旅行の準備や帰り支度をしているとき、荷物の重さが気になったことはありませんか。飛行機に乗らない国内旅行でも、高速バスのトランクに預けたり、お土産を詰めたスーツケースを宅配便で送ったりする場面では、重さの確認がとても重要になります。
そんな時に大活躍するのが、ダイソーやキャンドゥなどで手に入る100均のラゲッジスケールです。たまにしか使わないからこそ、安く賢く手に入れたいですよね。ここでは、販売価格や売り場の情報から、国内旅行ならではの便利な使い方まで詳しくお伝えします。
- 100円ショップでの実際の販売価格と取り扱い店舗
- 購入時に見落としがちな必要な電池の種類と注意点
- 出先でのトラブルを防ぐ効果的な持ち運びや使い方
- 高速バスや宅配便でお得に利用するための具体的な活用方法
100均のラゲッジスケールに関する基本情報
この項目では、ダイソーやキャンドゥといった身近な100円ショップで手に入るラゲッジスケールについて、どこでいくらで買えるのか、そして購入時の大切な注意点をまとめて解説します。お買い物の前にぜひチェックしてみてください。
どこで売ってる?販売店と価格

旅行先で急に荷物の重さを測りたくなったとき、一番身近な頼りになるのが100円ショップです。現在、キャンドゥ、ワッツ、ダイソーなどの大型店舗を中心にラゲッジスケールが販売されています。
ただ、商品名に「100均」とついていても、実際の販売価格は税込550円に設定されていることが主流です。少し高く感じるかもしれませんが、家電量販店やネット通販で購入すると1,000円から2,000円程度はかかるため、コストパフォーマンスの高さが魅力と言えるでしょう。
最大50kgまで計測可能で、グラムとキログラムの表示切り替え機能もついているなど、実用的なスペックを備えています。
| 販売店 | 一般的な価格(税込) | 最大計量 |
|---|---|---|
| キャンドゥ | 550円 | 50kg |
| ワッツ | 550円 | 50kg |
| ダイソー | 550円(一部異なる場合あり) | 50kg |
セリアにはある?売り切れ時の代替品

100円ショップといえばセリアを思い浮かべる方も多いですが、同店は基本的に「100円(税抜)」の商品のみを扱う方針をとっています。そのため、500円商品であるラゲッジスケールは、セリアでは取り扱いがないことがほとんどです。
もしダイソーやキャンドゥで売り切れていた場合は、3COINS(スリーコインズ)を覗いてみてください。また、旅行まで数日の余裕があるなら、Amazonや楽天市場などのインターネット通販で1,000円前後の商品を探すのも有効な選択肢となります。
便利な売り場はトラベルコーナー

いざ店舗に足を運んでも、どこに置いてあるのか迷ってしまうことが多いアイテムです。基本的には、ネックピローや詰め替えボトルなどが並ぶ「トラベル用品コーナー」に陳列されているケースが最も多く見られます。
一方で、店舗のレイアウトによっては、モバイルバッテリーやイヤホンがある「電気小物コーナー」の端に吊り下げられていることもあります。もし自力で見つけられない場合は、店員さんに「旅行用の荷物はかりはありますか?」と尋ねてみてください。
補足: 小型店舗では取り扱いがない場合も少なくありません。確実に手に入れたい場合は、事前に最寄りの大型店舗へ電話で在庫状況を確認しておくのがおすすめです。
必要な電池は別売りなので注意
ここで最も気をつけていただきたいのが、電池に関する落とし穴です。100均で販売されているラゲッジスケールの多くは、電池が別売りとなっています。
本体だけを買って安心してしまい、旅行先のホテルでいざ使おうとパッケージを開けたら電源が入らない、という失敗談は後を絶ちません。必要な電池は、主に「CR2032」などのリチウムコイン電池です。
本体をカゴに入れる際、必ず同じ店舗の電池コーナーに立ち寄り、対応するボタン電池を一緒に購入するよう心がけましょう。
注意点: 商品によって必要な電池の種類(LR44など)が異なる場合があります。購入前に必ずパッケージの裏面を確認し、指定された電池を選んでください(参照:消費者庁:ボタン電池誤飲を防ぐために!)。
手のひらサイズで旅行バッグの邪魔にならない

旅行の荷物を少しでも減らしたい読者にとって、はかり自体が重かったり、かさばったりしないかという点は見落とされがちですが重要な関心事です。
実際に手に取ってみると、本体の重さは約50g程度と非常に軽く作られています。さらに、ポケットにもすっぽり入る手のひらサイズなので、スーツケースの隙間やリュックの小さなポケットに入れてもまったく邪魔になりません。これなら気軽に旅行へ持っていくことができます。
自宅なら体重計で代用可能だが、旅行先では?

専用のスケールが手元にない場合、自宅であれば一般的な体重計を使って代用することができます。測り方は非常にシンプルです。
まず、自分自身が体重計に乗り、体重をメモします。次に、荷物を抱えた状態で再び体重計に乗り、その合計数値から先ほどの自分の体重を引き算するだけです。自宅から出発する前のパッキングであれば、この方法で十分に重さを把握できるでしょう。
しかし、旅行先ではそうはいきません。ホテルの客室に体重計が備え付けられていることは稀であり、大浴場の脱衣所まで重いスーツケースを運ぶのは現実的ではありません。だからこそ、携帯できるラゲッジスケールが一つあると非常に重宝するのです。
簡単な使い方と重さの測り方手順

機械の操作が苦手な方でも、使い方は驚くほど簡単です。以下の3つのステップを踏むだけで、誰でもあっという間に重さを測ることができます。
測り方の手順
- はかりのベルト部分を、スーツケースやカバンの持ち手にくぐらせて、バックルをカチッと留めます。
- 本体の電源ボタンを押し、液晶パネルの数字が「0.00」になるのを待ちます。
- 本体を両手でしっかりと握り、荷物が床から離れるまでゆっくりと水平に持ち上げます。
持ち上げた状態で数秒間静止すると、数値が固定されて画面に表示されます。片手で持ち上げると本体が傾いてしまい、正確な数値が出にくくなるため、必ず両手で安定させて持ち上げるのがコツです。
注意!kgとlbの単位間違いを防ぐ

いざ使おうとした時、画面の数字がおかしいと焦ったことはありませんか。100均のラゲッジスケールは、海外基準の「lb(ポンド)」や「oz(オンス)」に単位が切り替わる機能が備わっていることが多くあります。
電源ボタンを押すタイミングや長押しによって、意図せず単位が切り替わってしまうのが原因です。画面に小さく表示されている単位が「kg」になっているかを、荷物を持ち上げる前に必ず確認するようにしてください。
安くても安心できる精度の高さ

500円という安価な商品であるため、「本当に正しい重さが測れるのか?」と不安に思う方もいるかもしれません。結論から言うと、旅行用の目安としては十分すぎる精度を持っています。
もちろん、数千円する業務用の計量器と比べれば、数十グラム程度の誤差が生じる可能性はあります。しかし、私たちが知りたいのは「10kgを超えていないか」「宅配便の15kg枠に収まっているか」といった大まかな基準です。
数グラム単位の厳密な計量が求められるわけではないため、実用上まったく問題なく活躍してくれます。
ベルトは千切れない?商品の耐久性

「500円の商品で20kgのスーツケースを持ち上げて、ベルトが千切れたりしないか」と不安に感じる方もいるはずです。前述の通り最大50kgまで対応しているため、ベルト部分はナイロンなどのしっかりとした丈夫な素材で作られています。
ただし、勢いよく乱暴に持ち上げると、本体の接続部分に瞬間的な強い負荷がかかってしまいます。計量する際は、急に持ち上げず「ゆっくりと垂直に引き上げる」ことを意識すれば、破損のリスクを大幅に減らすことができます。
100均のラゲッジスケール便利な活用術
ラゲッジスケールは、飛行機に乗る人だけが必要なアイテムだと思い込んでいませんか。ここからは、車や高速バス、電車を利用した国内旅行において、具体的にどのような場面で役立つのかを詳しく解説していきます。
国内旅行の荷物トラブルを未然に防ぐ

国内旅行では、LCC(格安航空会社)のような厳しい手荷物検査がないため、重さに対して油断してしまいがちです。しかし、帰り道はお土産をたくさん買い込み、行きよりも荷物がぐっと重くなります。
重すぎるスーツケースは、駅の階段を上り下りする際に体力を奪うだけでなく、交通機関を利用する際の思わぬトラブルの種になります。
事前にはかりで重量を可視化しておくことで、「これ以上は手で持って帰れないから送ろう」「重い荷物はリュックに移そう」といった冷静な判断ができるようになるのです。
高速バスの厳しいトランク重量制限

高速バスや夜行バスを利用する際、大きな荷物を車体下のトランクに預ける方は多いでしょう。実はこのトランク預け入れには、各バス会社によって明確なルールが定められています。
多くの路線では、「お一人様につき1個まで」という個数制限に加えて、「重さ10kg以内」あるいは「30kg以内」といった重量制限が設けられています。もし規定をオーバーしていると、乗車当日にバス停で積み込みを断られてしまうリスクがあります(参照:WILLER TRAVEL:手荷物について(高速バス・夜行バス))。
出発の直前にバス停で「重すぎるので乗せられません」と言われたら、パニックになってしまいますよね。乗車前にホテルでサッと測っておけば、安心してバスを待つことができます。
※数値はあくまで一般的な目安です。各バス会社の正確な規定や持ち込みルールについては、必ずご利用のバス会社の公式サイト等をご確認ください。
お土産を宅配便で送る前の事前計量

電車や車での長距離移動を少しでも身軽にするため、旅行先から自宅へ荷物を宅配便で送るテクニックは非常に有効です。この時、送料の仕組みを理解しておくと無駄な出費を抑えられます。
宅配便の料金は、ダンボールやスーツケースの「縦・横・高さの合計サイズ」だけで決まるわけではありません。実際には、「サイズ」と「実重量」を比較し、大きい方の運賃が適用される仕組みになっています。
ワンサイズ下げて送料を節約するコツ

前述の通り、送料はサイズと重さのバランスで決まります。例えば、スーツケースの大きさが「120サイズ」に収まっていても、中にお酒や瓶詰めの調味料などを詰め込みすぎて重さが15kgを超えてしまうと、一つ上の「140サイズ」の料金を請求されてしまいます。
ここで100均のラゲッジスケールが本領を発揮します。梱包した直後に重さを測り、「あと500g減らせばワンサイズ下の安い料金になる」とわかれば、重い液体類や本を手荷物のトートバッグに移すだけで、簡単に送料を節約できるのです。
一般的な宅配便の重量区分の目安: ・100サイズ:10kgまで ・120サイズ:15kgまで ・140サイズ:20kgまで
※運賃や規定はあくまで一般的な目安であり、運送会社によって異なる場合があります。正確な情報はヤマト運輸公式サイト等で最新の料金表をご確認ください。最終的な判断は各配送業者にご確認をお願いいたします(参照:ヤマト運輸:宅急便のサイズについて)。
100均のラゲッジスケールまとめ
いかがでしたでしょうか。飛行機に乗らない国内旅行でも、手元に一つあるだけで様々なトラブルを回避し、お得に旅を楽しむことができます。最後に、今回ご紹介した重要なポイントを振り返っておきましょう。
- 100円ショップで手軽に購入できる便利なはかりである
- ダイソーやキャンドゥなどで取り扱いがある
- 価格は税込み550円で販売されていることが多い
- セリアでは基本的に取り扱いがないため注意する
- 売り切れ時は3COINSやネット通販も選択肢になる
- トラベル用品や電気小物のコーナーに置かれている
- 本体に加えてCR2032などのボタン電池が必要になる
- 電池は別売りなので本体と一緒に購入しておく
- 手のひらサイズで約50gと軽量なので持ち運びやすい
- 自宅なら体重計を使って荷物の重さを引き算で代用できる
- 使い方はベルトを通し両手でゆっくり持ち上げるだけ
- 単位がポンドなどに切り替わっていないか確認する
- 最大50kg対応の丈夫な素材だが急な持ち上げは避ける
- 数十グラムの誤差はあるが目安としては十分な精度
- 高速バスのトランクは10キロなどの重量制限がある
- 宅配便は重いものを手荷物に移せば送料を節約できる



