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レンタカーのナンバープレートを見ると、ひらがなの部分が「わ」になっていることがあります。しかし、わナンバー以外のレンタカーを見かけて、「わ・れにはどのような違いがあるの?」と気になった方もいるでしょう。
また、ナンバーからレンタカーを見分けられるのか、レンタカー会社のステッカーがなくても判別できるのか、なぜ「わ」が使われているのか疑問に感じることもあります。
結論からいうと、普通車などの登録自動車では貸渡用に「わ・れ」が使われ、軽自動車のレンタカーでは「わ」が使われます。特に注意したいのが「れ」で、登録自動車では貸渡用ですが、軽自動車では事業用を示します。
- レンタカーに使われるひらがなの種類
- わナンバーとれナンバーの違い
- ナンバーから分かること・分からないこと
- カーシェアやカーリースとの違い
- 予約時に車両ナンバーが分からない場合の対応
※2026年9月6日時点で確認できる国土交通省・軽自動車検査協会などの案内をもとに解説しています。制度や各サービスの利用方法は変更される場合があります。
レンタカーのナンバープレートのひらがなとは
ナンバープレートに表示されるひらがなは、車の用途を区別するために使われています。
この記事でいう「貸渡用」とは、レンタカーのように事業者が自家用自動車を有償で利用者へ貸し渡す場合に使われる用途区分です。
ただし、普通車や小型車などの登録自動車と軽自動車では、貸渡用として使用されるひらがなが同じではありません。まずは違いを整理しておきましょう。
| 車の種類 | レンタカーのひらがな | 覚えておきたい点 |
|---|---|---|
| 普通車・小型車などの登録自動車 | わ・れ | れも正式な貸渡用 |
| 軽自動車 | わ | 軽自動車のれは貸渡用ではない |
普通車などの登録自動車はわ・れナンバー

普通車や小型乗用車などの登録自動車をレンタカーとして使用する場合は、「わ」だけでなく「れ」も貸渡用のひらがなとして使われます。
国土交通省東北運輸局が公開している「ナンバープレートの見方」でも、登録自動車のかな文字について、貸渡(レンタカー)用は「れ・わ」と案内されています。
そのため、受け取ったレンタカーが「れ」ナンバーだったとしても、登録自動車であれば制度上不自然ではありません。
レンタカーは必ず「わ」ナンバーになるわけではありません。普通車などの登録自動車では、「わ」と「れ」の両方が貸渡用として設定されています。
なお、「わ」と「れ」の違いによって、レンタカー料金や補償内容、車のグレードが決まるわけではありません。ナンバーのひらがなは用途を区別するものなので、実際にレンタカーを選ぶときは料金・車種・補償・乗り捨て・キャンセル条件などを比較しましょう。
どのレンタカー会社や予約サイトを使うか迷っている方は、レンタカーおすすめ会社・予約サイトの比較も参考にしてください。
軽自動車のレンタカーはわナンバー

軽自動車のレンタカーは、普通車などの登録自動車とは扱いが異なります。
軽自動車検査協会では、軽自動車の貸渡(レンタカー)用として使われるひらがなは「わ」と案内しています。
特に注意したいのが「れ」です。軽自動車検査協会によると、軽自動車では事業用に「り・れ」が使われ、貸渡用は「わ」とされています。
同じ「れ」でも、登録自動車と軽自動車では意味が異なります。登録自動車の「れ」は貸渡用ですが、軽自動車の「れ」は事業用です。
軽自動車の「れ」ナンバーを見て、登録自動車と同じようにレンタカーだと判断しないようにしましょう。
| ナンバー | 登録自動車 | 軽自動車 |
|---|---|---|
| わ | 貸渡用 | 貸渡用 |
| れ | 貸渡用 | 事業用 |
わナンバー以外のレンタカーはある?

わナンバー以外のレンタカーもあります。普通車などの登録自動車では、「れ」も正式な貸渡用として定められているためです。
「レンタカー=必ずわナンバー」と覚えていると、れナンバーのレンタカーを見たときに違和感を持つかもしれません。しかし、登録自動車であれば「わ」と「れ」のどちらも貸渡用です。
「れ」だから特別なレンタカーという意味ではありません。ナンバーのひらがなから分かるのは主に車両の用途で、レンタカー会社・料金・補償・車のグレードまでは判断できません。
実際に「わ」と「れ」のどちらが使われるかは、地域や車両の登録状況などによって異なる場合があります。ナンバーだけを見て、大手レンタカー・格安レンタカーといった会社の種類まで判断することはできません。
わナンバーはなぜ使われる?

現在「わ」ナンバーが使われている直接的な理由は、「わ」が貸渡用のひらがなとして制度上割り当てられているためです。登録自動車では「れ・わ」、軽自動車では「わ」が貸渡用として使用されています。
一方で、「なぜ数あるひらがなの中から『わ』が選ばれたのか」という歴史的な由来は、現在の用途区分とは分けて考える必要があります。
インターネット上では、「他の用途と区別しやすかった」「れとわを取り違えた」など、わナンバーの由来についてさまざまな説が紹介されています。
しかし、国土交通省が現在公開しているナンバープレートの案内では、貸渡用として「れ・わ」が使われることは確認できるものの、「なぜ『わ』が選ばれたのか」という歴史的な由来までは説明されていません。
わナンバーの由来について紹介されている説を、国が示した正式な理由として断定しないようにしましょう。現在の用途区分と、文字が選ばれた歴史的な経緯は別の話です。
レンタカーのナンバープレートのひらがなで分かること
レンタカーのナンバープレートを見ると、貸渡用の車かどうかを判断する手がかりになります。ただし、ナンバーから分かる情報には限界があります。
ここでは、ナンバーの見分け方に加えて、周囲からレンタカーだと分かるのか、ステッカーとの違い、カーシェアやカーリースではどうなるのかまで整理します。
ナンバーの見分け方はひらがなを見る

レンタカーのナンバーを見分ける場合は、ナンバープレート下段にあるひらがなの部分を確認するのが分かりやすい方法です。
普通車などの登録自動車なら「わ・れ」が貸渡用です。一方、軽自動車では「わ」が貸渡用で、「れ」は事業用になります。
ナンバープレートの色だけでレンタカーを見分けるのは難しい場合があります。国土交通省の案内では、登録自動車の自家用と貸渡用はいずれも白地に緑文字です。
また、現在は図柄入りナンバープレートもあるため、見た目の色やデザインだけで用途を決めつけず、登録自動車ではひらがなの部分も確認すると分かりやすいでしょう。
| 確認したいこと | ナンバーから分かる? | ポイント |
|---|---|---|
| 登録自動車が貸渡用か | 分かる | わ・れを確認 |
| 軽自動車が貸渡用か | 分かる | わを確認 |
| どこのレンタカー会社か | 分からない | ひらがなは会社名を示さない |
| 誰が借りているか | 分からない | 利用者の情報は表示されない |
| 店舗型レンタカーかカーシェアか | ナンバーだけでは判断できない | 貸渡用車両という共通点がある |
| レンタカー料金 | 分からない | 会社・店舗・プランなどで異なる |
| 車のグレード | 分からない | ひらがなとは無関係 |
ナンバーから分かるのは主に車の用途です。レンタカー会社や利用者、料金、補償内容などをナンバープレートだけで判断することはできません。
わナンバーでレンタカーだと分かる?

わナンバーの意味を知っている人が見れば、貸渡用の車だと分かる可能性があります。
ただし、わナンバーを見ただけで、どこのレンタカー会社を利用しているのか、誰が借りているのかまでは分かりません。
また、国土交通省はレンタカー事業に関する規程の中で「レンタカー型カーシェアリング」の取り扱いも設けています。そのため、貸渡用ナンバーだけを見て、店舗で借りる一般的なレンタカーなのか、カーシェアなのかを特定することもできません。
周囲の人が「わナンバー=貸渡用」と知っていても、分かるのは車の用途までです。利用者の氏名や住所などの個人情報がナンバープレートに表示されているわけではありません。
ステッカーなしでも見分けられる?

レンタカー会社の名前やロゴが入ったステッカーを目印にしている方もいるかもしれません。しかし、ステッカーの有無だけでレンタカーかどうかを判断するのは難しいと考えておきましょう。
国土交通省が示すナンバープレートの用途区分では、登録自動車の貸渡用はひらがなの「れ・わ」で区別されています。会社のロゴや車体に貼られたステッカーは、ナンバープレート上の用途区分とは別のものです。
| 確認方法 | 分かりやすさ | 注意点 |
|---|---|---|
| ひらがな | 分かりやすい | 登録自動車と軽自動車で「れ」の意味が異なる |
| ナンバーの色 | 判断しにくい | 登録自動車では自家用と貸渡用が同じ塗色 |
| 会社名のステッカー | 補助的な目印 | 用途区分そのものではない |
| 車種や外観 | 判断しにくい | 一般の自家用車と同じ車種も多い |
レンタカーかどうかをナンバーから確認したい場合は、ステッカーよりも、まずひらがなの部分を見ると覚えておくと分かりやすいでしょう。
カーシェアもわナンバーになる?

カーシェアについては、サービスの仕組みを確認することが大切です。
国土交通省はレンタカー事業に関する規程の中で、レンタカー型カーシェアリングに関する取り扱いを設けています。
レンタカー事業の仕組みに基づくカーシェアでは貸渡用車両が使われるため、ナンバープレートだけを見て、店舗型レンタカーとカーシェアを見分けることはできません。
「わ・れ」ナンバーだからといって、店舗型レンタカーとは限りません。ナンバーから確認できるのは主に貸渡用という用途で、利用しているサービスまでは特定できません。
旅行で「レンタカーとカーシェアのどちらを使えばよいか」で迷っている場合は、ナンバーではなく、利用時間・走行距離・料金体系・給油方法などを比較することが大切です。
一般的なカーリースはわナンバーではない

一般的なカーリースは、短期間利用するレンタカーとは契約や車両の扱いが異なります。
通常のカーリース車は、レンタカーのように貸渡用の「わ・れ」ナンバーになる仕組みではありません。一般に、車を購入した場合と同じようなナンバープレートが使用されます。
カーリースでは、所有者がリース会社、使用者が契約者となる形が一般的です。そのため、外観だけではカーリース車と購入した自家用車を見分けにくくなっています。
| 利用方法 | ナンバーの考え方 |
|---|---|
| レンタカー | 登録自動車はわ・れ、軽自動車はわ |
| レンタカー型カーシェア | 貸渡用車両を使用 |
| 一般的なカーリース | 購入した自家用車と同様のナンバーが基本 |
わナンバーではないからといって、その車が本人所有の車とは限りません。カーリース車は外観やナンバーだけでは判別しにくいと考えておきましょう。
Hondaファイナンス「リース車はレンタカーのように『わ』ナンバーがつくのでしょうか?」を確認する
予約時に車のナンバーは分かる?

レンタカーの車両ナンバーは、予約した時点で必ず分かるとは限りません。特に旅行先で予約制駐車場を利用する場合は、ナンバーをあとから登録できるか確認しておくと安心です。
akippaでは、レンタカーのナンバーが当日まで分からない場合、レンタカーを受け取ったあと、当日の駐車前までにナンバーを登録できると案内しています。
ただし、akippaでは一部の駐車場で予約時点の車両情報入力が必須となる場合もあります。利用する駐車場の条件を事前に確認してください。
タイムズのBでは、レンタカーやカーシェアリング車両でも利用でき、車両情報を「あとで入力する」にして、利用前までに車種名とナンバーを登録する方法が案内されています。
予約制駐車場を使う場合は、レンタカーを受け取ったら車種とナンバープレートを確認し、利用前までに必要な車両情報を登録しましょう。
| タイミング | 確認すること |
|---|---|
| 旅行前 | ナンバーをあとから登録できるか、予約時入力が必要か確認 |
| レンタカー受取時 | 車種とナンバープレートを確認 |
| 駐車場利用前 | 予約サービスへ正しい車両情報を登録 |
ナンバーの登録期限や入力方法は駐車場サービスによって異なります。登録を忘れたり、間違ったナンバーを登録したりすると、不正駐車・無断駐車と判断される可能性があります。実際に利用するサービスの最新案内を確認してください。
ナンバープレートの疑問をまとめて確認

- 普通車などの登録自動車では貸渡用に「わ・れ」が使われる
- レンタカーは必ず「わ」ナンバーとは限らない
- 「れ」ナンバーも登録自動車では正式な貸渡用になる
- 軽自動車のレンタカーでは「わ」が使われる
- 軽自動車の「れ」は貸渡用ではなく事業用になる
- 同じ「れ」でも登録自動車と軽自動車では意味が異なる
- 「わ」と「れ」の違いで料金・補償・車のグレードは決まらない
- 登録自動車ではナンバーの色だけでレンタカーを見分けにくい
- レンタカーを見分けるときはひらがなの部分を確認する
- ナンバーからレンタカー会社や利用者までは分からない
- わナンバーの意味を知っている人には貸渡用と分かる可能性がある
- ステッカーの有無だけではレンタカーかどうか判断しにくい
- レンタカー型カーシェアでも貸渡用車両が使われる
- 一般的なカーリースはレンタカーとはナンバーの扱いが異なる
- 予約時にナンバーが未定なら受取後に駐車場へ登録できる場合がある
一番覚えておきたいのは、登録自動車のレンタカーは「わ・れ」、軽自動車のレンタカーは「わ」という違いです。特に軽自動車の「れ」は事業用なので、車の種類も確認して判断しましょう。
これから旅行用のレンタカーを探す方へ
ナンバーの「わ・れ」は、レンタカー会社の良し悪しや料金の安さを表すものではありません。実際に予約するときは、料金だけでなく、車種・補償・乗り捨て・キャンセル条件などを比較して選ぶことが大切です。
ナンバープレートの区分やレンタカーに関する制度、各サービスの利用方法は変更される可能性があります。正確な情報は国土交通省、軽自動車検査協会、利用するレンタカー会社や駐車場サービスの公式サイトをご確認ください。レンタカー事業の登録など専門的な手続きについて判断が必要な場合は、管轄の運輸支局などの窓口や専門家へご相談ください。

