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温泉でメガネ・コンタクトはどうする?かけたまま入る注意点と眼鏡マナーを解説

温泉でメガネ・コンタクトはどうする?入浴時の注意点と対処法 宿泊
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温泉へ行くとき、「コンタクトはつけたままで大丈夫?」「メガネはどうする?」「メガネをかけたまま入るのはマナー違反?」と迷う人もいるでしょう。

特に裸眼では足元が見えにくい人にとって、単純にメガネやコンタクトを外せば解決する問題ではありません。目への影響だけでなく、浴場内で安全に視界を確保できるかも大切です。

温泉に入るときは、コンタクトレンズを外すのが基本です。外すと安全に歩けないほど見えにくい場合は、施設のルールと製品の使用条件を確認し、必要に応じて温泉や浴室で使用できるメガネを検討しましょう。

この記事で分かること

  • 温泉でコンタクトを外した方がよい理由
  • コンタクトを外すと見えないときの対処方法
  • 温泉でメガネをかけたまま入るときの注意点
  • お風呂用メガネや施設ルールを確認するポイント

温泉でコンタクトは外すのが基本

温泉でコンタクトは外すのが基本

コンタクトレンズは、温泉に入る前に外しておくのが基本です。まず目やレンズへの影響を確認し、そのうえで「外すと見えない場合はどうするか」まで考えておきましょう。

方法 主なポイント 確認したいこと
コンタクト 入浴前に外すのが基本 外し方と保管方法
裸眼 レンズへの影響を避けられる 安全に歩ける視力があるか
メガネ 視界を確保しやすい 製品仕様と施設ルール
浴室対応メガネ 浴室向けの商品がある 温泉で使用できる製品か

つけたまま入浴を避けたい理由

コンタクトレンズをつけたまま温泉へ入るのを避けたい大きな理由は、レンズと水が接触することで目の感染症につながるリスクが高まるためです。

一般社団法人日本コンタクトレンズ協会では、コンタクトレンズをつけたまま水泳・入浴・シャワーをすると、水中に生息するアカントアメーバなどの微生物による感染症のリスクが高まるとして、レンズを外す習慣をつけるよう案内しています。(参照:一般社団法人日本コンタクトレンズ協会公式サイト)

アカントアメーバは環境中に存在する微生物の一種です。コンタクトレンズ使用者では、目の表面にできた傷などをきっかけに重い角膜感染症につながることがあります。

公益財団法人日本眼科学会も、コンタクトレンズに付着した微生物が目の表面の傷から侵入すると感染性角膜炎を起こすことがあり、緑膿菌やアカントアメーバによる感染では重症の角膜炎になる場合があると説明しています。(参照:公益財団法人日本眼科学会公式サイト)

「顔をお湯につけなければ大丈夫」「短時間なら問題ない」とは言い切れません。入浴するときはコンタクトを外すことを前提に考えましょう。

水や温泉成分でレンズに影響も

温泉では、感染症だけでなくコンタクトレンズ自体への影響にも注意が必要です。

コンタクトレンズメーカーのクーパービジョンは、温泉に含まれるさまざまな成分によってコンタクトレンズが汚れたり変形したりし、目を痛めるおそれがあるため、レンズを外してから入浴するよう案内しています。(参照:クーパービジョン公式サイト)

また、ソフトコンタクトレンズを水道水で洗ったり保存したりするのも避けましょう。アキュビューでは、水道水に含まれる可能性がある微生物による眼感染症や、水との浸透圧の違いによるレンズ変形の可能性を案内しています。(参照:アキュビュー公式サイト)

同ページでは、ソフトコンタクトレンズを水道水で洗ってしまった場合は、そのレンズを装用せず処分するよう案内されています。使い捨てタイプは新しいレンズへ交換し、2WEEKタイプなどで予備がない場合はメガネへ切り替えることが案内されています。

温泉の泉質は施設によって異なるため、「この泉質ならコンタクトをつけても大丈夫」と自己判断するのも避けた方がよいでしょう。

コンタクトを外すと見えないときは

コンタクトを外すと見えないときは

実際に困りやすいのが、コンタクトを外すと浴場内がほとんど見えないケースです。

裸眼でも足元や浴槽の位置を確認できるなら、コンタクトを外して入浴する方法がシンプルです。一方、段差や床の状態を判別しにくいほど見えない場合は、無理に裸眼で歩くことも避けましょう。

視界を確保する方法としては、次のような選択肢があります。

  • 入浴前に入口や洗い場、浴槽のおおまかな位置を確認する
  • 施設でメガネの使用が認められているか確認する
  • 温泉や浴室で使用できるメガネを準備する
  • 視界の確保が難しい場合は施設スタッフへ相談する

視力の状態は人によって大きく異なります。「裸眼でも浴場内を確認できる人」と「足元の段差も判別しにくい人」を同じ方法で考える必要はありません。浴場内を安全に移動できるかを基準に考えましょう。

1DAYや2WEEKはどうする?

1DAYや2WEEKなど、レンズの種類が違っても入浴するときは外すという基本的な考え方は変わりません。

コンタクトを外したり再び装着したりするときは、石けんで手を洗い、清潔なタオルなどで水分を拭いてからレンズを扱います。日本コンタクトレンズ協会でも、レンズを扱う前に手を洗い、水分を拭き取るよう案内しています。(参照:一般社団法人日本コンタクトレンズ協会公式サイト)

濡れた手のままコンタクトを扱ったり、ソフトコンタクトを水道水ですすいだりしないよう注意しましょう。温泉旅行では脱衣所や洗面所でレンズを扱うこともあるため、使用しているレンズに必要な保存液やケースなどのケア用品を準備しておくと安心です。

クーパービジョンでは、1日使い捨てのワンデーコンタクトレンズをつけたまま入浴してしまった場合、使用していたレンズを外して新しいレンズへ交換するよう案内しています。(参照:クーパービジョン公式サイト)

また、日本コンタクトレンズ協会では、1日使い捨てレンズは一度目から外したものを再装用できないとしています。

2WEEKなど再使用するタイプは、入浴前に外した後、使用している製品の指示に従って洗浄・消毒・保存してください。つけたまま温泉へ入ってしまった場合に「洗浄すれば必ず再使用できる」と一律には判断せず、添付文書やメーカーの案内を確認し、判断に迷う場合は眼科医へ相談しましょう。

入浴後に目の異常があるとき

コンタクトをつけたまま温泉へ入ってしまったからといって、必ず目のトラブルが起こるわけではありません。ただし、入浴後に異常を感じた場合は軽視しないことが大切です。

日本コンタクトレンズ協会では、目の痛み、不快感、充血、ぼやけなどを感じた場合は、すぐにコンタクトレンズを外して眼科を受診するよう案内しています。(参照:一般社団法人日本コンタクトレンズ協会公式サイト)

日本眼科学会によると、感染性角膜炎では目の痛みや充血、目やに、視力低下などがみられ、重症化する場合もあります。症状が続く場合や強い痛み、見えにくさなどがある場合は、自己判断で様子を見続けず眼科を受診してください。(参照:公益財団法人日本眼科学会公式サイト)

温泉でメガネはどうする?

温泉でメガネはどうする?

コンタクトを外した後の視界確保にはメガネが候補になります。ただし、普段使っているメガネなら何でも温泉へ持ち込めるとは限りません。メガネへの影響と施設側のルールを分けて確認しましょう。

メガネをかけたまま入っていい?

温泉でメガネをかけたまま入れるかどうかは、施設のルールとメガネの仕様を確認して判断する必要があります。

メガネなら視界を確保しやすい一方、浴場内では床が濡れ、湯気でレンズが曇ることもあります。視界が確保できているつもりでも、足元が見えにくくなる可能性には注意してください。

また、施設によっては安全上の理由から、入浴中のメガネ着用を控えるよう求めています。

たとえば花園温泉 sauna kukkaでは、他の利用者との接触や事故、変形の可能性があるとして、入浴中の眼鏡やサングラスなどの着用を控えるよう案内しています。(参照:花園温泉 sauna kukka公式サイト)

これは一施設のルールであり、すべての温泉でメガネが禁止されているという意味ではありません。利用予定の施設にルールがある場合は、その案内を優先してください。

普段のメガネは熱や湿気に注意

普段使っているメガネを浴室へ持ち込む場合は、熱や急激な温度変化によるレンズへの影響にも注意しましょう。

セイコーオプティカルプロダクツでは、60℃以上の高温や急激な温度差はメガネレンズを傷めると案内しています。熱によってレンズ表面のコート膜にひび割れが起きたり、レンズが変形してフレームから外れたりする可能性も示されています。(参照:セイコーオプティカルプロダクツ公式サイト)

ただし、60℃という数値をすべてのメガネに共通する使用限界と考えるのは適切ではありません。レンズやコーティング、フレームの素材によって使用条件は異なります。

浴室では温度や湿度の変化によってレンズが曇ることもあります。普段のメガネを温泉で使いたい場合は、購入店やメーカーが示している取扱方法を確認しましょう。

普段使いの大切なメガネを「少しくらいなら大丈夫」と温泉用にするのは注意が必要です。浴室や温泉での使用を想定していない製品もあります。

温泉でメガネはマナー違反?

今回確認した主要な公式情報では、温泉でメガネをかけること自体を全国共通で「マナー違反」とする統一的なルールは確認できません。

一方で、温泉施設はそれぞれ独自の利用規則を設けています。事故や破損を防ぐため、入浴中の眼鏡着用を控えるよう案内している施設もあります。

そのため眼鏡のマナーを考えるときは、「周囲から失礼に見えるか」だけで判断するのではなく、利用する施設のルールを守ることを優先すると分かりやすいでしょう。

浴場ではレンズが曇ったり、濡れてメガネがずれたりすると視界が悪くなることもあります。他の利用者との接触を避けるためにも、混雑時は特に慎重に移動してください。

お風呂用メガネという選択肢

お風呂用メガネという選択肢

コンタクトを外すと見えにくく、普段のメガネを浴室へ持ち込みたくない人には、浴室や高温環境での使用を想定したメガネも選択肢になります。

たとえばOWNDAYSの「SAUNA MEGANE」は、公式ページでお風呂場での使用にも対応すると案内されています。熱による変化が起こりにくい素材や防曇コートのレンズを採用し、度数に合わせて作成できる商品です。対応できる度数などには条件があるため、購入前に最新の商品仕様を確認してください。(参照:OWNDAYS公式サイト)

比較項目 普段のメガネ 浴室対応を明記したメガネ
浴室使用 製品によっては不向き 浴室での使用を想定した商品がある
熱への対応 メーカー確認が必要 耐熱仕様の商品がある
曇り対策 曇ることがある 防曇仕様の商品もある
度数 普段必要な度数で作成 対応範囲が商品ごとに異なる
温泉での使用 製品仕様を確認 商品ごとの使用条件を確認

重要なのは、「お風呂用」「サウナ用」という呼び方だけで判断しないことです。利用する温泉で使える製品なのか、メーカーの注意事項まで確認してください。

サウナ用でも温泉対応とは限らない

サウナで使用できるメガネでも、温泉で使用できるとは限りません。

たとえば「JINS SAUNA」は耐熱温度120℃のサウナ向け商品ですが、現在の商品ページでは「温泉でのご使用は控えてください」と案内されています。(参照:JINS公式サイト)

一方、前述したOWNDAYSの「SAUNA MEGANE」は、お風呂場での使用を案内しています。

この違いからも、耐熱性能や「サウナ用」という商品名だけで判断せず、メーカーが示している使用可能な場所と注意事項を見ることが大切です。

温泉で使うメガネを選ぶときは、耐熱性だけでなく、水やお湯への対応、温泉での使用可否、度数の対応範囲などを確認しましょう。

入浴前に確認したいポイント

入浴前に確認したいポイント

温泉旅行へ出発してから「コンタクトを外したら何も見えない」と困らないよう、視力が低い人は入浴前に準備しておくと安心です。

  • コンタクトを外した状態でどの程度見えるか確認する
  • 裸眼で浴場内を安全に移動できるか考える
  • メガネを浴場へ持ち込めるか施設の利用規則を確認する
  • 普段のメガネを浴室で使用できるか製品情報を確認する
  • 必要なら温泉で使用できるメガネを準備する
  • 交換用レンズや保存液、レンズケースを準備する
  • レンズを扱う前に手を洗って水分を拭き取る
  • 浴場へ入る前に入口や洗い場、浴槽の位置を把握する

宿泊する旅館やホテルの公式サイトに細かな眼鏡ルールが載っていないこともあります。メガネなしでは安全な移動が難しい場合は、チェックイン時などにスタッフへ確認しておくとよいでしょう。

温泉のメガネ・コンタクトまとめ

  • 温泉へ入るときはコンタクトを外すのが基本
  • 水との接触は眼感染症のリスクを高める可能性がある
  • アカントアメーバなどによる角膜感染症には注意が必要
  • 温泉成分でコンタクトが汚れたり変形したりする可能性がある
  • ソフトコンタクトを水道水で洗浄や保存しない
  • コンタクトを扱う前は手を洗って水分を拭き取る
  • コンタクトを外すと見えない人は視界確保を事前に考える
  • 1DAYは一度外したレンズを再装用しない
  • 2WEEKなどは製品の取扱方法に従ってケアする
  • 目の痛みや充血やぼやけがあれば眼科へ相談する
  • メガネをかけたまま入れるかは施設のルールによって異なる
  • 普段のメガネは高温や急な温度差で傷む可能性がある
  • 温泉での眼鏡着用が一律にマナー違反というわけではない
  • 浴室対応のメガネも視界を確保する選択肢になる
  • サウナ用メガネでも温泉対応とは限らない
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