • 速度超過や居眠りなど重大な過失により事故を起こした場合

すべての事故が同じように数えられるわけではありません

タイムズカーが会員に全く責任がないと認めた事故は、複数事故を判断する際の事故件数には含まれません。また、全損または車両が大破して自走不能となった事故については、2026年4月1日以降に発生した事故が対象です。

タイムズカーが定める基準に該当し、一定期間の利用停止後に利用再開が認められた場合などには、利用再開後1年間、車両補償に1事故5万円の免責額が設定されます。

利用再開の可否は事故内容などの個別事情を精査したうえでタイムズカーが判断します。会員資格が取り消された場合は利用再開できません。

2026年10月1日から貸渡約款の一部改定予定

タイムズカーは、2026年10月1日0時以降の予約開始分から貸渡約款を一部改定すると公表しています。

事故に関係する変更では、車両補償の免責設定を受けた会員が退会し、免責設定の適用期間中に再入会した場合も、免責設定が引き継がれることなどが規定される予定です。2026年10月1日以降に利用する場合は最新の貸渡約款を確認してください。

(参照:タイムズカー公式「事故が発生したら」)

(参照:タイムズカー公式「貸渡約款一部改定のお知らせ」)

1日自動車保険は必要?コンビニ保険も確認

タイムズカーでは基本の保険・補償が利用料金に含まれているため、利用条件として別の1日自動車保険へ加入することが前提になっているわけではありません。

また、「コンビニなどで加入できる1日自動車保険を追加すれば、さらに安心なのでは」と考える方もいるかもしれませんが、一般に1日自動車保険と呼ばれる商品なら、どれでもカーシェアへ追加できるわけではありません。

たとえば東京海上日動の「ちょいのり保険」では、レンタカーに加えて、「わ」「れ」ナンバーでカーシェアリングに利用される車も対象外とされています。

(参照:東京海上日動「ちょいのり保険」)

保険商品によって対象車両や条件は異なるため、「タイムズカーの補償が心配だから1日自動車保険を追加すればよい」と決めず、利用を検討する保険会社の最新条件を確認してください。

レンタカーも比較したい方へ

レンタカーでは基本補償、免責補償、NOCの仕組みがカーシェアとは異なります。詳しくはレンタカーの免責補償・保険を解説した記事で確認できます。

パンク・事故・バッテリー上がりなど実際のトラブル対応は、レンタカーのパンク・自損事故・バッテリー上がりの対処法で整理しています。

旅行でカーシェアとレンタカーのどちらを使うか迷っている場合は、レンタカーとカーシェアの違い・料金比較も参考にしてください。

まとめ|タイムズカーの保険と事故対応を確認

  • タイムズカーは事故に備えた補償が利用料金に含まれている
  • 利用時に保険料を別途支払う必要はない
  • タイムズカー利用のために車両ごとの任意保険を自分で契約する仕組みではない
  • 対人補償は1名につき無制限
  • 対物補償は1事故につき無制限で免責0円
  • 車両補償は原則として1事故につき時価額で免責0円
  • 人身傷害補償は1名につき6,000万円
  • 事故時のNOCは自走可能2万円と自走不能5万円
  • 安心補償サービスは1利用550円
  • 安心補償では事故時のNOCやバッテリー上がりなどが免除対象になる
  • 貸渡約款違反などでは補償を受けられない場合がある
  • 事故時は負傷者の救護と安全確保を最優先する
  • 安全確保後は警察とタイムズカーへ連絡する
  • 擦り傷・軽い接触・飛び石でも利用中に発生した場合は連絡する
  • エンジンがかからない場合も自己判断でJAFなどを手配せずタイムズカーへ連絡する
  • 補償内容や事故受付情報は利用時に最新の公式情報を確認する

これから利用するカーシェアを選ぶ方へ

保険や事故時の負担を確認できたら、次は料金・距離料金・月額料金・使いやすさも比較してみましょう。

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