
大学生の旅行や家族でのドライブを計画するとき、「レンタカーは何歳から借りられる?」「18歳・19歳でも利用できる?」「高齢者は何歳まで借りられる?」と気になる方も多いでしょう。
レンタカーの年齢条件は、単純に「○歳以上なら利用できる」と決まっているわけではありません。学生や免許取り立ての方では免許取得期間、高齢者では会社や店舗独自の条件、さらに年齢による補償制度の加入条件まで確認する必要があります。
先に結論をまとめると、レンタカーの利用条件は年齢だけでは決まりません。
有効な運転免許証を持っていても、年齢・免許取得期間・車種・利用店舗・免責補償などの条件によって利用できる範囲が変わる場合があります。
この記事では、大学生・18歳・19歳・免許取り立ての方から70歳・75歳・80歳以上の高齢者まで、レンタカーを予約する前に確認したい年齢条件を分かりやすく解説します。
- レンタカーを利用できる年齢の基本的な考え方
- 大学生や18歳・19歳が借りるときの注意点
- 免許取り立て・21歳未満で確認したい条件
- 70歳・75歳・80歳以上で確認したい条件
- 主要レンタカー会社の初心者・年齢に関する対応
- 条件確認後にレンタカーを比較する方法
この記事は2026年9月6日時点で確認できる公式情報をもとにしています。レンタカー会社の貸出条件や補償制度は変更されることがあるため、予約前に利用予定店舗の最新情報も確認してください。
レンタカーの年齢制限|大学生・学生が借りる条件
レンタカーの年齢制限を確認するときは、「何歳なら借りられるか」だけを見るのではなく、貸出条件・免許取得期間・補償条件を分けて考えることが重要です。
例えば18歳でも利用できるレンタカー会社がありますが、免許取得1年未満や21歳未満の利用者について独自条件を設けている会社もあります。また、車そのものは借りられても、年齢や免許歴によって免責補償へ加入できない事業者もあります。
| 確認する条件 | 確認する内容 |
|---|---|
| 貸出条件 | 自分の年齢で車を借りられるか |
| 免許歴 | 免許取得1年未満などに条件がないか |
| 車種条件 | 年齢・免許区分によって利用できない車種がないか |
| 補償条件 | 免責補償などに年齢・免許歴による加入制限がないか |
| 店舗条件 | 会社全体とは別に利用店舗独自の条件がないか |
「レンタカーを借りられる」ことと「希望する補償へ加入できる」ことは同じではありません。予約前には両方を確認しましょう。
どのレンタカー会社を選べばよいか迷っている場合は、先にレンタカーおすすめ会社・予約サイトの比較を確認しておくと、候補を絞りやすくなります。
学生でもレンタカーを借りられる条件

学生であることだけを理由に、レンタカーを借りられなくなるわけではありません。大学生や専門学校生でも、利用する車を運転できる有効な運転免許証を持ち、レンタカー会社が定める条件を満たしていれば利用できます。
例えばオリックスレンタカーでは、初心者について運転免許証取得後の年数制限や年齢制限を設けておらず、保険加入にも制限はないと案内しています。(参照:オリックスレンタカー公式サイト)
一方、トヨタレンタカーでは、初心者や若い方も原則利用できるとしながら、一部店舗では年齢について制限を設けている場合があると案内しています。(参照:トヨタレンタカー公式サイト)
大学生のグループ旅行では、予約者だけでなく、実際に運転する予定の人全員について年齢・免許歴・必要な手続きを確認しておきましょう。
学生か社会人かよりも、年齢・免許取得時期・利用店舗の条件が重要です。
大学生におすすめのレンタカーの選び方

大学生がレンタカーを選ぶときは、基本料金の安さだけではなく、運転しやすさと補償を含めた総額で比較しましょう。
免許を取ったばかりの場合、大人数だからと必要以上に大きな車を選ぶと、狭い道路や観光地の駐車場で扱いにくくなることがあります。乗車人数と荷物が収まるのであれば、コンパクトカーなど比較的扱いやすい車も候補になります。
| 確認項目 | 大学生が確認したいポイント |
|---|---|
| 年齢 | 18歳・19歳・20歳などに独自条件がないか |
| 免許取得時期 | 取得1年未満でも利用できるか |
| 車の大きさ | 人数と荷物を考えつつ運転しやすい車を選ぶ |
| 補償 | 運転者全員が希望する補償の対象になるか |
| 料金 | 基本料金だけでなく補償・オプションを含めて比較する |
大学生協の組合員であれば、大学生協のレンタカープランも比較候補です。取扱会社や料金、対象期間は地域や時期によって異なるため、所属する大学生協の最新案内を確認してください。(参照:大学生協のレンタカー)
大学生協の料金が必ず最安になるとは限りません。旅行日、出発地、車種、補償、キャンペーンなどで総額は変わるため、一般のレンタカー予約サイトの料金とも比較して決めましょう。
18歳・19歳でもレンタカーを借りられる?

18歳・19歳でも利用できるレンタカー会社があります。ただし、「18歳になれば全国どのレンタカー会社・店舗でも必ず借りられる」という意味ではありません。
2022年4月1日から民法上の成年年齢は18歳へ引き下げられており、現在の18歳・19歳は民法上の成年です。(参照:法務省)
また、2026年4月1日から普通免許・準中型免許の受験資格に関する年齢要件が18歳から17歳6か月へ引き下げられました。
ただし警視庁によると、仮免許の取得や本免許試験の受験は17歳6か月以降可能になった一方、運転免許証の交付は18歳以降です。(参照:警視庁)
18歳・19歳の場合は年齢だけでなく、免許を取得してから何か月・何年経過しているかも確認してください。若い運転者に対する条件と初心者に対する条件は、別々に設定されている場合があります。
免許取りたてで借りるときの注意点

免許を取得したばかりでもレンタカーを利用できる会社はありますが、免許取得1年未満の利用者に独自条件を設けている会社もあります。
ニッポンレンタカーでは、初心者(免許取得1年未満)や満21歳未満の方などについて、一部利用上の制限・制約があると案内しています。また、貸渡し時には対象となる方へ「セーフティ・スタート」として事故防止のチェックポイントや安全運転のアドバイスを案内しています。(参照:ニッポンレンタカー公式サイト)
一方、オリックスレンタカーでは、初心者について免許取得後の年数制限や年齢制限を設けていないと案内しています。
このように、免許取得1年未満だからレンタカーを借りられないとは限りません。反対に、1社で利用できても別の会社・店舗で同じ条件とは限らないため、予約先ごとに確認しましょう。
免許取り立ての利用条件や運転時の注意点については、レンタカー初心者・免許取り立てでも借りられる?初心者マークや利用条件を解説で詳しく紹介しています。
予約前に「免許取得から1年未満ですが、貸出や補償に条件はありますか」と店舗へ確認しておくと、当日の手続きで困りにくくなります。
初心者マークはレンタカーでも必要?

初心者マークの表示対象となる方は、レンタカーを運転するときにも表示が必要です。自家用車かレンタカーかによって表示義務が変わるものではありません。
普通免許などを受けていた期間が通算して1年未満の方は、免除規定に該当する場合を除き、普通自動車などを運転するときに初心者マークを前後の見やすい位置へ表示する必要があります。(参照:警視庁)
レンタカー会社によっては初心者マークを貸し出している店舗もあります。トヨタレンタカーでは、店舗によって有料で若葉マークを貸し出している場合があると案内しています。(参照:トヨタレンタカー公式サイト)
初心者マークが必要かどうかはレンタカーの利用回数ではなく、免許を受けていた期間などで判断します。
レンタカー店舗に必ず初心者マークが用意されているとは限らないため、対象となる方は予約時に確認するか、自分で準備しておくと安心です。
21歳未満で確認したい補償条件

21歳未満の方は、車を借りられるかだけではなく、希望する免責補償制度へ加入できるかまで確認しましょう。
年齢による貸出条件と免責補償などの加入条件は必ずしも同じではありません。
例えばスズキレンタカーでは、CDW(事故免責補償制度)について、免許取得後1年未満・21歳未満・70歳以上などに該当する運転者は加入できないと案内しています。(参照:スズキレンタカー公式サイト)
一方、オリックスレンタカーでは初心者について、免許取得年数・年齢・保険加入の制限を設けていないと案内しています。
「借りられる年齢」と「免責補償へ加入できる年齢」は別に確認してください。事故時の自己負担額に関わるため、基本料金だけを見て予約を決めないことが大切です。
免責補償、CDW、NOCなどの違いが分からない場合は、レンタカーの免責補償・保険は入る?CDW・NOCまで解説もあわせて確認してください。
レンタカーの年齢制限|高齢者は何歳まで借りられる?
高齢者についても、全国のレンタカー会社すべてに共通する「レンタカーは○歳まで」という一律の上限年齢が設定されているわけではありません。
会社や店舗によって年齢上限を設けている場合があるほか、車は借りられても一定年齢以上では免責補償へ加入できない場合もあります。
また、70歳以上の高齢者講習や75歳以上の認知機能検査など、運転免許証の更新に関する制度と、レンタカー会社が定める貸出条件は別の仕組みです。
高齢者は何歳までレンタカーを借りられる?

高齢者がレンタカーを何歳まで借りられるかを、全国共通の年齢だけで答えることはできません。
有効な運転免許証を持っていても、レンタカー会社や店舗が独自の貸出上限を設定している場合があります。
実際に、ニイザワマンスリーレンタカーでは、免許取得済みの18歳以上75歳までを貸出可能と案内しています。また、21歳未満について車両条件、免許取得1年未満について免責補償の条件も設けています。(参照:ニイザワマンスリーレンタカー公式サイト)
70歳・75歳・80歳といった年齢だけを見て利用できる・できないと判断せず、実際に利用する会社と店舗の条件を確認しましょう。
70歳以上で確認したい利用条件

70歳以上でも、レンタカー会社が定める条件を満たせば利用できる場合があります。ただし、レンタカーでは普段と異なる車を運転することになるため、年齢条件だけでなく車の大きさや運転時間も考えて選びましょう。
運転免許証の更新制度では、更新期間が満了する日の年齢が70歳以上の方は高齢者講習の対象です。
さらに更新期間が満了する日の年齢が75歳以上の場合は認知機能検査が必要となり、普通自動車に対応する免許を持つ方のうち一定の違反歴がある場合は、運転技能検査の対象になります。(参照:警察庁)
高齢者講習や認知機能検査は運転免許更新の制度であり、レンタカー会社の年齢制限とは別です。75歳以上だからレンタカーを一律に借りられなくなるという意味ではありません。
高齢運転者標識についても確認しておきましょう。70歳以上で加齢による身体機能の低下が運転に影響するおそれがある場合は、高齢運転者標識を表示するよう努める制度があります。(参照:警察庁)
| 確認すること | ポイント |
|---|---|
| 年齢条件 | 利用予定店舗に上限年齢がないか確認する |
| 補償条件 | 年齢による免責補償などの加入制限がないか確認する |
| 車種 | 普段から運転しやすい大きさを選ぶ |
| 運転時間 | 無理な長距離・長時間運転を避ける |
| 交代運転者 | 同行者も運転する場合は事前に必要な手続きを確認する |
75歳・80歳が全国共通の年齢上限ではない

75歳や80歳は、全国すべてのレンタカーに共通する上限年齢ではありません。
ただし、この年代になると会社独自の貸出条件や補償条件が設定されている例があるため、若い年代よりも事前確認の重要性が高くなります。
高齢者に関する条件には、大きく分けて「車自体を借りられないケース」と「車は借りられても一部の補償へ加入できないケース」があります。
| ケース | 考え方 |
|---|---|
| 貸出上限がある | 会社・店舗が定めた上限年齢を超えると車自体を借りられない |
| 補償だけ年齢制限がある | 車は借りられても一部の免責補償などへ加入できない |
| 明確な上限表示がない | 利用店舗へ年齢を伝えて貸出・補償条件を確認する |
「75歳以上なら利用不可」「80歳までは必ず利用可能」と一律に判断することはできません。予約サイトで車が表示された場合でも、必要に応じて利用店舗へ年齢と補償条件を確認してください。
主要レンタカー会社の年齢・初心者条件を比較

年齢や免許歴に関する扱いはレンタカー会社によって異なります。2026年9月6日時点で公式サイトから確認できる主な案内を整理すると、次のようになります。
| レンタカー会社 | 年齢・初心者に関する主な案内 | 特に確認したいこと |
|---|---|---|
| オリックスレンタカー | 初心者について免許取得後の年数・年齢・保険加入の制限なしと案内 | 利用する車を運転できる免許区分 |
| トヨタレンタカー | 初心者や若い方も原則利用可能。ただし一部店舗で年齢制限がある場合あり | 利用予定店舗の年齢条件 |
| ニッポンレンタカー | 免許取得1年未満・満21歳未満などは一部利用上の制限・制約あり | 年齢・免許歴・予約するクラスやプラン |
比較表は各社の一般的な案内です。同じブランドでも店舗・車種・プランなどによって条件が異なる場合があるため、最終的には利用店舗や予約プランの条件を確認してください。
希望していた会社で年齢・免許歴の条件を満たせない場合でも、別のレンタカー会社なら利用できる可能性があります。1社だけで判断せず、複数社を比較してみましょう。
ただし、年齢条件を満たす同行者だけを契約者にして、手続きをしていない人が無断で運転することは避けてください。実際に運転する人全員について、レンタカー会社が指定する手続きを行うことが重要です。
年齢・免許歴の条件を確認できたら、次は料金と空車を比較しましょう。
同じ旅行日でも、地域・車種・レンタカー会社・予約サイトによって料金や空車状況が変わります。利用条件を確認したうえで、複数の予約先を比べると選びやすくなります。
料金・空車を直接検索する場合はこちら
※予約前に、実際に利用するレンタカー会社・店舗の年齢、免許歴、補償条件を確認してください。
レンタカーの年齢制限でよくある疑問まとめ

- 学生でも利用条件を満たせばレンタカーを借りられる
- 大学生は料金だけでなく年齢・免許歴・補償も確認する
- 18歳・19歳でも利用できるレンタカー会社がある
- 2026年4月から普通免許などの受験資格は17歳6か月へ引き下げられた
- 普通免許などの運転免許証が交付されるのは18歳以降
- 免許取得1年未満への対応はレンタカー会社によって異なる
- 初心者マークの対象者はレンタカーでも表示が必要
- 初心者マークを借りられるかは店舗ごとに確認する
- 21歳未満では貸出条件と補償条件を分けて確認する
- レンタカーを借りられても免責補償に加入できない場合がある
- 70歳以上だから一律にレンタカーを借りられないわけではない
- 75歳を貸出上限としている事業者もある
- 75歳や80歳が全国共通のレンタカー上限年齢ではない
- 高齢者講習・認知機能検査とレンタカー会社の年齢制限は別
- 会社だけでなく実際に利用する店舗・プランまで確認する
- 条件を確認したら複数のレンタカー料金・空車を比較する
レンタカーの年齢制限は、「大学生だから」「高齢者だから」という理由だけでは判断できません。
年齢、免許取得期間、利用店舗、車種、補償条件をそれぞれ確認することで、自分の条件に合うレンタカーを探しやすくなります。
まだ利用する会社を決めていない場合は、レンタカーおすすめ会社・予約サイトの比較記事から、料金だけでなく補償や予約条件も含めて比較してみてください。
レンタカー会社の貸出条件や補償制度は変更される可能性があります。正確な条件は利用するレンタカー会社・店舗の公式サイトや予約画面で確認してください。運転免許制度について判断に迷う場合は警察や運転免許センターなどへ確認し、安全面に不安がある場合は無理に運転しないことも大切です。

