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旅行やちょっとした遠出の際、スマートフォンの充電が切れそうになって焦った経験は誰にでもあるはずです。そんな時に頼りになるのが、手頃な価格で手に入るダイソーのモバイルバッテリーです。
ダイソーでは5000mAhや10000mAhなど、用途に合わせて選べるモバイルバッテリーが販売されています。価格を抑えて用意しやすいため、国内旅行の予備電源として検討している方も多いでしょう。
一方で、モバイルバッテリーに対して「安全に使えるのか」「発火する危険はないのか」と不安を感じる方も少なくありません。この記事では、旅行スタイルに合った容量の選び方から、PSEマーク、発熱や膨張などの注意点、不要になった際の処分方法まで詳しく解説します。
- 自分の旅行日数や移動手段に合う容量の選び方
- 5000mAhと10000mAhの使い分け
- PSEマークや発火リスクなど安全性に関する基本知識
- 不要になったモバイルバッテリーを処分する際の注意点
ダイソーのモバイルバッテリーの選び方
ダイソーの店頭には、サイズや容量が異なるモバイルバッテリーがあります。ここでは、目的や旅行スタイルに合わせて選ぶためのポイントをご紹介します。
有名メーカー品との違いや使い分け

モバイルバッテリーを選ぶ際、ダイソーの商品と家電メーカーなどの商品をどう使い分ければよいのか迷う方もいるでしょう。
ダイソーの大きな魅力は、価格を抑えながら必要な容量や機能を選びやすいことです。一方、Amazonや楽天市場などの通販では、メーカー、重量、サイズ、急速充電、ケーブル内蔵など、より多くの条件から比較できます。
| 比較項目 | ダイソー | 通販商品 |
|---|---|---|
| 価格 | 価格を抑えて選びやすい | メーカーや機能によって幅がある |
| 選択肢 | 店舗や時期によって異なる | 容量・重量・出力などを比較しやすい |
| 向いている人 | 安く用意したい、予備として使いたい人 | 性能や携帯性まで比較して選びたい人 |
旅行先で急に必要になった場合や、まずは価格を抑えて用意したい場合は、ダイソーの商品が便利な選択肢です。一方、宿泊旅行や長時間の移動で使うなら、容量だけでなく出力や重さまで比較して選ぶと使いやすくなります。
性能や使いやすさも比較したい方へ
安く用意するならダイソーが便利ですが、宿泊旅行や長時間の移動では、10000mAh・急速充電対応のモバイルバッテリーも候補になります。重さやサイズ、出力を比較して選びたい方は通販もチェックしてみてください。
宿泊旅行には10000mAhがおすすめ

1泊2日以上の宿泊を伴う旅行や、長時間の移動を予定している方には、10000mAhクラスの大容量モデルが向いています。旅行中は地図アプリを使ったり、観光地で写真や動画を撮影したりする機会が増えるため、普段よりスマートフォンのバッテリー消費が大きくなりやすいからです。
ただし、10000mAhという表記容量をそのままスマートフォンへ充電できるわけではありません。実際の充電量や回数は、スマートフォンのバッテリー容量、充電中の使用状況、ケーブル、変換時のロスなどによって変わります。
それでも5000mAhクラスより容量に余裕があるため、宿泊旅行や長距離移動、スマートフォンを頻繁に使う旅行では安心感があります。
ダイソー公式ネットストアでは、執筆時点で10000mAh・最大PD20W出力に対応したモデルが税込1,100円で掲載されています。重量は約225gで、Type-CのPD出力は最大20Wです。なお、充電用ケーブルは付属していないため、購入時にはケーブルの準備も確認しておきましょう(参照:ダイソー公式:PD対応20W モバイルバッテリー10000mAh)。
10000mAhモデルが向いている人
宿泊旅行、長時間の電車・バス移動、地図アプリや写真撮影でスマートフォンをよく使う方に向いています。ただし、容量が大きくなるほど重量も増えやすいため、持ち歩きやすさとのバランスも確認しましょう。
日帰りなら薄型の5000mAhが便利

一方、日帰りの観光や近場へのお出かけであれば、5000mAhクラスのコンパクトなモデルも選択肢になります。
10000mAhより容量は少なくなりますが、「夕方までスマートフォンの電池を持たせたい」「いざという時の補助電源として持っておきたい」といった使い方なら、容量と携帯性のバランスを取りやすいでしょう。
電車やバスを利用して徒歩で観光地を巡る場合、荷物はできるだけ軽くまとめたいものです。ダイソー公式ネットストアでは、執筆時点で5000mAh・約108gのモデルが税込770円で掲載されています(参照:ダイソー公式:モバイルバッテリー5000mAh)。
価格や商品ラインナップは変更される可能性があるため、購入時には店頭やダイソー公式サイトで最新情報を確認してください。
ケーブル一体型は移動時に便利

移動中の荷物を少しでも減らしたい方には、充電ケーブルを本体に内蔵したモバイルバッテリーも便利です。
モバイルバッテリー本体を持ってきたのにケーブルを忘れてしまったり、カバンの中でケーブルが絡まったりするのは、旅行中によくあるストレスです。
ケーブル内蔵タイプなら、本体とスマートフォンをすぐにつなげられるため、電車やバスでの移動中にも使いやすくなります。ただし、内蔵されている端子の種類が自分のスマートフォンに対応しているかは必ず確認してください。
ダイソーの商品ラインナップや店舗在庫は時期によって変わります。ケーブル内蔵タイプが見つからない場合や、10000mAhなど容量にもこだわりたい場合は、通販の商品と比較するのも一つの方法です。
購入時の注意点
通常タイプのモバイルバッテリーでは、スマートフォン充電用や本体蓄電用のケーブルが付属していない商品があります。ダイソーのPD20W・10000mAhモデルも充電用ケーブルは別売りです。購入前にパッケージや商品説明を確認してください。
ケーブルを持ち歩きたくない方へ
旅行では充電ケーブルも荷物になりがちです。容量も確保したい場合は、10000mAhクラスのケーブル内蔵モデルを比較してみると選択肢が広がります。
急速充電対応モデルを選ぶメリット

旅行中は、カフェでの休憩や電車の待ち時間など、限られた時間で充電したい場面もあります。そのような時に便利なのが、USB PD(Power Delivery)などの急速充電に対応したモデルです。
ダイソー公式ネットストアでは、10000mAhでType-Cから最大PD20W出力に対応したモデルが掲載されています。対応するスマートフォンとケーブルを使用すれば、通常出力のモバイルバッテリーより短い時間で効率よく充電しやすくなります(参照:ダイソー公式:PD対応20W モバイルバッテリー10000mAh)。
ただし、「20W対応」と書かれていても、スマートフォン側が対応していなかったり、使用するケーブルが規格に対応していなかったりすると、最大出力で充電できない場合があります。
急速充電モデルを選ぶポイント
モバイルバッテリーの最大出力だけでなく、スマートフォンとケーブルがUSB PDなどの急速充電規格に対応しているかも確認しましょう。
スマホの充電回数と実際の容量

モバイルバッテリーを選ぶ際に知っておきたいのが、パッケージに表示されている容量を、そのまますべてスマートフォンの充電に利用できるわけではないという点です。
モバイルバッテリーからスマートフォンへ電力を送る際には電圧変換などが行われ、その過程でロスも発生します。また、充電しながらスマートフォンを使用すれば、その分だけスマートフォン側でも電力を消費します。
そのため、「5000mAhなら必ず1回」「10000mAhなら必ず2回」といった形で一律に充電回数を判断することはできません。
| 容量 | 向いている使い方 | 選ぶ時のポイント |
|---|---|---|
| 5000mAh | 日帰り・短時間の外出・予備電源 | 軽さやコンパクトさを重視したい人向け |
| 10000mAh | 宿泊旅行・長時間移動 | 容量に余裕を持たせたい人向け |
実際に何回充電できるかは、お使いのスマートフォンのバッテリー容量や使用状況、モバイルバッテリーの仕様によって変わります。旅行日数やスマートフォンの使い方を考えて、少し余裕のある容量を選ぶと安心です。
店舗の売り場や売ってない時の対処法

旅行前にダイソーへ買いに行ったものの、目的のモバイルバッテリーが見つからないこともあります。店舗によって売り場は異なりますが、スマートフォン関連用品や電気小物のコーナーを探してみましょう。
もし目的の商品が売ってない時は、どうすればいいですか?
現在はDAISOアプリの在庫検索機能を利用して、商品を取り扱っている店舗や在庫状況を確認できます。目的の商品が決まっている場合は、何店舗も回る前にアプリで検索するのがおすすめです(参照:DAISO公式:在庫検索アプリ)。
ただし、在庫状況は変動するため、アプリ上で在庫が表示されていても来店時に売り切れている可能性があります。旅行前日に慌てないよう、できれば数日前までに準備しておきましょう。
ダイソーのモバイルバッテリーの注意点
モバイルバッテリーは便利ですが、内部にリチウムイオン電池を使用する電気製品です。ここからは、発火などの事故を防ぐために知っておきたい注意点や、不要になった際の処分方法について解説します。
PSEマークを確認して安全に使う

「ダイソーのモバイルバッテリーは安全なのか」と気になる方もいるでしょう。日本ではモバイルバッテリーが電気用品安全法の規制対象となっており、2019年2月1日以降、PSEマークのないモバイルバッテリーは販売できません。
PSEマークは、電気用品安全法で定められた技術基準への適合に関する表示です。購入する際は、本体やパッケージにPSEマークが表示されているか確認しましょう。
ダイソー公式ネットストアで現在掲載されているPD20W・10000mAhモデルについても、「PSE適合商品」と明記されています。
ただし、PSEマークがあるから発火などの事故が絶対に起きないという意味ではありません。強い衝撃、高温、水濡れ、劣化した状態での使用などによって事故につながる可能性があるため、製品の注意事項を守って使用することが重要です。
PSEマークについて
経済産業省では、モバイルバッテリーを電気用品安全法の規制対象としており、PSEマークのない製品は販売できないと案内しています(参照:経済産業省:モバイルバッテリーについて)。
買い替え時期となる寿命の目安

モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池は消耗品です。充電と放電を繰り返すことで徐々に劣化するため、永久に同じ性能で使い続けることはできません。
寿命の目安は製品によって異なります。ダイソー公式ネットストアで掲載されているPD20W・10000mAhモデルでは、充電回数の目安が約500回とされています(参照:ダイソー公式:PD対応20W モバイルバッテリー10000mAh)。
ただし、実際の寿命は使用頻度や保管環境などによって変わります。「以前より充電できる量が大きく減った」「異常に熱くなる」「本体が変形している」といった異常がある場合は、そのまま使い続けないようにしてください。
旅行先で突然使えなくなるのを避けるためにも、劣化が気になる場合は旅行前に状態を確認し、必要に応じて買い替えを検討しましょう。
旅行前に買い替えるなら
以前より充電できる量が減ってきた場合は、旅行前に新しいモバイルバッテリーを準備しておくと安心です。宿泊旅行なら、10000mAh・急速充電対応モデルも比較してみてください。
本体が膨らむ原因と劣化のサイン

モバイルバッテリーを長期間使用していると、本体が膨らんだり変形したりすることがあります。これは内部の電池が劣化している可能性を示す異常の一つです。
また、高温になる場所での使用や保管、強い衝撃なども避ける必要があります。
特に夏の旅行で注意したいのが車内放置です。炎天下の車内や直射日光が当たる場所など、高温になる環境にモバイルバッテリーを放置しないでください。ダイソーのPD20W・10000mAhモデルの注意事項にも、自動車内や高温の場所で使用・充電・保管しないよう記載されています。
本体が膨らんでいる、異常に熱くなる、変色している、異臭がするなど、普段と違う状態に気づいた場合は使用を中止してください(参照:NITE:リチウムイオン電池搭載製品の火災事故を防ぐポイント)。
安全に関する重要な注意
モバイルバッテリーは、使い方や劣化状態によって発熱・発火などの事故につながる可能性があります。異常を感じた場合は使用を続けず、製品の取扱説明書やメーカー、販売店、自治体などの案内を確認してください。
充電できない時の原因と確認すべき点

旅行先でモバイルバッテリーを使おうとしても、スマートフォンが充電できないことがあります。
まず、モバイルバッテリー本体に残量があるか、ケーブルが正しく接続されているか、ケーブルが断線していないかを確認してください。また、スマートフォンやモバイルバッテリーの端子に異物や汚れがないかも確認しましょう。
商品によって充電開始方法やボタンの操作方法は異なります。ダイソーのPD20W・10000mAhモデルでは、対応する機器を接続すると自動的に充電が開始される仕様です。まずは購入した商品の説明書を確認してください。
これらを確認しても正常に動作しない場合は、使用を無理に続けず、パッケージに記載された発売元や購入店舗などに相談しましょう。購入直後はレシートやパッケージをしばらく保管しておくと安心です。
買ったばかりなのに充電できない時はどうすればいいですか?
まず本体の残量、ケーブル、接続端子、使用方法を確認し、それでも改善しない場合は無理に使用せず、購入店舗やパッケージ記載の問い合わせ先へ相談してください。
不要になった際の正しい捨て方

寿命を迎えたり、壊れたりしたモバイルバッテリーは、自治体のルールを確認せずに一般の家庭ごみへ混ぜて捨てないでください。収集・処理の過程で強い圧力が加わると、発火などの事故につながる可能性があります。
正常な状態の小型充電式電池やモバイルバッテリーについては、JBRCの回収対象であれば、登録された協力店や協力自治体などへ持ち込む方法があります(参照:JBRC:協力店・協力自治体検索)。
ただし、JBRCではすべてのモバイルバッテリーを回収できるわけではありません。JBRC会員企業製の対象電池が基本となり、破損、膨張、水濡れなどの異常がある電池は回収対象外とされています。
そのため、膨らんだモバイルバッテリーや破損したモバイルバッテリーを、通常のリサイクルボックスへ自己判断で入れないでください。回収対象外の場合は、メーカーやお住まいの自治体へ処分方法を確認しましょう(参照:JBRC:不要電池の出し方)。
なお、ダイソーのPD20W・10000mAhモデルの商品説明では、使用済みの製品について、入力・出力端子をテープなどでふさいで絶縁したうえで、充電式電池リサイクル協力店や対象のリサイクルBOXを利用するよう案内されています。実際に処分する際は、手元の商品表示と最新の回収ルールを確認してください。
ダイソーのモバイルバッテリーのまとめ
今回の記事で解説した重要なポイントを振り返ります。ご自身の旅行スタイルに合った商品選びと、安全な使用の参考にしてください。
- 価格を抑えてモバイルバッテリーを用意したい場合はダイソーが便利
- 性能・重量・ケーブル内蔵などを細かく比較したい場合は通販も選択肢になる
- 宿泊旅行や長時間移動では10000mAhクラスが使いやすい
- 日帰りや短時間の外出では5000mAhクラスが持ち歩きやすい
- 実際の充電回数はスマートフォンの容量や使用状況などによって変わる
- ケーブル内蔵タイプは旅行中の荷物を減らしたい人に便利
- 内蔵ケーブルの端子が自分のスマートフォンに対応しているか確認する
- ダイソーではPD20W・10000mAhの急速充電対応モデルも販売されている
- 急速充電を利用するにはスマートフォンやケーブル側の対応も必要
- 充電用ケーブルが付属しない商品があるため購入前に確認する
- 目的の商品が見つからない場合はDAISOアプリの在庫検索を活用する
- モバイルバッテリーを購入する際はPSEマークを確認する
- PSEマークがあっても発火などの事故が絶対に起きないわけではない
- 強い衝撃や水濡れ、高温になる場所での使用・保管を避ける
- 夏の車内や直射日光が当たる場所へ放置しない
- 本体が膨らむ、異常に熱くなる、変色・異臭などがある場合は使用を中止する
- 充電できない場合は本体残量、ケーブル、端子、使用方法を確認する
- 不要になったモバイルバッテリーは自治体などの処分ルールを確認する
- JBRCの回収は対象製品に条件があり、膨張・破損・水濡れした電池は回収対象外
- 膨張や破損がある場合は通常の回収BOXへ入れず、メーカーや自治体へ確認する

