
旅行や出張でレンタカーを使うとき、車内でタバコを吸いたい方は、今でも喫煙車を借りられるのか気になるのではないでしょうか。
現在は一般的な乗用車の禁煙化が進んでいますが、すべてのレンタカーが禁煙というわけではありません。会社や車種によっては、現在も喫煙可能な車両があります。
また、IQOSなどの加熱式タバコや電子タバコについても、禁煙車では使用できないとしているレンタカー会社があります。喫煙車を利用したい場合は、予約時に車両の条件まで確認しておくことが大切です。
先に結論をまとめると、喫煙車は現在も一部で借りられますが、軽自動車・コンパクトカー・ミニバンなど旅行向けの乗用車では禁煙車が主流です。喫煙車を探す場合は、会社名だけではなく、利用地域・日時・車種まで指定して実際の空車を確認しましょう。
この記事では、2026年9月6日時点の公式情報をもとに、主要レンタカー会社の喫煙対応、喫煙可能な車の探し方、電子タバコや禁煙車で喫煙した場合の注意点まで解説します。
- 現在も借りられる喫煙車の特徴
- 主要レンタカー会社の喫煙対応
- 喫煙可能なレンタカーの探し方
- IQOS・電子タバコの扱い
- 禁煙車で喫煙した場合の清掃費やNOC
レンタカーの喫煙車は今も借りられる?
レンタカーの喫煙車は現在も一部に残っています。ただし、旅行で利用することが多い軽自動車やコンパクトカー、ミニバンなどでは禁煙車が主流です。
一方、バンやトラックなどの商用車では、喫煙可能な車両を用意している会社があります。喫煙できるかどうかはレンタカー会社だけでなく、車種・店舗・利用日時によっても変わるため、実際に借りる条件で確認することが重要です。
| 会社・サービス | 確認できる喫煙対応 | 探すときのポイント |
|---|---|---|
| ニッポンレンタカー | 乗用車・ワゴンは禁煙。一部商業車は喫煙可能 | 利用する車種・クラスを確認 |
| トヨタレンタカー | 地域会社によって一部バン・トラックに喫煙車の案内あり | 利用予定店舗へ確認 |
| タイムズカーレンタル | 通常の取扱車両は禁煙車両のみ | 喫煙車を希望する場合は別会社も確認 |
| ニコニコレンタカー | 空車検索で禁煙・喫煙を指定可能 | 店舗と利用日時ごとの在庫を確認 |
| Jcation | プラン一覧で禁煙・喫煙の車両情報を確認可能 | 地域・日時を指定して複数プランを比較 |
「喫煙車を扱っている会社」を知るだけでは不十分です。実際の在庫は店舗や日時によって変わります。喫煙条件に加えて料金や店舗も比較したい場合は、レンタカーおすすめ会社の比較記事も参考にしてください。
喫煙できる車は一部に残っている

喫煙できるレンタカーが完全になくなったわけではありません。ただし、一般的な旅行向けの乗用車から探す場合は、以前より選択肢が限られています。
特に軽自動車やコンパクトカー、セダン、ミニバン、ワゴンなどは、全車禁煙としているレンタカー会社があります。
一方、荷物を運ぶ目的で使われるバンやトラックなどでは、現在も喫煙可能な車両が確認できます。
| 車両タイプ | 喫煙車の傾向 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 禁煙車が中心 | 予約画面の喫煙・禁煙表示 |
| コンパクトカー | 禁煙車が中心 | 店舗ごとの取扱状況 |
| ミニバン・ワゴン | 禁煙車が中心 | 利用予定車両の条件 |
| バン・トラック | 一部に喫煙可能車あり | 車種・店舗・必要な運転免許 |
旅行用として車を選ぶ場合は、喫煙できるかだけでなく、乗車人数や荷物量、車体サイズ、運転しやすさまで含めて判断してください。
喫煙車が見つからないときの探し方

希望する店舗で喫煙車が見つからない場合でも、すぐに諦める必要はありません。店舗・レンタカー会社・車種の順に検索範囲を広げると、候補が見つかることがあります。
まずは同じレンタカー会社の近隣店舗を確認しましょう。店舗ごとに保有している車両が異なるため、数駅離れた営業所や空港周辺の店舗では空きがある場合もあります。
近隣店舗にもなければ、別のレンタカー会社や比較予約サイトを検索します。予約画面で禁煙・喫煙の情報を確認できるサービスを利用すると探しやすくなります。
また、普通乗用車だけで探している場合は、利用目的に問題がなければバンなどほかの車種も候補になります。ただし、喫煙できるという理由だけで旅行に不向きな車種を選ばないことも大切です。
喫煙車が見つからないときは、近隣店舗を探す → 別会社を探す → 対象車種を広げる → Webで分からなければ店舗へ問い合わせるという順番で探すと効率的です。
複数のレンタカー会社を一つずつ確認するのが大変な場合は、レンタカー会社の料金・特徴・選び方を比較した記事から候補を絞る方法もあります。
ニッポンレンタカーの喫煙対応

ニッポンレンタカーでは、乗用車・ワゴン車はすべて禁煙車と案内されています。
一方、商業車は扱いが異なります。公式FAQでは、バンの軽クラスは全車禁煙ですが、それ以外の商業車クラスについては全車両「喫煙可能」と案内されています。
| 車両 | 喫煙対応 |
|---|---|
| 乗用車 | 禁煙 |
| ワゴン車 | 禁煙 |
| 軽バン | 禁煙 |
| 軽バン以外の商業車クラス | 喫煙可能 |
ただし、旅行目的で商用車を借りる場合は、車体サイズや乗車人数、荷物スペースに加えて、自分の運転免許で運転できる車両かも予約前に確認してください。
トヨタレンタカーの喫煙対応

トヨタレンタカーについては、利用する地域の運営会社や店舗ごとに最新情報を確認することが重要です。
確認できる例として、トヨタレンタリース大阪の公式FAQでは、禁煙車が標準で、一部のバン・トラックには喫煙車があると案内されています。また、インターネットからの予約はすべて禁煙車となり、喫煙車を希望するときは予約時の問い合わせが必要です。
上記はトヨタレンンタリース大阪で確認できる内容です。全国すべてのトヨタレンタカー店舗で同じ条件とは限らないため、大阪以外で利用するときは利用予定店舗の最新情報を確認してください。
普通乗用車で喫煙車を希望している場合は、予約画面だけで判断せず、必要に応じて店舗へ問い合わせましょう。
タイムズカーレンタルは禁煙車両のみ

タイムズカーレンタルの公式FAQでは、取り扱っているレンタカーは禁煙車両のみと案内されています。
そのため、喫煙車を希望している場合は、タイムズカーレンタル以外のレンタカー会社も含めて探す必要があります。
なお、タイムズカーレンタルが全車禁煙化を案内した際には、電子タバコや加熱式タバコも喫煙の対象としています。
紙巻きタバコだけが禁止されていると考えないようにしましょう。
レンタカーの喫煙車を探す方法と注意点
喫煙可能なレンタカーを探すときは、会社名だけを検索するより、利用地域と日時を指定して実際の空車を確認する方が効率的です。
予約画面に禁煙・喫煙の条件があれば活用し、表示が分かりにくい場合は店舗へ問い合わせます。予約できた後も、出発前に車両の条件を確認しておくと安心です。
ニコニコレンタカーで喫煙車を探す

ニコニコレンタカーでは、現在の空車検索画面に禁煙・喫煙の検索条件が用意されています。
喫煙車を探す場合は、出発店舗や利用日時を入力したうえで「喫煙」を指定して検索します。ただし、検索条件として喫煙を選べても、すべての店舗に喫煙車があるとは限りません。
探すときは、利用地域を指定する → 日時を入力する → 喫煙条件を選ぶ → 空車を確認するという順番で進めると分かりやすいでしょう。
利用したい店舗に空車がなければ、近隣店舗や別の日程も確認してみてください。
喫煙可能な車は予約時に確認する

喫煙車を利用したい場合は、予約を確定する前に車両の禁煙・喫煙表示を確認することが重要です。
比較予約サイトでも、プランごとの車両情報として禁煙・喫煙が表示される場合があります。Jcationの利用ガイドでは、プラン一覧の「車両の基本情報」に禁煙/喫煙、車両タイプ、定員などが表示されると案内されています。
Jcationは特定のレンタカー会社ではなく、複数のレンタカープランを検索・比較できる予約サービスです。利用地域と日時を入力し、表示されたプランごとに禁煙・喫煙の条件を確認できます。
喫煙車を探している場合は、まず実際の旅行日で空車を検索してみましょう。喫煙車は店舗や日時によって在庫が変わるため、「喫煙車を扱っている会社か」だけでなく、予約できる車両が残っているかまで確認することが大切です。
ただし、表示方法や在庫状況は予約サービスによって異なります。「喫煙」という表示が見つからない場合は、禁煙車で吸ってよいと判断せず、予約先へ確認してください。
また、喫煙車の料金は会社・車種・プラン・利用日時などによって異なるため、一律に高い・安いとは言えません。喫煙できるかどうかだけでなく、最終的な支払額まで確認して比較しましょう。
予約時には、喫煙・禁煙、車種、乗車人数、荷物量、料金、営業時間、返却条件をまとめて確認すると、旅行当日のミスマッチを防ぎやすくなります。
IQOSや電子タバコも禁煙対象になる

禁煙車では、紙巻きタバコだけでなく、IQOSなどの電子タバコや加熱式タバコも使用しないと考えておきましょう。
タイムズカーレンタルでは、全車禁煙化の案内で電子タバコと加熱式タバコも喫煙の対象としています。
ニッポンレンタカーでも、禁煙車内での喫煙について電子タバコを含むと案内されています。
煙が少ない、灰が出ないという理由だけで禁煙車内でも使用できるとは判断できません。
窓を開けている場合や車を停めている場合でも、禁煙車内で使用すればレンタカー会社のルールに反する可能性があります。製品ごとの扱いが分からない場合は、出発前に店舗へ確認してください。
禁煙車が最初からタバコ臭いときは?

禁煙車として借りたにもかかわらず、乗車した時点でタバコのような臭いを感じる場合は、できるだけ出発前にスタッフへ伝えましょう。
臭いの感じ方には個人差があり、必ずしも直前の利用者が喫煙したとは限りません。ただ、気になる臭いがある場合は、出発前にスタッフへ伝えて車両の状態を共有しておくと安心です。
出発前なら、スタッフに車内を確認してもらい、必要に応じて消臭対応や車両変更が可能か相談できます。
すでに店舗を出発した後で臭いに気づいた場合も、気づいた時点で早めに貸出店舗へ連絡しておくと安心です。
禁煙車で気になる臭いがある場合は、出発前に確認する → スタッフへ伝える → 必要なら対応を相談するという流れで進めましょう。
自分で強い香りの消臭剤などを使って臭いを隠そうとすると、かえって車内の状態が分かりにくくなることがあります。まずはレンタカー会社へ相談してください。
禁煙車で吸うと清掃費やNOCがかかることも

禁煙車でタバコを吸った場合、車内の臭いや汚れの状態によっては、清掃・消臭費用、損害金、NOCなどを請求される可能性があります。
タイムズカーレンタルでは、禁煙車内で喫煙行為が確認された場合、利用料金とは別に損害金を請求すると案内しています。また、現在の補償案内でも車内での喫煙は電子・加熱式タバコを含め、管理上の落ち度に該当する場合があるとされています。
ニッポンレンタカーでは、禁煙車内での喫煙によって修繕やクリーニングが必要と判断された場合、その費用を請求するとしています。
さらに、事故・盗難・故障・汚損・臭気などによって車両の修理・清掃等が必要となった場合のNOCについて、予定の営業所へ自走して返却した場合は20,000円、それ以外の場合は50,000円と案内されています。禁煙車両内での喫煙も対象に含まれます。
ただし、この金額はすべてのレンタカー会社に共通するものではありません。会社によって名称、金額、適用条件が異なります。
ニッポンレンタカーでは、禁煙車内で喫煙し、修繕・クリーニング等が必要と認められた場合は費用負担が発生し、NOC補償制度(ECO)も適用されないと案内されています。
ほかのレンタカー会社では条件が異なるため、利用する会社の補償・NOC・禁止事項を事前に確認してください。
NOCや免責補償の仕組み自体が分かりにくい場合は、レンタカーの免責補償・保険・CDW・NOCを解説した記事もあわせて確認してください。
すでに禁煙車で吸ってしまった場合は、臭いを隠そうとせず、レンタカー会社へ連絡して対応を確認するのが適切です。
清掃費、損害金、NOCなどの条件は変更される可能性があります。正確な情報は利用するレンタカー会社の公式サイトや貸出時の案内をご確認ください。
喫煙可能か予約前に必ず確認しよう

レンタカーの喫煙車は現在も一部にありますが、一般的な乗用車では禁煙車が主流です。喫煙車を利用したい場合は、会社名だけで判断せず、利用店舗・日時・車種まで指定して実際の空車を確認しましょう。
- レンタカーの喫煙車は現在も一部に残っている
- 一般的な乗用車では禁煙車が主流になっている
- バンやトラックには喫煙可能な車両が残る場合がある
- 喫煙車がなければ近隣店舗や別会社まで検索範囲を広げる
- ニッポンレンタカーの乗用車・ワゴン車は禁煙
- ニッポンレンタカーの一部商業車には喫煙可能車がある
- トヨタレンタカーは地域・店舗ごとの確認が必要
- タイムズカーレンタルの通常の取扱車両は禁煙
- ニコニコレンタカーは空車検索で禁煙・喫煙を指定できる
- Jcationではプランごとの禁煙・喫煙情報を確認できる
- 喫煙車の在庫は店舗や利用日時によって変わる
- IQOSや電子タバコも禁煙対象になる会社がある
- 禁煙車が最初から臭う場合は早めに店舗へ伝える
- 禁煙車で喫煙すると清掃費・損害金・NOCなどが発生する場合がある
- 予約前に最新の公式情報を確認する
喫煙車を探すなら、まず旅行日と地域を入力して実際の空車を確認するのが近道です。
どのレンタカー会社を選べばよいか迷っている場合は、レンタカーおすすめ会社の比較記事を見ると、料金・店舗・車種・補償なども含めて比較できます。

